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Enterprise Postgres 15 クラスタ運用ガイド(PRIMECLUSTER編)

C.4 フェイルオーバ運用の操作

第3章 フェイルオーバ運用の操作”を行うにあたり、ストリーミングレプリケーション運用に関わる特記すべき事項がある操作について記載します。

運用操作

特記事項

3.1 テーブル空間の追加

プライマリサーバとスタンバイサーバが両方ともフェイルオーバ運用である環境で新規のファイルシステムを追加する場合、CREATE TABLESPACE文を実行する前に、プライマリサーバおよびスタンバイサーバで必要なGDSボリュームまたはファイルシステムまたはその両方を追加する必要があります。

3.2 データベースクラスタのリソース変更

3.3 通常時の運用操作

3.4 状態遷移時の運用

フェイルオーバ運用のプライマリサーバの運用系がダウンした場合、待機系がプライマリサーバとして自動的に起動します。スタンバイサーバをプライマリサーバに昇格させる際には、プライマリサーバが両系とも停止していることを確認してから昇格させてください。そうしない場合、プライマリサーバと、スタンバイサーバが両方とも更新文を実行可能な状態になってしまう場合があります。

3.5 保守作業

3.5.1 両系停止保守

スタンバイサーバで両系停止保守を行う場合に、プライマリサーバで業務継続する場合には、保守停止時間を考慮したWALセグメントの見積もりを行ってください。

3.5.2 相互切替え保守

相互切り替え保守の手順には注意事項はありません。ただし、保守作業を開始する際はスタンバイサーバから開始してください。