| Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド | 
| 目次
			索引    | 
| 第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.2 関数インタフェース | > 6.2.4 リポジトリサーバとのユーザ認証 | 
この関数は、リポジトリサーバに対して非同期型の簡易認証を要求します。
【指定形式】
| int  ldap_simple_bind(
        LDAP  *ld,
        char  *dn,
        char  *passwd
        ); | 
【パラメタの説明】
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
BINDするためのDNのアドレスを指定します。NULLを指定した場合、リポジトリサーバにアノニマス(匿名ユーザ)でBINDします。
BINDするためのパスワードのアドレスを指定します。
【復帰値】
異常完了の場合、以下の原因が考えられます。
【注意事項】
アノニマスでのアクセスを行う場合は、dnパラメタおよびpasswdパラメタにNULLを指定します。また、LDAP V3プロトコルを使用する場合にBINDパラメタを省略すると、サーバへの要求は、すべてアノニマスアクセスとして処理されます。
BIND操作のresult情報を受け取る場合、ldap_result()を使用します。この時、ldap_simple_bind()の復帰値として返されたメッセージIDを指定します。詳細は、“処理結果の受取り/判定”を参照してください。
ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。
| 目次
			索引    |