| Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド | 
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| 第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.1 クライアントAPIライブラリの機能 | > 6.1.2 LDAP操作の流れ | 
セションのオープン/初期設定が完了したら、Smart Repositoryサーバにアクセスする前に、ユーザ認証を行う必要があります。ユーザ認証は、以下の関数を使用して行います。
LDAP V3プロトコルを使用する場合には、ユーザ認証を省略することができます。ユーザ認証を省略した場合、Smart Repositoryサーバへのアクセスは、アノニマス(匿名ユーザ)でのアクセスとして処理されます。
また、ldapssl_init()を使用してセションをオープンした場合、SSLによる安全な通信が可能になります。以下にセションのオープン/初期化とユーザ認証の組合せの表を示します。
| 組合せ | セションのオープン/初期設定 | ユーザ認証 | 使用されるセションと認証方法 | 
|---|---|---|---|
| a | ldap_init() | ldap_simple_bind() / | DN、パスワードを使用した簡易認証を行います。SSLの安全な通信経路は使用されません。 | 
| b | ldapssl_init() | ldap_simple_bind() / | DN、パスワードを使用した簡易認証を行い、SSLの安全な通信経路が使用されます。 | 
表の組合せa、bについて、以下に説明します。
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