Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 監視する> 3.1 イベント監視の設定をする> 3.1.5 アクションを定義する

3.1.5.9 SNMPトラップを発行する

イベント発生時にSNMPトラップを発行するためには、“アクション定義(SNMPトラップ)”の設定が必要です。SNMPトラップの[アクション定義]ダイアログボックスでは、以下の項目について設定します。

SNMPトラップを発行するときに、“SNMPトラップ発行”チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックしたときだけ、トラップ定義の詳細について設定します。

SNMPトラップとして送信可能なバイト数が2キロバイトまでであるため、発生イベントを含むSNMPトラップ全体のPDU長が2キロバイトを超えるSNMPトラップは送信できません。

SNMPトラップは、以下の形式で送信されます。

アクション定義の呼び出し方法については、“アクションを定義する”の“アクション定義の呼び出し方法”を参照してください。

■アクション実行ログを出力する

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、アクション実行履歴ファイルに、以下の形式で表示されます。

時刻 番号 SNMP 処理 [HOST=ホスト名]


項目は、以下の値を表しています。

項目名

時刻

出力したアクションの情報の処理を行った日時

番号

イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。

処理

以下のどれかになります。

START:
アクションを開始しました。

NORMAL:
SNMPトラップの実行依頼が正常終了しました。

ERROR:
なんらかの理由により、SNMPトラップの依頼に失敗しました。

HOST=ホスト名

処理が“START”の場合に、SNMPトラップを発行したホスト名を表示します。


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