ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

7.1 通常運用

通常運用は、DBミラーリングシステムの基本的な運用方法です。

正系ノードと副系ノードを連動して起動、運用することで、ノード異常に備えた信頼性のある利用者業務を行うことができます。
通常運用の流れを以下の図に示します。

通常運用の流れ

注意

  • 通常運用の開始時、および、ノードの計画切替えの運用時は、両ノードでDBミラーリングサービスを開始した後に、利用者業務を開始してください。

  • データベースの整合性を保証するため、以下の運用に注意が必要です。

    • 正系ノードのDBミラーリングサービスの開始後に、副系ノードのDBミラーリングサービスの開始をしないで、正系ノードのDBミラーリングサービスを停止した場合は、必ず停止前と同じノードで正系のDBミラーリングサービスの開始を実行してください。

ポイント

  • 通常運用中は、DBミラーリングシステムが両ノードのデータベース二重化処理やデータベースの監視を行うため、利用者が実施する運用操作はありません。
    利用者は定期的にDBミラーリングシステムのモニタリングを行う必要があります。

  • DBミラーリングサービスの開始により、Connection Managerによるアプリケーションサーバからデータベースサーバへの通信が可能な状態になります。

参照