Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 監視する> 3.1 イベント監視の設定をする

3.1.5 アクションを定義する

イベントが発生した時にアクションを自動的に実行させるには、イベントに対して実行するアクションを登録する必要があります。実行するアクションは、[アクション定義]ダイアログボックスで定義します。同一のイベントに対して、複数の自動アクションを設定することができます。

自動化できるアクションの種類を以下に示します。

アクションの種類

アクションの説明

Systemwalkerコンソールにメッセージを通知する

発生したイベントを、上位のシステムに送信し、Systemwalkerコンソールで監視します。

Systemwalkerスクリプトでメッセージを編集する

メッセージ監視アクション型のスクリプトを呼出し、メッセージを編集します。

ポケットベルに通報する

ポケットベルで、任意のメッセージを通知します。

メールで通報する

E-MailまたはMS-Mailで、任意の文書やメッセージを通知します。

ポップアップメッセージで通報する

ポップアップメッセージで、任意のメッセージを通知します。

音声で通知する

音声、WAVファイルまたはBEEP音で通知します。

イベントログを出力する

任意のメッセージをイベントログに出力します。

リモートコマンドを発行する

リモートコマンドを発行します。

SNMPトラップを発行する

SNMPトラップを発行します。

アプリケーションを起動する

アプリケーションを起動します。

Systemwalkerスクリプトを実行する

単体起動型のスクリプトを実行します。

リカバリフローを実行する

登録されているリカバリフローを実行します。

障害票を発行する

ヘルプデスクの障害票を発行します。

設定するアクションに応じて、以下のように、[アクション環境設定]および[アクション定義]ダイアログボックスでの設定が必要です。

アクション

アクション環境設定

アクション定義

ポケットベルに通報する

- ポケットベル
- COMポート
- アクション実行先

ポケットベル

メールで通報する

メール

メール

ポップアップメッセージで通報する

アクション実行先

ポップアップ

音声で通知する

アクション実行先

音声通知

イベントログを出力する

-

イベントログ出力

リモートコマンドを発行する

-

リモートコマンド

SNMPトラップを発行する

-

SNMPトラップ

アプリケーションを起動する

-

アプリケーション起動

Systemwalkerコンソールにメッセージを通知する

-

メッセージ監視

リカバリフローを実行する

-

アプリケーション起動

障害票を発行する

-

メッセージ監視

アクション環境設定では、以下の環境を設定します。

各アクションには、実行条件を設定することができます。実行条件には、条件範囲内と条件範囲外の条件があります。条件範囲として、日にちおよび時間帯を設定できます。アクション条件の設定については、“アクションの実行条件を定義する”を参照してください。

条件範囲に日にちを設定するときには、Systemwalker Operation Managerがインストールされていなければなりません。

アクション定義の呼び出し方法

  1. Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]コンボボックスから、環境定義を行う対象が存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
  2. ノード管理ツリーまたは業務管理ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択します。

    →[監視ツリーの選択]ダイアログボックスが表示されます。

  3. ツリー一覧から目的のツリーを選択します。
  4. 選択したツリーの中から環境定義を行う対象のフォルダまたはノードを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[フォルダ]または[ノード]を選択します。

    →[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。

  5. アクションを定義するイベントを選択した後、[アクション]メニューから[アクションの設定]を選択します。

    →[アクション定義]ダイアログボックスが表示されます。

  6. アクションに応じたタブを選択し、必要な情報を設定します。

アクション環境設定の呼び出し方法

  1. Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]コンボボックスから、環境定義を行う対象が存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
  2. ノード管理ツリーまたは業務管理ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択します。

    →[監視ツリーの選択]ダイアログボックスが表示されます。

  3. ツリー一覧から目的のツリーを選択します。
  4. 選択したツリーの中から環境定義を行う対象のフォルダまたはノードを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[フォルダ]または[ノード]を選択します。

    →[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。

  5. [環境設定]メニューから[アクション環境設定]を選択します。

    →[アクション環境設定]ダイアログボックスが表示されます。

  6. アクションに応じたタブを選択し、必要な情報を設定します。

下へ3.1.5.1 Systemwalkerコンソールにメッセージを通知する
下へ3.1.5.2 Systemwalkerスクリプトでメッセージを編集する
下へ3.1.5.3 ポケットベルに通報する
下へ3.1.5.4 メールで通報する
下へ3.1.5.5 ポップアップメッセージで通報する
下へ3.1.5.6 音声で通知する
下へ3.1.5.7 イベントログを出力する
下へ3.1.5.8 リモートコマンドを発行する
下へ3.1.5.9 SNMPトラップを発行する
下へ3.1.5.10 アプリケーションを起動する
下へ3.1.5.11 Systemwalkerスクリプトを実行する
下へ3.1.5.12 リカバリフローを実行する
下へ3.1.5.13 障害票を発行する

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2005