スプリットブレインは、ノード切替え契機だけでなく、ノード組込み時に検知することがあります。ノード組込みでスプリットブレインを検知すると、dxrebuildコマンドは異常終了し、以下のメッセージを出力します。
qdg20432u:スプリットブレインを検出しました RLP名='RLP名'
スプリットブレインが発生した場合の操作の手順を以下に示します。
操作の手順
データベースサーバ1(スプリットブレインが発生した旧正系ノード)の操作
dxrebuildコマンドが異常終了し、以下のメッセージが出力された場合は、スプリットブレインが発生しています。
qdg20432u:スプリットブレインを検出しました RLP名='RLP名'
rdbstartコマンドを実行し、データベースサーバを起動します。
> rdbstart
利用者業務と並行して、昇格正系となったノードに反映されていない更新結果をデータベースから調査して、必要に応じてリカバリを行います。
DCUの再構築を行います。
データベースサーバ2(副系から昇格正系となったノード)の操作
利用者業務と並行して、昇格正系となったノードに反映されていない更新結果をデータベースから調査して、必要に応じてリカバリを行います。
DCUの再構築を行います。
アプリケーションサーバの操作
DCUの再構築を行う前に、利用者業務を停止します。
注意
利用者業務を継続することよりも、昇格正系となったノードに反映されていない更新結果のリカバリが必要な場合には、即座に利用者業務を停止して、データベースのデータのリカバリを行ってください。
参照
DCUの再構築については“11.9 DCUの再構築”を参照してください。
rdbstartコマンドについては“コマンドリファレンス”を参照してください。