Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
|
目次
索引

|
3.3 ディレクトリサーバの作成
ここでは、新しくTeamWARE Officeをインストールし、ディレクトリサーバを作成する場合について説明します。
◆[to config]コマンドの基本操作
"3.2 サーバソフトウェアのインストール"に示されている操作によりサーバソフトウェアのインストールが正常に完了したら、[to config]コマンドを使用してTeamWARE Officeサーバのセットアップを開始します。以下に、[to config]コマンドの基本操作を示します。

- 環境変数"LANG"に日本語が正しく表示できる値が設定されていない場合、出力されるメッセージが文字化けする場合があります。お客様の環境に合わせて日本語が正しく表示できる環境変数"LANG"を設定してください。
- X端末や、他のUNIXマシンからのリモートログインによる[to config]コマンドは使用できません。[to config]コマンドを行う場合は、以下の手順で行ってください。
- ネットワークに接続しているパソコンから、telnetを起動(コマンドプロンプトから"telnet"と入力)します。
- telnet画面の場合はメニューバーの"ターミナルの設定"により、エミュレーションを"VT-100漢字"、漢字コードセットを"日本語EUC "に設定します。コマンドプロンプト画面の場合はsetコマンドにより、TERMを"VT100"、CODESETを"japanese EUC"に設定します。
- TeamWARE Office サーバに接続します。このとき、ログイン名にTeamWARE Officeシステム管理者用IDを指定してください。[to config]を行います。
- 上記の設定で[to config ]を行って文字化けが発生した場合は、環境変数LANGに"eng" を設定して[to config ]を再実行してください。この場合、出力されるメッセージは英語になります。
<Bシェルでの設定例>を以下に示します。
login: twu
Password: ********
$LANG=eng
$export LANG
$to config |
- 入力内容の確認
[to config]コマンドは、ステップごとにすべての入力内容を確認し、インストール手順の各部分を完了してから、次のステップへ進む形式になっています。したがって、間違った入力やシステムのトラブルがある場合は、ただちにそのことがわかるようになっています。一通りの設定が済むと、以下のメッセージが表示されます。
入力した情報に誤りがなければ、[ENTER]キーを押して次のセットアップへ進むことができます。[n]を答えた場合、設定した情報を変更することができます。 |
- 省略可能なパラメータの入力
質問に対する標準設定値は、かっこでくくられた形で表示されます。この値でよければ、[ENTER]キーを押します。ほかの値に変更したい場合は、その値を入力してから[ENTER]キーを押します。
◆[to config]コマンドの起動
日本語表示できるtelnet端末などからTeamWARE Officeシステム管理者用IDを使用してログインし、[to config]コマンドを起動します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
2
3
4
5
|
<日本語表示できるtelnet端末での実行:Bシェルでの実行例>
login: twu
Password: ********
$ LANG=ja
$ export LANG
$ to config |
[説明]
- TeamWARE Officeシステム管理者用ID(twu)を使用してサーバにログインします。
- TeamWARE Officeシステム管理者用IDのパスワードを入力します。
- [to config]コマンドを日本語で使用するため、"LANG=ja"を設定します。
- 定義済みのLANG変数をエクスポートします。
- [to config]コマンドを起動します。
◆インストールモードの選択
[to config]コマンドには、クイックモードとエキスパートモードという2つのモードがあります。クイックモードを使用すると、最小限の質問に答えるだけでセットアップを行うことができます。エキスパートモードを使用すると、セットアップパラメータのすべてを設定することができます。各モードで、どのセットアップパラメータを入力すべきかについては、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。

