Solaris TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第4章 サービスのセットアップ> 4.2 サービスの追加

4.2.3 Mailサービスのインストール

MailサービおよびIMAP4サービをインストールします。インストール時に、Mailサービスのサービス名や、データベースの情報などを定義します。

説明

操 作 方 法

クイック

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選択:3
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Mailサービスセットアップ
Mailサービス名を入力してください:[tokyo1 DIRECTORY SERVER MAIL    ]
このメールサーバでIMAP4サービスを使用しますか?[yes ]
メールボックスの最大サイズをキロバイト単位で入力してください (0で無制限):
[0    ]
メッセージの最大サイズをキロバイト単位で入力してください (0で無制限):[0    ]
メール監視間隔を秒単位で指定してください:[60    ]
Mailサービスデータベースのデータファイル用のパス名を入力してください.[/to/database  ]
Mailサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名を入力してください.
[/to/database                ]
Mailサービスデータベースの添付ファイル用のパス名を入力してください.[/to/database  ]
Mailサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズをキロバイト単位で入力し
てください.[1024 ]
Mailサービスの監査イベントログの記録を指定することができます。
監査イベントログを記録する場合、以下の注意事項があります。
監査イベントログにはTeamWARE Officeシステムの運用状況が記録され、
動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報です。ただし、監査イベ
ントログを記録する場合には十分なディスク容量が必要となり、定期的
なメンテナンスが必要となります。
以下の問い合わせに"yes"を指定した場合、すべての種類が記録されます。
サービスの作成または追加で"no"を指定した場合、すべての種類が記録され
ません。
サービスの更新で"no"を指定した場合、記録の設定は現在のままとなります。
Mailサービスの監査イベントログを記録しますか? [Yes  ]
これらの値でよろしいですか?[yes  ]


























[説明]

  1. Mailサービスのセットアップを選択します。
  2. Mailサービスのサービス名を指定します。サービス名はサイト内で一意でなくてはなりません。また、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サーバ名> MAIL"となります。
  3. このサーバでIMAP4サービスを使用する場合は、"yes"を入力します(IMAP4サービスがインストールされます)。標準設定では"no"となっています。IMAP4サービスのパラメータ設定については、"TeamWARE Office管理者ガイド"を参照してください。
  4. ユーザごとに割り当てるメールボックスの最大容量をキロバイト単位で指定します。この値は、Directoryアプリケーションでユーザアカウントの登録を行うとき、指定できる最大メールボックスの上限値となります。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0(無制限)となっています。
  5. 送信メールサイズの上限をキロバイト単位で指定します。サイズの大きい添付ファイルの付いたメールの送信を防ぐことができます。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0(無制限)となっています。
  6. Mailサービスが送信するメールは、いったん、メールキューに接続されたあと、メールの配信処理が実行されます。このメールキューを一定間隔で監視する時間を秒単位で指定します。値が小さいと、メールキューをチェックする頻度が上がり、システムに負荷がかかります。値が大きいと、メールキューをチェックする頻度が下がり、メールの配達が遅くなります。指定できる値の範囲は60〜600です。標準設定では60秒となっています。
  7. Mailデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
    <インストール先ディレクトリ>/database
  8. Mailデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
    <インストール先ディレクトリ>/database
  9. Mailデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
    <インストール先ディレクトリ>/database
  10. Mailデータベースのインデックスキャッシュをキロバイト単位で指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では1024(KB)となっています。また、0を指定すると標準設定の値が採用されます。
  11. Mailサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。

    監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
    監査イベントログの詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"18.7.2 監査イベントログ"を参照してください。

  12. 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

  • キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースを持つセンターなどでは、この値の変更を検討してください。
  • Mailサービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
  • パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。
  • データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
    例) /to/database


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