構築したクラスタアプリケーションの動作確認を行います。
Interstage Application Serverにおいて異常が発生した場合に、クラスタシステムの切り替えが発生することを確認します。
Interstage Application Serverの動作確認
クラスタシステムの動作確認
Interstage Application Serverの動作確認は、以下の手順で行います。
運用ノードにおいて、"ps -ef"コマンドを実行し、manage プロセスのプロセスIDを特定します。
以下にコマンド実行例を示します。以下の場合、プロセスIDは2795になります。
# ps -ef | grep /opt/FSUNtd/lib/manage root 2795 2793 0 00:00:00 ? 0:00 /opt/FSUNtd/lib/manage default standby
手順1で特定したプロセスに対して"kill -9"コマンドを実行し、シグナルを送信します。
プロセスIDが2795のプロセスに対するコマンド実行例を、以下に示します。
# kill -9 2795
なお、killコマンドで送るシグナルは、必ず"-9"を指定してください。
PRIMECLUSTERのCluster Admin画面で、ノードの切り替え(フェールオーバー)が発生していることを確認します。
PCMIサービスがダウンした場合のクラスタシステムの動作確認は、以下の手順で行います。
運用ノードで「jps」コマンドを実行し、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDを特定します。
コマンドの形式
# /opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep [運用資産格納ディレクトリー]/pcmi
以下に、運用資産格納ディレクトリーが/var/opt/FJSViaps/glassfish5の場合の実行例を示します。
この場合、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDは3856です。
# /opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep /var/opt/FJSViaps/glassfish5/pcmi 3856 PcmiMain -Xmx128m -XX:+UnlockDiagnosticVMOptions -XX:+LogVMOutput -XX:LogFile=/var/opt/FJSViaps/glassfish5/pcmi/trace/jvm.log
手順1で特定したプロセスに対して"kill -9"コマンドを実行し、シグナルを送信します。
プロセスIDが3856のプロセスに対するコマンド実行例を、以下に示します。
# kill -9 3856
なお、killコマンドで送るシグナルは、必ず"-9"を指定してください。
PRIMECLUSTERのCluster Admin画面で、ノードの切り替え(フェールオーバー)が発生していることを確認します。
Interstage HTTP Server 2.4において異常が発生した場合のクラスタシステムの動作確認は、以下の手順で行います。
運用ノードにおいて、以下のコマンドでプロセスを終了します。
# kill -9 `cat /opt/FJSVahs/logs/httpd.pid`
PRIMECLUSTERのCluster Admin画面で、ノードの切り替え(フェールオーバー)が発生していることを確認します。