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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

7.1.2 ノード組込みの運用

正系ノードに何らかの異常が発生し、ノードを切り替えて業務を継続した場合、旧正系ノードで、ノード切替えの原因に対するリカバリとノード組込みを行うことで、副系ノードのDBミラーリングサービスを新たに開始することができます。
ノード組込みの運用の流れを以下に示します。

ノード組込みの運用の流れ

注意

  • 異常原因がSymfoware/RDBのテンポラリログファイルのメディア障害や論理的な破壊などの異常の場合、ノード組込みができない場合があります。ノード組込みができない場合、DCUの再構築を行ってください。

  • ノード組込み時にスプリットブレインが発生している場合は、以下のメッセージが出力されます。スプリットブレイン発生時の運用を行ってください。

    qdg20432u:スプリットブレインを検出しました RLP名='RLP名'

ポイント

  • ノード組込みは、縮退運用を開始した後に旧正系ノードで行います。

  • モニタデーモンの起動は、OSのダウンなどにより、モニタデーモンの起動が必要な場合に行います。通常は、OSの起動で自動的にモニタデーモンを起動するよう設定することを推奨します。

参照

  • 監視プロセスの起動については、“Connection Manager ユーザーズガイド” を参照してください。

  • アプリケーション接続環境の開設プロシジャについては“RDB運用ガイド”を参照してください。