Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU - |
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表定義の追加後に、表のDSO定義を追加する場合には、CREATE DSO文を使用します。表のDSO定義の追加例を以下に示します。CREATE DSO文の指定方法の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。
例
製品表のDSOとして製品表DSOを追加します。
CREATE DSO 製品表DSO FROM STOCKS.製品表 ↑ ↑ 追加対象のDSO名 表名 TYPE SEQUENTIAL(PAGESIZE(4),ORDER(0)) ↑ データ構造
実表から表のDSO定義を削除する場合には、DROP DSO文を使用します。なお、削除対象のDSOに対して、インデックスのDSOが定義されているとき、あるいは表のDSIが定義されている場合には、当該DSO定義を削除することはできません。あらかじめ、関連するインデックスのDSO定義、あるいは表のDSI定義を削除しておく必要があります。
ただし、CASCADEを指定した場合、削除するDSOに関連するDSIはすべて削除されます。
表のDSO定義の削除例を以下に示します。
例
在庫管理DBに属するすべての表のDSOを削除します。
DROP DSO 在庫表DSO ↑ 削除対象のDSO名 DROP DSO 発注表DSO ↑ 削除対象のDSO名
表のDSO定義が済んでいる実表にインデックスのDSO定義を追加する場合には、CREATE DSO文を使用します。インデックスのDSO定義の追加例を以下に示します。CREATE DSO文の指定方法の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。
例
在庫表の倉庫番号の上に、インデックスのDSOとして在庫番号IXDSOを追加します。
CREATE DSO 在庫番号IXDSO INDEX ON STOCKS.在庫表(倉庫番号) ↑ ↑ ↑ 追加対象のインデックスの スキーマで 列名 DSO名 修飾された表名 TYPE BTREE (PAGESIZE1(16), PAGESIZE2(1))
実表からインデックスのDSO定義を削除する場合には、DROP DSO文を使用します。
インデックスのDSIが定義されている場合には、当該インデックスのDSO定義を削除することはできません。前もって、関連するインデックスのDSIを削除しておく必要があります。
ただし、CASCADEを指定した場合、削除するDSOが実表の場合に、それに関連するインデックスのDSOおよびそれに関連するDSIはすべて削除されます。
インデックスのDSO定義の削除例を以下に示します。
例
在庫管理DBに属するすべてのインデックスのDSOを削除します。
DROP DSO 製品名IXDSO ↑ 削除対象のインデックスのDSO名 DROP DSO 在庫番号IXDSO ↑ 削除対象のインデックスのDSO名
DSO定義済みの実表にDSI定義を追加する場合には、CREATE DSI文を使用します。CREATE DSI文の各項目の指定方法は、格納構造定義時の指定と同じです。
また、運用中のデータベースに対して表のDSI定義の追加が必要な場合は、応用プログラムを停止せずに表のDSI定義を追加することができます。
応用プログラム実行中に表のDSI定義を追加する場合は、rdbddlexコマンドの準備モード(-lオプション)で定義します。rdbddlexコマンドの詳細については、“RDBコマンドリファレンス”を参照してください。
表のDSI定義の追加例を以下に示します。CREATE DSI文の指定方法の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。
例
在庫管理DBに東海発注表DSIを追加します。この東海発注表DSIは、発注表DSOの配下に属し、かつデータベーススペースDBSP_3上に定義されるものとします。
CREATE DSI 東海発注表DSI DSO 発注表DSO USING (80, 89) ↑ ↑ ↑ 追加対象のDSI名 DSO名 分割キー値 ALLOCATE DATA ON DBSP_3 SIZE 2000M ← スペース割付け ↑ ↑ データベース 割付け量 スペース名
実表からDSI定義を削除する場合には、DROP DSI文を使用します。対象のDSIが表のDSIであり、それに関係するインデックスのDSIが存在する場合、当該DSI定義を削除することはできません。あらかじめ、関連するインデックスのDSIのDSI定義を削除しておく必要があります。
ただし、CASCADEを指定した場合、削除するDSIによる格納対象が表の場合に、それに関連するインデックスのDSIはすべて削除されます。
DSI定義の削除例を以下に示します。
例
在庫管理DBに属するすべてのDSIを削除します。
DROP DSI 製品名IXDSI ↑ 削除対象のDSI名 DROP DSI 在庫表DSI ↑ 削除対象のDSI名 DROP DSI 関西発注表DSI ↑ 削除対象のDSI名 DROP DSI 関東発注表DSI ↑ 削除対象のDSI名
インデックスのDSIを追加する場合には、CREATE DSI文を使用します。
