Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 監視する> 3.1 イベント監視の設定をする> 3.1.5 アクションを定義する

3.1.5.4 メールで通報する

イベント発生時にメール送信を行うためには、以下の設定が必要です。

MS-Mailを使用する場合は、アクション環境設定(アクション実行先)の設定が必要になります。

アクション環境設定の呼び出し方法については、“アクションを定義する”の“アクション環境設定の呼び出し方法”を、アクション定義の呼び出し方法については“アクション定義の呼び出し方法”を参照してください。

メール通報のアクション環境を設定す

◆E-Mail送信を行う場合

以下の設定を行います。

◆MS-Mail送信を行う場合

アクション環境設定を行う前に、コントロールパネルのメールからMS-Mailの環境設定を行う必要があります。Windows NT(R)の場合、MS-Mailの環境設定では、クライアントをインストールするときに指定したスタートアップアカウントに対して、プロファイル名を設定します。[アクション環境設定]ダイアログボックスのプロファイル名には、MS-Mailの環境設定で設定したプロファイル名を設定します。

Systemwalkerのほかの機能がMS-Mailを使用している場合は、そのプロファイル名に一致させる必要があります。この名前以外で設定すると、メールが正常に送信されない場合があります。

メール通報のアクションを定義す

メール送信アクションについての情報を設定します。メール通報を実施するときに、[メールによる通知を行う]チェックボックスをチェックします。

HP-UXおよびAIXではメール連携機能を使用してイベントを通知する場合、暗号化(S/MIME)を使用して通知することはできません。


Linux(UTF-8環境の場合)

メール連携で送信するデータは、EUCコードで送信されます。このため、文字コードがUTF-8環境の場合、内部的に文字コードを変換して送信しています。コード変換に失敗した場合、以下のデータに置き換えて送信されます。置き換えた結果、データの最大長を超えた場合は、最大長以降がカットされます。

■アクション実行ログを出力する

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、アクション実行履歴ファイルに、以下の形式で表示されます。

時刻 番号 E-MAIL アクション管理番号 処理 [ADDR=メールアドレス]


時刻 番号 MS-MAIL アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=メールアドレス]

項目は、以下の値を表しています。

項目名

時刻

出力したアクションの情報の処理を行った日時

番号

イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。アクション管理画面の“管理番号”と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
実行待ち状態になりました。

START:
アクションが開始しました。

NORMAL:
アクションが正常終了しました。

DELETE:
アクション管理画面より削除されました。

ERROR:
なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が“START”の場合に、MS-Mailを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=メールアドレス

処理が“START”の場合に、メールを送信したアドレスを表示します。アドレスが複数ある場合は、“,”で区切って表示します(最大5個)。


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