Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成
上へ2.7 格納構造の定義

2.7.7 スコープ定義

スコープ定義は、CREATE SCOPEで行います。

CREATE SCOPE文の定義者と表のDSIの定義者は、同じでなければなりません。

スコープ“東京スコープ”の定義
CREATE SCOPE  東京スコープ
           ↑
         スコープ名

    DSI (東京在庫表DSI,東京発注表DSI)
               ↑
             DSI名リスト

■スコープ

スコープ名は、DSI名を限定するスコープの名前を指定します。36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。スコープ名はデータベース内で一意です。

■DSI名リスト

DSI名リストは、アクセス範囲を限定する表のDSI名を指定します。DSI名は、データベース内で一意でなければなりません。スコープ定義文で同じDSIを指定することはできません。

■注意事項

スコープ機能で限定されるデータ操作の範囲は、応用プログラムのSQL文、rdbuptコマンで有効となります。rdbsloaderコマンドなどのRDBコマンドでは有効となりません。


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