Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第2章 データベースの作成
上へ2.8 格納構造の定義の適用

2.8.1 スコープ定義の適用

スコープ定義の適用は、APPLY SCOPEで行います。スコープ定義をある利用者に適用することにより、利用者は、指定された範囲で表のデータ操作ができます。

APPLY SCOPE文の実行者は、スコープの定義者でなければなりません。

スコープの適用の例を、以下に示します。

利用者“SUZUKI”にスコープ“東京スコープ”を適用します。
APPLY SCOPE  東京スコープ
           ↑
         スコープ名

    TO   SUZUKI
        ↑
      認可識別子

■スコープ名

スコープ名は、表の利用者に対して適用するスコープの名前を指定します。36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

スコープ名は、CREATE SCOPE文で定義されていなければなりません。スコープ名はデータベース内で一意です。

■認可識別

認可識別子は、スコープの利用者を指定します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2003