本マニュアルでは、エキスパートモードで実行した例を掲載しています。なお、クイックモードで設定可能な項目については、表中に印("○"と"※")が付いています。"○"は設定/変更可能、"※"は設定のみ可能を示します。 |
説明 |
操 作 方 法 |
1 |
エキスパートモードにしますか?[yes ] |
[説明]
- クイックモードを選択する場合は、何も入力せず[ENTER]キーを押します。エキスパートモードを選択する場合は、"yes"と入力します。
◆環境パラメータの定義
セマフォ識別キー、使用するセマフォキーの数、アラートメッセージを出すディスク容量限界値、および、一時停止するディスク容量限界値を設定します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
2
3
4
5
6 |
環境パラメータを変更しますか?[yes ]
=======================================================
環境セットアップパラメータ (UNIX)
セマフォ識別キーの範囲は同一のものがないように定義してください.
このコンピュータ上で稼動している他のアプリケーションが同一のキーを使うことはできませ
ん.
最初のキーを16進数で入力してください.[400 ]
使用するキーの数を16進数で入力してください.[2000 ]
環境セットアップパラメータ (全般)
アラートメッセージを出すディスク容量限界値をメガバイト単位で入力してください.
[100 ]
一時停止するディスク容量限界値をメガバイト単位で入力してください.[20 ]
これらの値でよろしいですか?[yes ] |
[説明]
- 環境パラメータを変更する場合、"yes"を入力します。
- セマフォIDキーを定義します。標準設定では、400です。
- セマフォIDキーの使用キー数を指定します。標準設定では、2000です。
- 利用可能なディスク容量の容量限界値を指定します。これを、ディスク容量警告レベルと呼びます。ディスクの空き容量がこれより少なくなると、TeamWARE Officeはシステム管理者宛てに警告を発信して、サーバの空きディスク容量を増やすよう指示します。標準設定では、100(MB)です。
- ディスクの空き容量がなくなる前に、TeamWARE Officeを一時停止させる限界値を指定します。これを、ディスク容量一時停止レベルと呼びます。ディスクの空き容量が一時停止レベルに達すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を一時停止します。標準設定では、20(MB)です。
- 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

システム管理者がディスクの空き容量を増やす作業を実施し、ディスクの空き容量がディスク容量警告レベルより増加すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を再開します。 |
◆サイト識別番号の定義
ディレクトリサーバの作成を指定します。このとき、サイト識別番号を入力します。サイト識別番号は、任意の9桁の数字を指定します。他サイトのサイト識別番号と重複しないよう注意してください。システム管理者は、このサイト識別番号が重複しないよう管理する必要があります。
サイト識別番号を重複させない方法の例を以下に示します。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2
|
サーバはまだセットアップされていません.アプリケーションサーバ、またはディレクト
リサーバとしてセットアップできます.
ディレクトリサーバとしてセットアップしますか(新しいサイトを作成します)?[yes ]
=======================================================
新しいサイトを作成するにはサイト識別番号を入力しなければなりません.
サイト識別番号インストール
サイト識別番号(9桁の数字)?[987654321]
======================================================= |
※
|
[説明]
- ディレクトリサーバを作成するため、"yes"を入力します。
- サイト識別番号を入力します。他サイトのサイト識別番号と重複しないよう注意してください。

サイト識別番号が重複すると、そのサイト間ではメッセージルータを用いたメール交換や、ディレクトリ情報の交換ができなくなります。サイト識別番号は変更することができないため、重複しないように注意してください。 |
◆サイト情報、ディレクトリサーバ情報の定義
新しく作成するTeamWARE Officeサイトに名前を付け、ローカル時間と協定世界時(UTC)との時差を指定します。また、ディレクトリサーバに名前を付け、サーバのパスワードを設定します。さらに、Directoryサービスに名前を付けます。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2
3
4
|
サーバセットアップパラメータ (ディレクトリサーバ)
サイト名を入力してください:[tokyo1 ]
ローカル時間と協定世界時(UTC)との時差を分単位で設定してください(日本では540分で
す):[540 ]
サーバ名を入力してください:[tokyo1 DIRECTORY SERVER ]
Directoryサービス名を入力してください:[tokyo1 DIRECTORY SERVICE ] |
〇
〇
|
[説明]
- サイト名を入力します。58文字以内の英数字で指定できます。標準設定の名前はありません。他サイトのサイト名と重複しないよう注意してください。
- 協定世界時との時差を分単位で設定します。標準設定は540分であり、日本でTeamWARE Officeを使用する場合は、変更する必要はありません。
- サーバ名を入力します。 TeamWARE Adminアプリケーションから複数のサーバを区別しやすいようにします。64文字以内の英数字で指定できますが、わかりやすい名前にすることをお勧めします。
- Directoryサービスの名前を設定します。64文字以内の英数字で指定できます。
◆ビリングイベントログ、監査イベントログ保存先の定義
ビリングイベントログ、監査イベントログの保存先パス名を指定します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
2
|
ビリングイベントログファイルのパス名を入力してください.
[/to/billing ]
監査イベントログファイルのパス名を入力してください.
[/to/audit ] |
[説明]
- ビリングイベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
- <インストール先ディレクトリ>/billing
- 監査イベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
- <インストール先ディレクトリ>/audit
◆Directoryデータベース格納用パス名の定義
Directoryデータベースファイルを格納するパス名を定義します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
2
3
|
Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を入力してください.
[/to/database ]
Directory サービスデータベースのインデックスファイル用のパス名を入力してくださ
い.[/to/database ]
Directory サービスデータベースの添付ファイル用のパス名を入力してください.
[/to/database ] |
[説明]
- Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database
- Directory サービスデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database
- Directory サービスデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database

