Webアプリケーションサーバをクラスタシステムとして構築するため、クラスタアプリケーションを再構築します。
以下の手順に従って、設定します。
RMS を停止する
クラスタアプリケーションを削除する
リソースを作成する
クラスタアプリケーションを作成する
クラスタアプリケーションを起動する
クラスタアプリケーションの構成を変更する場合は、いったん、対象のクラスタアプリケーションを削除する必要があります。
クラスタアプリケーションの削除については、以下を参照してください。
⇒ “8.5.2 クラスタアプリケーションを削除する”
クラスタアプリケーションに登録する、以下のリソースを作成します。
プロシジャリソース(Procedure)
Cmdlineリソース(Cmdline)
●プロシジャリソースの作成
“9.1.5 状態遷移プロシジャの登録”で作成したリソースを、PRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。
プロシジャリソースの作成は、以下の手順で行います。
PRIMECLUSTERのWeb-Based Admin View画面で[Global Cluster Services]ボタンをクリックします。
⇒ Global Cluster Services画面が表示されます。
[userApplication Configuration Wizard]ボタンをクリックします。
⇒ userApplication Configurationメニュー画面が表示されます。
「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ Resourceの作成画面が表示されます。
「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
Procedure
作成するリソース名
注意
Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。
Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。
⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。
[全て追加]ボタンをクリックします。
⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ プロシジャのクラス選択画面が表示されます。
「プロシジャクラス」で「BasicApplication」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ プロシジャリソースの選択画面が表示されます。
「プロシジャリソース」で「IS_INTERSTAGE」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。
登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
⇒ プロシジャリソースが作成されます。
続けて、Cmdlineリソースを作成してください。
●Cmdlineリソースの作成
“9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で作成したリソースを、PRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。
Cmdlineリソースの作成は、以下の手順で行います。
userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ Resourceの作成画面が表示されます。
「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
Cmdline
作成するリソース名(操作手順13.とは異なるリソース名を指定します。)
注意
Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。
Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。
⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。
[全て追加]ボタンをクリックします。
⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ コマンドの設定画面が表示されます。
「作成方法」で「パス入力」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ Cmdlineの設定画面が表示されます。
各スクリプトで使用するコマンドのパスを、以下のように指定します。
“9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写したスクリプトにパラメーターを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE start
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE stop
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE status
[Flag]ボタンをクリックします。
以下のようにスクリプトの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
設定値の詳細については、PRIMECLUSTER に添付のオンラインマニュアルを参照してください。
属性 | 設定値 |
---|---|
NULLDETECTOR | No |
ALLEXITCODES | No |
LIEOFFLINE | No |
CLUSTEREXCLUSIVE | Yes |
AUTORECOVER | No |
MONITORONLY | No |
STANDBYCAPABLE | No |
REALTIME | No |
TIMEOUT | 任意 |
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。
登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
⇒ Cmdlineリソースが作成され、userApplication Configurationメニュー画面が表示されます。
「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ Resourceの作成画面が表示されます。
「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
Cmdline
作成するリソース名(操作手順2.とは異なるリソース名を指定します。)
注意
Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。
Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。
⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。
[全て追加]ボタンをクリックします。
⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ コマンドの設定画面が表示されます。
「作成方法」で「パス入力」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ Cmdlineの設定画面が表示されます。
各スクリプトで使用するコマンドのパスを、以下のように指定します。
“9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写したスクリプトにパラメーターを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE start
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE stop
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE status
[Flag]ボタンをクリックします。
以下のようにスクリプトの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
設定値の詳細については、PRIMECLUSTER に添付のオンラインマニュアルを参照してください。
属性 | 設定値 |
---|---|
NULLDETECTOR | No |
ALLEXITCODES | No |
LIEOFFLINE | No |
CLUSTEREXCLUSIVE | Yes |
AUTORECOVER | No |
MONITORONLY | No |
STANDBYCAPABLE | No |
REALTIME | No |
TIMEOUT | 任意 |
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。
[Attributes]タブをクリックし、[SubApplication]ボタンをクリックします。
⇒ Resourceの関連付け画面が表示されます。
「利用可能なResource」から関連付けを行うResource(操作手順11.で作成したResource)を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
[確認]ボタンをクリックします。
[Cmdline]タブをクリックして登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
⇒ Cmdlineリソースが作成されます。