Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.1 クライアントAPIライブラリの機能 | > 6.1.2 LDAP操作の流れ |
Smart Repositoryサーバに対してエントリの検索を要求すると、検索でヒットしたエントリの情報が通知されます。エントリを検索する場合、以下の関数を使用します。
エントリを検索する場合、以下のパラメタを指定することができます。
これらのパラメタの中で、検索フィルタと属性名リストは省略することができます。検索フィルタと属性名リストを省略した場合、通知される情報は以下のようになります。
検索対象のエントリの中で、利用できるエントリが、すべて通知されます。
検索でヒットしたエントリの利用できる属性が、すべて通知されます。
また、以下に示すセションハンドルオプションのパラメタの設定により、検索処理の環境を指定することができます。
属性値の比較を行うことにより、属性値の読込みを行わずに値を判定することができます。属性値を比較する場合、以下の関数を使用します。
属性値を比較する場合、クライアントは、以下のパラメタを指定します。
Smart Repositoryサーバは、指定されたエントリの属性値が、クライアントが指定した値と一致しているかどうかを通知します。
エントリの変更では、指定された属性を追加/削除/置換することができます。この時、指定されなかった属性は変更しません。
エントリを変更する場合には、以下の関数を使用します。
エントリを変更する場合、クライアントは、パラメタとして以下のものを指定します。
Smart Repositoryサーバは、指定された変更操作の種類にしたがって以下の処理を行います。
既存の属性を指定した場合、指定された属性に属性値を追加します。
また、属性名のみを指定し、属性値を省略した場合には、指定された属性を削除します。
DNまたはRDNを変更する場合は、以下の関数を使用します。
各関数の仕様については、“エントリ名の変更”を参照してください。エントリのDNまたはRDNを変更する場合、クライアントは、パラメタとして以下のものを指定します。
エントリを追加する場合は、以下の関数を使用します。
ディレクトリツリー上にエントリを追加する場合、クライアントは、パラメタとして以下のものを指定します。
エントリを削除する場合、以下の関数を使用します。
エントリの削除では、クライアントはパラメタとして、エントリのDNを指定します。
非同期型の関数を使用してSmart Repositoryサーバに要求を送信した場合、以下の関数を使用することにより、要求を取消すことができます。
非同期要求を取消す場合には、取消したい非同期要求のメッセージIDを指定します。メッセージIDは、非同期要求を発行する際に通知されます。
ldap_abandon()、またはldap_abandon_ext()を発行した時点で、取消したい非同期要求のresult情報をすでに受信していた場合は、そのresult情報は破棄されます。
目次
索引
![]() ![]() |