TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第18章 TeamWARE Officeの保守 | > 18.4 システム構成の表示と変更 |
[詳細情報]ウィンドウの左側にあるツリーで、サービスのアイコン(サービスごとにアイコンが違います)をクリックします。サービスの詳細情報には、全般情報、レプリケーション時間の処理、システムイベントログの採取状況、監査イベントログの採取状況、ビリングイベントログの採取状況、および、サービス固有情報があります。サービスごとに参照したり、設定したりできます。サービスによっては、詳細情報がないものもあります。
[全般]アイコンをクリックすると、サービス名、サービスの説明、サービスが使用するデータベースのディスク容量上限値などが表示されます。ディスク容量の上限値を超えてディスクが使用された場合、システム管理者にアラートが通知されます。サービス名、サービスの説明、および最大サービスサイズは変更可能です。
[レプリケーション時間の処理]アイコンをクリックすると、レプリケーション時間を設定するウィンドウが表示されます。レプリケーションする時刻を指定します。このフォームは、Forumサービスの固有のフォームです。
[システムイベント処理]アイコンをクリックすると、サービスのシステムイベントログの採取レベルを操作するウィンドウが表示されます。サービスごとに記録する採取レベルを設定します。どのレベルまでのシステムイベントログを、イベントログファイルやOSログファイルに出力するのか、システム管理者にアラートメッセージで通知するのかを指定します。
[監査イベント処理]アイコンをクリックすると、監査イベントログの採取レベルを操作するウィンドウが表示されます。サービスごとに採取する情報の種類を設定します。一部、監査イベントログを出力しないサービスもあります。採取される監査イベントログの詳細については、“18.7 ログ情報の表示”で説明します。
[ビリングイベント処理]アイコンをクリックすると、ビリングイベントログの採取レベルを操作するウィンドウが表示されます。サービスごとに採取する情報の種類を設定します。一部、ビリングイベントログを出力しないサービスもあります。採取されるビリングイベントログの詳細については、“18.7 ログ情報の表示”で説明します。
[サービス固有]アイコンをクリックすると、サービス固有の情報が表示されます。サービスによっては、サービス固有情報をもたないものもあります。以下に、設定できるサービス固有情報をサービスごとに示します。なお、各情報の詳細については、Adminのフィールドヘルプを参照してください。
Mailサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
ユーザのメールボックスの最大サイズを定義します。ユーザアカウントの登録時に指定するメールボックスの最大サイズは、この値より大きくすることはできません。
ユーザがこの値を超えてメールボックスを利用すると、メールの送信ができなくなります。
送信できるメールの最大サイズを指定します。送信メールは、圧縮されて送信されますが、ここで定義する値は圧縮後のサイズです。この値を超えるサイズのメールは送信できません。
メールを送信すると、送信要求はメール送信依頼用のキューに接続されます。メールの送信処理は、キューに接続された依頼を取り出して順番に実行されます。このキューを監視する時間間隔を設定します。
ユーザは、送信したメールが受信者に開封されたり、開封前に削除されたり、送信エラーになった場合、その状態通知をNotifierで受信するかどうかを選択できます。開封通知を無条件に行うように定義すると、送信したメールが受信者に開封されたとき、その状態通知が無条件に行われます。
Libraryサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
個々のライブラリの最大サイズを定義します。ライブラリ作成時に指定できるライブラリの最大サイズは、この値より大きくすることはできません。
サーバ上で Library サービスに割り当てられた論理的なディスク容量が不足すると、ユーザはそのサーバにアクセスできなくなります。ここでは論理的なディスク容量がいっぱいになった場合に、アラートを送信するための制限値を、残りディスクサイズで指定します。
なお、残りディスクサイズは、(サービス固有情報で設定する最大ライブラリサイズではなく)全般情報の最大サービスサイズに対する残り容量です。
Libraryサービスは、定期的に、バックグラウンドでディレクトリデータベースとライブラリデータベース中にあるライブラリ情報の同期をとって不整合を修正する作業を実行します。この作業の作業時刻を指定します。
Libraryサービスは、定期的に、バックグラウンドでごみ箱を空にする作業を実行します。この作業の作業時刻を指定します。
Forumサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
個々のフォーラムの最大サイズを定義します。フォーラム作成時に指定できるフォーラムの最大サイズは、この値より大きくすることはできません。
サーバ上で Forum サービスに割り当てられた論理的なディスク容量が不足すると、ユーザはそのサーバにアクセスできなくなります。ここでは論理的なディスク容量がいっぱいになった場合にアラートを送信するための制限値を、残りディスクサイズで指定します。
なお、残りディスクサイズは、(サービス固有情報で設定する最大フォーラムサイズではなく)全般情報の最大サービスサイズに対する残り容量です。
Forumサービスは、定期的に、バックグラウンドでディレクトリデータベースとフォーラムデータベース中にあるメインフォーラム情報の同期をとって不整合を修正する作業を実行します。この作業の作業時刻を指定します。
Forumサービスは、定期的に、バックグラウンドで有効期限切れ討論を削除する作業を実行します。この作業の作業時刻を指定します。
Calendarサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
カレンダーの最大サイズを定義します。ユーザアカウントの登録時に指定するカレンダーの最大サイズは、この値より大きくすることはできません。
SearchProサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
ライブラリに登録される文書は、SearchProによりフリーテキスト検索用の情報が抽出され、インデックスファイルに格納されます。このインデックスファイルを毎日自動圧縮するかどうか、何時から開始するかを定義します。毎日の自動圧縮の設定は、選択中のサーバのSearchProサービスのみに有効です。複数のサーバにSearchProサービスをインストールしている場合、自動圧縮を行わせたいすべてのサーバのSearchProサービスに対して設定する必要があります。
SearchProサービスを複数のサーバにインストールした場合、SearchProサービスはTCP/IPを使用してサーバ間の通信を行います。このときに、使用するTCP/IPのポート番号を指定します。
MIMEゲートウェイのサービス固有情報には、[接続およびメッセージ処理]フォーム、[応答待ち時間]フォーム、[ヘッダ情報]フォーム、[エキスパート]フォームの4つがあります。なお、詳細については、“8.4 MIMEゲートウェイの運用”を参照してください。
MIMEゲートウェイの[接続およびメッセージ処理]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
MIMEゲートウェイの[応答待ち時間]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
MIMEゲートウェイの[ヘッダ情報]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
MIMEゲートウェイの[エキスパート]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
X.400ゲートウェイのサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。
X.400ゲートウェイで、添付ファイルの情報を送信メッセージに追加しない場合に、この設定を行います。
外部X.400ネットワークとの間の入力キュー、および出力キューをチェックする間隔を設定します。
FAXゲートウェイのサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。なお、詳細については、“TeamWARE Office FAX連携説明書”を参照してください。
IMAP4サービスのサービス固有情報では、以下の定義情報を参照したり、変更したりできます。なお、詳細については、“13.3 IMAP4サービスの運用管理”を参照してください。
NNTPサービスのサービス固有情報には、[接続およびメッセージ処理]フォーム、[応答待ち時間]フォーム、[ヘッダ情報]フォーム、および[ホストの定義]フォームの4つがあります。
[接続およびメッセージ処理]フォームでは、以下の操作を行うことができます。なお、詳細については、“12.3 NNTPサービス構成の変更”を参照してください。
[応答待ち時間]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
[ヘッダ情報]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
[ホストの定義]フォームでは、以下の操作を行うことができます。
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