TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第6章 サービスの管理 |
ここでは、Directoryサービスについて説明します。
Directoryサービスは、サーバのインストール時にディレクトリサーバのセットアップを選択することによってインストールされます。Directoryサービスは、複数のサーバにインストールできません。Directoryサービスをインストールしたサーバをディレクトリサーバと呼びます。
Directoryサービスは、削除できません。
システム管理者、Directoryマネージャ、および、ユーザアカウントの登録権限が与えられたユーザは、ディレクトリにユーザを登録できます。登録方法については、“5章 ユーザの管理”を参照してください。
ディレクトリに複数のユーザを一括して登録できます。登録方法については、“付録B.1 ローカルユーザ情報の登録/更新/削除”〜“付録B.3 ローカルユーザ情報ファイル”を参照してください。
他サイトのTeamWARE Officeの複数のユーザ情報を、外部エントリとして一括して登録できます。メッセージルータにほかのサイトとメール交換するための設定を行えば、サイト間でメールの交換が可能となります。
外部エントリの一括登録方法については、“付録B.10 TeamWARE Office V5.2形式の移出”〜“付録B.15 TeamWARE Office V5.1形式の移出/移入ファイル”を参照してください。
TeamOFFICE V2.2との間でディレクトリ情報を交換できます。これにより、X.400メールを使用したメールの交換が可能となります。
登録方法については、“付録B.16 TeamWARE Office V2.2形式の移出”〜“付録B.18 TeamWARE Office V2.2形式の移出/移入ファイル”を参照してください。
システム管理者は、Adminを使用してDirectoryデータベースの最大値を指定できます。この値を超えてデータベースが使用されると、システム管理者にアラートが通知されます。設定する方法については、“18.4.3 サービスの詳細情報”の“◆全般情報”を参照してください。
Directoryサービスは、システムイベントログ、監査イベントログ、およびビリングイベントログを採取します。システム管理者は、Adminを使用して各種ログの採取を有効にすることにより、Directoryサービスの運用状況や利用状況を監視できます。たとえば、監査イベントログを解析することにより、不当なログインや新規ユーザの登録状況などを監視できます。
システムイベントログ、監査イベントログ、およびビリングイベントログの採取方法と参照方法については、“18.7 ログ情報の表示”を参照してください。
Directoryサービスは、Directoryサービスの使用状況を収集しています。システム管理者は、Adminを使用して、サービスの統計情報を監視できます。統計情報の参照方法については、“18.8.2 統計情報の監視”を参照してください。
大規模なデータベースをもつセンタなどでは、Directoryデータベースのインデックスキャッシュの容量を変更する必要があります。インデックスキャッシュの値を大きくすると、Directoryデータベースへのアクセス速度が早くなります。しかし、値を大きくしすぎるとメモリ不足が発生するため、メモリの空き容量を確認して値を決定する必要があります。キャッシュサイズの見積もりについては“20.2 インデックスキャッシュサイズの設定”を参照してください。
この値は、[to config]コマンドで変更できます。変更方法を以下に示します。[to config]コマンドの詳細については、“付録C [to config]コマンド”を参照してください。
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