- Directory用データベースファイルは1度作成すると、別のディレクトリに移動することはできません。このため、選択したディレクトリには十分な空き容量を確保しておいてください。
- Directory サービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
- パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。
- データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) /to/database |
◆Directoryデータベース用キャッシュサイズの定義
Directoryサービスのデータベースに対するキャッシュサイズを設定します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
|
Directory サービスデータベースのインデックスキャッシュサイズをキロバイト単位で入力し
てください.[1024 ] |
[説明]
- インデックスキーの保管用に確保するRAMメモリのサイズを指定します。標準設定では1024(KB)です。また、0を指定すると標準設定の値が採用されます。

キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースをもつセンタなどでは、この値の変更を検討してください。 |
◆Directoryサービスの監査イベントログ記録の定義
Directoryサービスの監査イベントログを記録するかどうかを設定します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
|
Directory サービスの監査イベントログの記録を指定することができます。
監査イベントログを記録する場合、以下の注意事項があります。
[注意]
監査イベントログにはTeamWARE Officeシステムの運用状況が記録され、
動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報です。ただし、監査イベ
ントログを記録する場合には十分なディスク容量が必要となり、定期的
なメンテナンスが必要となります。
以下の問い合わせに"yes"を指定した場合、すべての種類が記録されます。
ディレクトリサーバの作成時に"no"を指定した場合、すべての種類が記録さ
れません。
ディレクトリサーバの更新時に"no"を指定した場合、記録の設定は現在のまま
となります。
Directoryサービスの監査イベントログを記録しますか?[Yes ] |
[説明]
- Directoryサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
-"yes"を指定した場合、Directoryサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
-"no"を指定した場合、Directoryサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、"TeamWARE Office管理者ガイド"の"18.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
◆TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードの定義
TeamWARE Officeのシステム管理者用パスワードを指定します。
セットアッププログラムはTeamWARE Officeシステム管理者用に以下のユーザを登録します。
ユーザ名 : ADMIN
パスワード : 以下の操作で指定した文字列
パスワードは、8〜48文字の印刷可能なASCII文字で入力します。これは省略不可能で、標準設定のパスワードはありません。また、パスワードは大文字と小文字が区別されます。このパスワードは、システム管理者としてログインして、ほかのユーザアカウント、サーバ、サービスなどを追加、変更、または削除する場合に必要となります。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2 |
システム管理者のパスワードを設定してください:[******** ]
パスワードを確認してください:[******** ] |
※
|
[説明]
- TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードを入力します。
- 確認のため、TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードを再入力します。
◆エンタープライズ階層の定義
エンタープライズを構成するサイトタイプを指定します。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2
|
サイトタイプ:
2 = エリアメンバー
4 = エンタープライズマスター
このサイトのタイプを入力してください: [ 4 ]
これらの値でよろしいですか?[yes ] |
※
|
[説明]
- エンタープライズを構成するサイトタイプを選択します。
- エリアメンバー
このサイトは、エリア内のマスターサイト配下に複数存在します。
このサイトには、上位のマスターサイトが一元管理する自エリアの情報、組織情報が配布されます。
- エンタープライズマスター
このエンタープライズマスターサイトがただ1つのマスターサイトとなります。

