TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第6章 サービスの管理

6.2 Directoryサービス

ここでは、Directoryサービについて説明します。

◆Directoryサービスのインストー

Directoryサービスは、サーバのインストール時にディレクトリサーバのセットアップを選択することによってインストールされます。Directoryサービスは、複数のサーバにインストールできません。Directoryサービスをインストールしたサーバをディレクトリサーと呼びます。

◆Directoryサービスの削

Directoryサービスは、削除できません。

◆ユーザアカウントの登

システム管理者、Directoryマネージャ、および、ユーザアカウントの登録権限が与えられたユーザは、ディレクトリにユーザを登録できます。登録方法については、“5章 ユーザの管理”を参照してください。

◆ユーザアカウントの一括登

ディレクトリに複数のユーザを一括して登録できます。登録方法については、“付録B.1 ローカルユーザ情報の登録/更新/削除”〜“付録B.3 ローカルユーザ情報ファイル”を参照してください。

◆他サイトのユーザ情報の一括登

他サイトのTeamWARE Officeの複数のユーザ情報を、外部エントリとして一括して登録できます。メッセージルータにほかのサイトとメール交換するための設定を行えば、サイト間でメールの交換が可能となります。

外部エントリの一括登録方法については、“付録B.10 TeamWARE Office V5.2形式の移出”〜“付録B.15 TeamWARE Office V5.1形式の移出/移入ファイル”を参照してください。

◆V2.2サイトとのディレクトリ情報の交

TeamOFFICE V2.2との間でディレクトリ情報を交換できます。これにより、X.400メールを使用したメールの交換が可能となります。

登録方法については、“付録B.16 TeamWARE Office V2.2形式の移出”〜“付録B.18 TeamWARE Office V2.2形式の移出/移入ファイル”を参照してください。

◆ディスク使用量の管

システム管理者は、Adminを使用してDirectoryデータベースの最大値を指定できます。この値を超えてデータベースが使用されると、システム管理者にアラートが通知されます。設定する方法については、“18.4.3 サービスの詳細情報”の“◆全般情報”を参照してください。

◆イベントログの採取と表

Directoryサービスは、システムイベントログ、監査イベントログ、およびビリングイベントログを採取します。システム管理者は、Adminを使用して各種ログの採取を有効にすることにより、Directoryサービスの運用状況や利用状況を監視できます。たとえば、監査イベントログを解析することにより、不当なログインや新規ユーザの登録状況などを監視できます。

システムイベントログ、監査イベントログ、およびビリングイベントログの採取方法と参照方法については、“18.7 ログ情報の表示”を参照してください。

◆使用状況の監

Directoryサービスは、Directoryサービスの使用状況を収集しています。システム管理者は、Adminを使用して、サービスの統計情報を監視できます。統計情報の参照方法については、“18.8.2 統計情報の監視”を参照してください。

◆キャッシュサイズの変

大規模なデータベースをもつセンタなどでは、Directoryデータベースのインデックスキャッシュの容量を変更する必要があります。インデックスキャッシュの値を大きくすると、Directoryデータベースへのアクセス速度が早くなります。しかし、値を大きくしすぎるとメモリ不足が発生するため、メモリの空き容量を確認して値を決定する必要があります。キャッシュサイズの見積もりについては“20.2 インデックスキャッシュサイズの設定”を参照してください。

この値は、[to config]コマンドで変更できます。変更方法を以下に示します。[to config]コマンドの詳細については、“付録C [to config]コマンド”を参照してください。

  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。
  2. [to config]コマンドを起動して、エキスパートモードを選択します。
  3. オプションセットアップで“サーバ”を選択します。
  4. サーバセットアップオプションで、”ディレクトリサーバ更新"を選択します。
  5. キャッシュサイズの変更メニューで新しい値を設定します。
  6. TeamWARE Officeサーバを再起動します。

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