入力データのある項目の値に基づいて、処理の対象とする入力データの項目を選択することができます。
以下は、顧客の購入個数によって、2つある価格のうちのどちらを販売価格として用いるかを選択する例です。
指定例
ソート処理で条件を指定する例を以下に示します。
連結条件ファイル
LCondition | { $販売価格 := IF $個数 <= 10 THEN $価格1 ELSEIF $個数 > 10 THEN $価格2 ELSE EMPTY ENDIF } |
連結条件式 | { join (Jnl, Mst, $商品ID == $商品コード ,"LEFT") } |
リターン式 | { $日付, $顧客ID, $販売価格, val($販売価格) * val($個数) 合計 } |
ポイント
通信販売などで、たくさん購入してくれた顧客には安い単価が設定される業務などに適用できます。判断基準の販売個数を変更したり、判断条件を増やしたりすることで、適用範囲が広がります。
このように仮想項目機能を使えば、業務状況に応じた変更が簡単にできます。