Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.2 関数インタフェース | > 6.2.11 エントリの削除 |
この関数は、非同期型でエントリの削除を行います。この関数では、LDAPコントロールを指定することができます。
【指定形式】
int ldap_delete_ext( LDAP *ld, char *dn, LDAPControl **serverctrls, LDAPControl **clientctrls, int *msgidp ); |
【パラメタの説明】
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
削除するエントリの、DNのアドレスを指定します。
Smart Repositoryではサーバコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
本ライブラリではクライアントコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
メッセージIDを格納するための変数のアドレスを指定します。
【復帰値】
この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。
また、正常完了の場合には、msgidpパラメタで指定した変数にメッセージIDが設定されています。
【注意事項】
非同期関数の処理結果を受け取る場合、ldap_result()を使用します。この時、ldap_delete_ext()の復帰値として返されたメッセージIDを指定します。詳細は、“処理結果の受取り/判定”を参照してください。
削除することができるのは、リーフエントリ(ツリーの末端にあるエントリ)だけです。
LDAPエラーコードの値については、“LDAPエラーコード”を参照してください。
ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。
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