エンタープライズシステムを構築する場合には、エンタープライズマスターサイトを最初にセットアップする必要があります。 |
- 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
◆エンタープライズ階層の詳細情報の定義
エンタープライズ階層の詳細情報を定義します。
サイトタイプでエンタープライズマスターを選択した場合
サイトタイプでエンタープライズマスターを選択した場合は、以下の情報を定義します。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2
3
4 |
国名:[jp ]
組織名:[富士通 ]
エリア名:[東京 ]
これらの値でよろしいですか?[Yes ] |
※
※
※
|
[説明]
- 国名を3文字以内の半角英小文字で指定します。省略した場合は、国名は設定されません。通常、日本では"jp"を指定します。
- 組織名を指定します。組織名は、半角で64文字、全角で32文字以内で指定します。
- エンタープライズマスターが管理するエリア名を指定します。エリア名は、半角で55文字、全角で27文字以内で指定します。
- 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
サイトタイプでエリアメンバーを選択した場合
サイトタイプでエリアメンバーを選択した場合は、以下の情報を定義します。
説明 |
操 作 方 法 |
クイック |
1
2
3
4
5
6
7 |
国名:[jp ]
組織名:[富士通 ]
エリア名:[東京 ]
マスターサイト識別名:[Tokyo ]
マスターサイトはWindows NTシステムですか?:[yes ]
このサイトは複数エリアエンタープライズの一部ですか?:[no ]
これらの値でよろしいですか?[yes ] |
※
※
※
※
※
※
|
[説明]
- 国名を3文字以内の半角英小文字で指定します。省略した場合は、国名は設定されません。通常、日本では"jp"を指定します。
- 組織名を指定します。組織名は、エンタープライズマスターサイトで指定した組識名と同じ名前を指定します。
- マスターサイトで指定したエリア名を指定します。
- マスターサイトのホスト名を指定します。この名前はマスターサイトとTCP/IPで通信するために使用されます(注意:このホスト名はhostsファイルに定義されている必要があります)。
- マスターサイトがWindows NT(R)システムの場合は、"yes"を指定します。
- このサイトはシングルエリアシステムのメンバサイトのため、"no"を指定します。
- 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
◆トランスポートの定義
ディレクトリサーバのトランスポートを定義します。
説明 |
操 作 方 法 |
1
2
3
4
5
6
7
8
9
|
=======================================================
オプションセットアップ
選択 1=トランスポート, 2=ライセンス, 3=サービス, 5=サーバ or 9=終了:1
=======================================================
現在インストールされているトランスポート(s):
(なし)
セットアップするトランスポート番号を選択してください(1または3、0で戻る):1
新トランスポートドライバー番号 1をセットアップしています.
トランスポートドライバー名を入力してください:[tcpip]
コネクションタイムのアウト時間を秒単位で指定してください:[240 ]
インタフェースアダプター番号を指定してください (0はシステム標準設定):[0 ]
サーバのコンピュータ名を入力します.
通常は空欄のままEnterキーを押してください.
空欄の場合、システム標準設定のIPアドレスが使用されます.
コンピュータ名またはIPアドレスを入力してください (任意):[ ]
=======================================================
現在インストールされているトランスポート(s):
1 = tcpip,240,0,
セットアップするトランスポート番号を選択してください(1または3、0で戻る):0
=======================================================
現在インストールされているトランスポート(s):
1 = tcpip,240,0,
使用するサーバトランスポートを入力してください:[1 ]
これらの値でよろしいですか?[yes ]
=======================================================
オプションセットアップ
選択1=トランスポート, 2=ライセンス, 3=サービス, 5=サーバ or 9=終了:3 |
[説明]
- オプションのセットアップで、トランスポートを選択するため、"1"を入力します。
- トランスポート番号は、必ず"1"を設定します。"1"は、TCP/IP用のトランスポートであることを示しています。
- 標準ソフトウェアパッケージに入っているトランスポートプロトコルはTCP/IPです。変更する必要がないため、[ENTER]キーを押します。
- コネクションタイムアウト時間を指定できます。通常は、特に変更の必要がないため、[ENTER]キーを押します。
- インタフェースアダプター番号を指定できます。通常は、特に変更の必要がないため、[ENTER]キーを押します。
- サーバのコンピュータ名には、IPアドレス、hostsファイルで定義したホスト名またはDNS完全修飾ドメイン名を指定できます。通常は、システム標準設定のコンピュータ名でよいため、何も入力せず[ENTER]キーを押します。ただし、LANボードを2枚実装している運用形態などでは、設定に注意が必要です。詳細については、"TeamWARE Office管理者ガイド"を参照してください。
- トランスポートの設定が完了したら、"0"を入力してトランスポートの設定を終了します。
- 設定したトランスポートを選択し、番号を入力します。
- 入力した値に間違いがなければ、[ENTER]キーを押します。
◆新規サイトの作成の終了
これで、新規サイトのセットアップとDirectoryサービスのセットアップが完了しました。続いてサービスのセットアップを行います。詳細については、"4.2 サービスの追加"の"◆追加するサービスの選択"以降を参照してください。
Copyright(C) TeamWARE Group Oy 2007 and Fujitsu Limited 2007 and/or their licensors