入力データの値を、あるカテゴリごとに分類することができます。これにより、異なる値を持つ入力データ同士を同じグループとみなして処理できます。
以下に、都道府県を地方別に分類し、地方ごとに集計する例を示します。
図4.5 データ値ごとに分類する例

地方ごとの売上げ合計を算出することで、地方ごとの傾向が分析できます。
指定例
集計処理で仮想項目定義を指定する例を以下に示します。
集計条件ファイル
| LCondition | {$地方コード :=                 IF      $所在地 == "東京"   OR
                        $所在地 == "神奈川" OR
                        $所在地 == "埼玉"   THEN 1
                ELSEIF  $所在地 == "愛知"   OR
                        $所在地 == "岐阜"   OR
                        $所在地 == "三重"   OR
                        $所在地 == "静岡"   THEN 2
                ELSEIF  $所在地 == "大阪"   OR
                        $所在地 == "京都"   THEN 3
                ELSE EMPTY
                ENDIF
} | 
| グループ式 | $地方コード } | 
| 集計式 | sum( $売上げ ) 売上げの合計 |