Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第4章 サービスのセットアップ

4.2 サービスの追加

セットアップ済みのサーバに対し、新たにサービスの追加を行います。

セットアップを行う前に、セットアップに必要な情報を確認しておく必要があります。セットアップに必要な情報については、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。

◆[to config]コマンドの操作

[to config]コマンを使用してサービスを追加します。[to config]コマンドの基本的な操作方法については、"3.3 ディレクトリサーバの作成"の"◆[to config]コマンドの基本操作"を参照してください。

◆[to config]コマンドの起

日本語表示できるtelnet端末などからTeamWARE Officeシステム管理者用IDを使用してログインし、[to config]コマンドを起動します。

説明

操 作 方 法


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<日本語表示できるtelnet端末での実行>
login: twu
Password: ********
$ LANG=ja
$ export LANG
$ to config

[説明]

  1. TeamWARE Officeシステム管理者用ID(twu)を使用してサーバにログインします。
  2. TeamWARE Officeシステム管理者用IDのパスワードを入力します。
  3. [to config]コマンドを日本語で使用するため、"LANG=ja"を設定します。
  4. 定義済みのLANG変数をエクスポートします。
  5. [to config]コマンドを起動します。

◆インストールモーの選択

[to config]コマンドには、クイックモーとエキスパートモーという2つのモードがあります。クイックモードを使用すると、最小限の質問に答えるだけでセットアップを行うことができます。エキスパートモードを使用すると、セットアップパラメータのすべてを設定できます。各モードで、どのセットアップパラメータを入力すべきかについては、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。

本マニュアルでは、エキスパートモードで実行した例を掲載しています。なお、クイックモードで設定可能な項目については、表中に印("○"と"※")が付いています。"○"は設定/変更可能、"※"は設定のみ可能を示します。

 

説明

操 作 方 法

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5

エキスパートモードにしますか?[yes  ]
環境パラメタを変更しますか?[no  ]
このサーバはディレクトリサーバとして既にセットアップ済です.
セットアップ作業を進めるにはシステム管理者としてログインする必要があります.
システム管理者のパスワードを入力してください:[********        ]
=======================================================
オプションセットアップ
選択 1=トランスポート, 2=ライセンス, 3=サービス, 5=サーバ or 9=終了:3

[説明]

  1. クイックモードを選択する場合は、何も入力せず[ENTER]キーを押します。エキスパートモードを選択する場合は、"yes"と入力します。
  2. 環境パラメータを変更するか、変更しないかを指定します。変更する場合は、"yes"を入力します。変更しない場合は、[ENTER]キーを押します。環境パラメータの変更方法については、"3.3 ディレクトリサーバの作成"の"◆環境パラメータの定義"を参照してください。
  3. このTeamWARE Officeサーバがディレクトリサーバであれば、本メッセージが出力されます。アプリケーションサーバであれば、"このサーバはアプリケーションサーバとしてすでにセットアップ済です"のメッセージが出力されます。
  4. TeamWARE Officeシステム管理者ID(ADMIN)のパスワードを入力します。
  5. サービスのインストールを行うため、"3"を入力します。

◆追加するサ−ビスの選

追加するサービスを選択します。

説明

操 作 方 法


















1

選択1=トランスポート, 2=ライセンス, 3=サービス, 5=サーバ or 9=終了:3
=======================================================
サービスセットアップ
1 = Notifier
2 = メッセージルータ
3 = Mailサービス
4 = POP3サービス
5 = Calendarサービス
6 = Libraryサービス
7 = SearchProサービス
8 = Forumサービス
9 = LDAPサービス
11 = MIMEゲートウェイ
14 = NNTPサービス
17 = Webサービス
22 = MailArchiveゲートウェイ
0 = 終了
選択:1

[説明]

  1. 追加するサービスを数字で選択します。たとえば、Notifierを追加する場合は、"1"を入力します。

  • メッセージルータ、MIMEゲートウェイ、NNTPサービスは1サイト内で1つだけしかインストールできません。詳細については、"A.1 インストール時の制限事項"および"TeamWARE Office 管理者ガイド"を参照してください。
  • メッセージルータはディレクトリサーバと同じサーバにインストールしてください。Mailサービスを利用する場合、メッセージルータは必須です。
  • MIMEゲートウェイをインストールする前に、メッセージルータをインストールしてください。
  • IMAP4サービスは、Mailサービスをインストールするときに選択します。IMAP4サービスは、同じサーバにメールボックスを持つユーザだけが使用できます。そのため、すべてのユーザがIMAP4サービスを使用できるようにするには、MailサービスをインストールするすべてのサーバにIMAP4サービスをインストールする必要があります。

下へ4.2.1 Notifierのインストール
下へ4.2.2 メッセージルータのインストール
下へ4.2.3 Mailサービスのインストール
下へ4.2.4 POP3サービスのインストール
下へ4.2.5 Calendarサービスのインストール
下へ4.2.6 Libraryサービスのインストール
下へ4.2.7 SearchProサービスのインストール
下へ4.2.8 Forumサービスのインストール
下へ4.2.9 MIMEゲートウェイのインストール
下へ4.2.10 NNTPサービスのインストール
下へ4.2.11 Webサービスのインストール
下へ4.2.12 MailArchiveゲートウェイのインストール
下へ4.2.13 セットアップの終了

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