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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

9.1.7 クラスタアプリケーションの再構築

Webアプリケーションサーバをクラスタシステムとして構築するため、クラスタアプリケーションを再構築します。

以下の手順に従って、設定します。

  1. RMS を停止する

  2. クラスタアプリケーションを削除する

  3. リソースを作成する

  4. クラスタアプリケーションを作成する

  5. クラスタアプリケーションを起動する


9.1.7.1 RMS を停止する

RMSを停止します。

RMSの停止については、以下を参照してください。
⇒ “8.5.1 RMSを停止する


9.1.7.2 クラスタアプリケーションを削除する

クラスタアプリケーションの構成を変更する場合は、いったん、対象のクラスタアプリケーションを削除する必要があります。

クラスタアプリケーションの削除については、以下を参照してください。
⇒ “8.5.2 クラスタアプリケーションを削除する


9.1.7.3 リソースを作成する

クラスタアプリケーションに登録する、以下のリソースを作成します。

プロシジャリソースの作成

9.1.5 状態遷移プロシジャの登録”で作成したリソースを、PRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。

プロシジャリソースの作成は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. PRIMECLUSTERのWeb-Based Admin View画面で[Global Cluster Services]ボタンをクリックします。
    ⇒ Global Cluster Services画面が表示されます。

  2. [userApplication Configuration Wizard]ボタンをクリックします。
    ⇒ userApplication Configurationメニュー画面が表示されます。

  3. 「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ Resourceの作成画面が表示されます。

  4. 「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    Resourceタイプ:

    Procedure

    Resource名:

    作成するリソース名

    注意

    • Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
      使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。

    • Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。

    ⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。

  5. [全て追加]ボタンをクリックします。
    ⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ プロシジャのクラス選択画面が表示されます。

  7. 「プロシジャクラス」で「BasicApplication」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ プロシジャリソースの選択画面が表示されます。

  8. 「プロシジャリソース」で「IS_INTERSTAGE」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。

  9. 登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
    ⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。

  10. [はい]ボタンをクリックします。
    ⇒ プロシジャリソースが作成されます。

続けて、Cmdlineリソースを作成してください。

Cmdlineリソースの作成

9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で作成したリソースを、PRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。

Cmdlineリソースの作成は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ Resourceの作成画面が表示されます。

  2. 「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    Resourceタイプ:

    Cmdline

    Resource名:

    作成するリソース名(操作手順13.とは異なるリソース名を指定します。)

    注意

    • Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
      使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。

    • Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。

    ⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。

  3. [全て追加]ボタンをクリックします。
    ⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ コマンドの設定画面が表示されます。

  5. 「作成方法」で「パス入力」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ Cmdlineの設定画面が表示されます。

  6. 各スクリプトで使用するコマンドのパスを、以下のように指定します。
    9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写したスクリプトにパラメーターを指定します。

    Startスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE start

    Stopスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE stop

    Checkスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE status

  7. [Flag]ボタンをクリックします。

  8. 以下のようにスクリプトの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
    設定値の詳細については、PRIMECLUSTER に添付のオンラインマニュアルを参照してください。

    属性

    設定値

    NULLDETECTOR

    No

    ALLEXITCODES

    No

    LIEOFFLINE

    No

    CLUSTEREXCLUSIVE

    Yes

    AUTORECOVER

    No

    MONITORONLY

    No

    STANDBYCAPABLE

    No

    REALTIME

    No

    TIMEOUT

    任意

  9. [次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。

  10. 登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
    ⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。

  11. [はい]ボタンをクリックします。
    ⇒ Cmdlineリソースが作成され、userApplication Configurationメニュー画面が表示されます。

  12. 「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ Resourceの作成画面が表示されます。

  13. 「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    Resourceタイプ:

    Cmdline

    Resource名:

    作成するリソース名(操作手順2.とは異なるリソース名を指定します。)

    注意

    • Resource名は、英大文字ではじめ、18文字以内で指定してください。
      使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。

    • Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。

    ⇒ SysNodeの選択画面が表示されます。

  14. [全て追加]ボタンをクリックします。
    ⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。

  15. [次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ コマンドの設定画面が表示されます。

  16. 「作成方法」で「パス入力」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ Cmdlineの設定画面が表示されます。

  17. 各スクリプトで使用するコマンドのパスを、以下のように指定します。
    9.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写したスクリプトにパラメーターを指定します。

    Startスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE start

    Stopスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE stop

    Checkスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE status

  18. [Flag]ボタンをクリックします。

  19. 以下のようにスクリプトの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
    設定値の詳細については、PRIMECLUSTER に添付のオンラインマニュアルを参照してください。

    属性

    設定値

    NULLDETECTOR

    No

    ALLEXITCODES

    No

    LIEOFFLINE

    No

    CLUSTEREXCLUSIVE

    Yes

    AUTORECOVER

    No

    MONITORONLY

    No

    STANDBYCAPABLE

    No

    REALTIME

    No

    TIMEOUT

    任意

  20. [次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒ 登録情報の確認画面が表示されます。

  21. [Attributes]タブをクリックし、[SubApplication]ボタンをクリックします。
    ⇒ Resourceの関連付け画面が表示されます。

  22. 「利用可能なResource」から関連付けを行うResource(操作手順11.で作成したResource)を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

  23. [確認]ボタンをクリックします。

  24. [Cmdline]タブをクリックして登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
    ⇒ 設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。

  25. [はい]ボタンをクリックします。
    ⇒ Cmdlineリソースが作成されます。


9.1.7.4 クラスタアプリケーションを作成する

作成したすべてのリソースを追加して、クラスタアプリケーションを作成します。

クラスタアプリケーションの作成方法については、以下を参照してください。
⇒ “7.3.3 クラスタアプリケーションの作成


9.1.7.5 クラスタアプリケーションを起動する

システムを再起動した後に、作成したクラスタアプリケーションを起動します。

クラスタアプリケーションの起動については、以下を参照してください。
⇒ “7.3.4 クラスタアプリケーションの起動