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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

9.1.5 状態遷移プロシジャの登録

以下の状態遷移プロシジャを登録します。

以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、状態遷移プロシジャの登録を行います。

=操作手順=
  1. Interstageの状態遷移プロシジャを、ローカルディスク内の任意のディレクトリ配下に複写します。Interstageの状態遷移プロシジャは、Interstage Application Serverが提供するサンプルを使用します。

    Interstageの状態遷移プロシジャは、以下のファイル名で複写します。

    userApplication名.状態遷移プロシジャ名

    プロシジャは、各ノードで同一の位置に格納します。


    複写元:/opt/FJSVisas/etc/HA/SynfinityCLUSTER/IS_INTERSTAGE

    /optは、Interstage Application Serverのインストールディレクトリです。

    複写先の例:/export/home/user/userApp_0.IS_INTERSTAGE

    上記の例では、userApplication名を「userApp_0」としています。

    ポイント

    userApplication名については、以下を参照してください。
    ⇒“7.3.3 クラスタアプリケーションの作成

    注意

    複写後に、複写されたプロシジャに実行権限を付与してください。

  2. Interstageの操作用状態遷移プロシジャを登録します。

    以下のようにコマンドを実行します。

    /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetproc -c BasicApplication -m IS_INTERSTAGE -o /export/home/user/userApp_0.IS_INTERSTAGE

    clsetprocコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

  3. Interstageの操作用状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録します。

    以下のようにコマンドを実行します。

    /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k IS_INTERSTAGE -m IS_INTERSTAGE -c BasicApplication -K AFTER -w -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE -V BEFORE -W BEFORE -u 0 -t 0 -p 100

    claddprocrscコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。