rdbddlexコマンドの準備モード(-lオプション)で追加した表のDSIに関連するインデックスのDSIを定義する場合は、rdbddlexコマンドの準備モード(-lオプション)で定義します。rdbddlexコマンドの詳細については、“RDBコマンドリファレンス”を参照してください。
CREATE DSI 在庫番号IXDSI INDEX DSO 在庫番号IXDSO ↑ ↑ インデックスのDSI名 インデックスのDSO名 BASE 在庫表DSI ↑ 表のDSI名 ALLOCATE INDEX ON DBSP_4 SIZE 1M, ← スペース割付け BASE ON DBSP_4 SIZE 100M ← スペース割付け |
表のDSI定義の分割キー値を変更する場合には、ALTER DSI文を使用します。表の格納構造がSEQUENTIAL構造およびRANDOM構造の場合に分割キー値を変更することができます。以下に分割キー値の変更例を示します。
兵庫データを大阪データに統合したい場合の例を以下に示します。
[変更前]
CREATE DSO DSO01 FROM SCH01.TABLE01 TYPE SEQUENTIAL(PAGESIZE(4),ORDER(0)) WHERE(所在) = (?) CREATE DSI 東京DSI DSO DSO01 USING(N'東京') ALLOCATE DATA ON … CREATE DSI 大阪DSI DSO DSO01 USING(N'大阪') ALLOCATE DATA ON … CREATE DSI 兵庫DSI DSO DSO01 USING(N'兵庫') ALLOCATE DATA ON … : |
[DSI変更の例]
DROP DSI 兵庫DSI ALTER DSI 大阪DSI ALTER USING(N'大阪'), (N'兵庫') ↑ 変更する分割値 |
(1) 大阪データと兵庫データをファイルに出力します。- rdbunlコマンド
(2) 兵庫データのDSIを削除します。------------------ rdbddlexコマンド
(3) ALTER DSIにより分割値の変更を行います。-------- rdbddlexコマンド
(4) (1)のデータを同時にロードします。-------------- rdbsloaderコマンド
保存期間を3年としている売上データについて、保存対象となる年を変更する例を以下に示します。
[変更前]
CREATE DSO 売上表DSO FROM STOCKS.売上表 TYPE SEQUENTIAL(PAGESIZE(4),ORDER(0)) WHERE(年度, 月) = (?, ?) CREATE DSI 1月DSI DSO 売上表DSO USING (1999, 1),(2000, 1),(2001, 1) … CREATE DSI 2月DSI DSO 売上表DSO USING (1999, 2),(2000, 2),(2001, 2) … CREATE DSI 3月DSI DSO 売上表DSO USING (1999, 3),(2000, 3),(2001, 3) … : |
[DSI変更の指定例]
ALTER DSI 1月DSI ALTER USING(2000, 1),(2001, 1),(2002, 1) ALTER DSI 2月DSI ALTER USING(2000, 2),(2001, 2),(2002, 2) ALTER DSI 3月DSI ALTER USING(2000, 3),(2001, 3),(2002, 3) ↑ : 変更する分割値 |
スコープ定義を追加する場合は、CREATE SCOPE文を使用します。スコープ定義を追加する例を、以下に示します。CREATE SCOPE文の指定方法の詳細については、“スコープ定義”を参照してください。
例
スコープ“大阪スコープ”の追加の例
CREATE SCOPE 大阪スコープ ↑ スコープ名 DSI (大阪在庫表DSI,大阪発注表DSI) ↑ DSI名リスト
追加したスコープ定義を適用する場合は、APPLY SCOPE文を使用します。スコープ定義を適用する例を、以下に示します。APPLY SCOPE文の指定方法の詳細については、“スコープ定義の適用”を参照してください。
例
利用者“SUZUKI”にスコープ“大阪スコープ”を適用します。
APPLY SCOPE 大阪スコープ TO SUZUKI ↑ ↑ スコープ名 認可識別子
スコープ定義の解除は、RELEASE SCOPE文を使用します。APPLY SCOPE文により、利用者に適用されているスコープ定義を解除します。
RELEASE SCOPE文とAPPLY SCOPE文の実行者は、同じでなければなりません。
RELEASE SCOPE文の例を、以下に示します。
例
利用者“SUZUKI”に適用しているスコープ“大阪スコープ”を解除します。
RELEASE SCOPE 大阪スコープ FROM SUZUKI ↑ ↑ スコープ名 認可識別子
スコープ定義の削除は、DROP SCOPE文を使用します。APPLY SCOPE文により、利用者に適用されているスコープ定義も削除します。
DROP SCOPE文とCREATE SCOPE文は、同じ実行者でなければなりません。
DROP SCOPE文の例を、以下に示します。
例
スコープ“東京スコープ”の定義を削除します。
DROP SCOPE 東京スコープ ↑ スコープ名
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