TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第6章 サービスの管理 |
ここでは、Calendarサービスについて説明します。
Calendarサービスは、サーバのインストール時にインストールします。また、TeamWARE Officeの運用を開始したあとでも、Calendarサービスを追加できます。Calendarサービスは、サイト内のすべてのサーバにインストールすることができます。インストール方法については、“TeamWARE Officeインストールガイド”を参照してください。
サーバからCalendarサービスを削除できます。Calendarサービスを削除すると、そのサーバのCalendarサービスを使用していた全ユーザのカレンダー情報が削除されます。一度削除したカレンダーは復元できないため、十分注意してください。 Calendarサービスを削除する方法については、“TeamWARE Office インストールガイド”を参照してください。
カレンダーには、ユーザごとにもっている個人用カレンダーと、設備ごとに作成できる設備カレンダーの2種類があります。システム管理者やCalendarマネージャは、設備カレンダーを作成できます。
新規設備カレンダーを作成するには、以下のように操作します。
設備カレンダーを削除するには、以下のように操作します。
システム管理者は、ユーザ用カレンダーのサイズに制限を設け、ディスク使用量の増加を防ぎます。以下に設定可能なパラメータを示します。この数値は、AdminおよびDirectoryで変更可能です。Adminで設定する項目の詳細については、“18.4.3 サービスの詳細情報”を参照してください。Directoryで設定する項目の詳細については、“5.4.1 ユーザアカウントの作成”を参照してください。
この値を超えてデータベースが使用されると、システム管理者にアラートが通知されます。
この値より大きい情報はカレンダーに格納できません。
Adminの最大カレンダーサイズの定義で指定した値より大きい値は指定できません。
また、システム管理者は、古くなったカレンダー予約の削除も可能です。削除は、保存月数を設定して、それより古いカレンダー予約を削除します。詳細については、“18.5.4 Calendarサービスのメンテナンス”を参照してください。
Calendarサービスは、システムイベントログ、および、統計情報の各種情報を採取しています。各種ログの採取を有効にすることにより、システム管理者は、 Calendarサービスの利用状況を監視できます。
システムイベントログの採取方法および参照方法については、“18.7 ログ情報の表示”を参照してください。統計情報の参照方法については、“18.8.2 統計情報の監視”を参照してください。
Calendarサービスのメンテナンスには、カレンダー予約を強制的に削除する作業があります。これにより、Calendarデータベースのディスク使用量を削減できます。詳細については、“18.5.4 Calendarサービスのメンテナンス”を参照してください。
大規模なデータベースをもつセンタなどでは、Calendarデータベースのインデックスキャッシュの容量を変更する必要があります。インデックスキャッシュの値を大きくすると、Calendarデータベースへのアクセス速度が早くなります。しかし、値を大きくしすぎるとメモリ不足が発生するため、メモリの空き容量を確認して値を決定する必要があります。キャッシュサイズの見積もりについては“20.2 インデックスキャッシュサイズの設定”を参照してください。
この値は、[to config]コマンドで変更できます。変更方法を以下に示します。 [to config]コマンドの詳細については、“付録C [to config]コマンド”を参照してください。
Calendarデータベースを[to config]コマンドで別のディスクに移動できます。事前に、移動先のディスクに十分な空き容量があることを確認してください。
データベースの移動方法を以下に示します。[to config]コマンドの詳細については、“付録C [to config]コマンド”を参照してください。
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