ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

付録L DBミラーリングシステムの状態遷移

DBミラーリングシステムのノードの状態には、正系、副系、昇格正系、ノード未定、RDB停止の5つの状態があります。DBミラーリングシステムのノードの状態が、ある状態から別の状態に変化することを、状態遷移といいます。

DBミラーリングシステムのノードの状態遷移を以下に示します。

図L.1 DBミラーリングシステムのノードの状態遷移

注)正系、昇格正系、副系、ノード未定の各状態からは、RDB停止状態に相互に状態遷移します。
上図では、それを省略して、主な状態遷移を説明しています。

表L.1 DBミラーリングシステムの運用の状態遷移とデータベース操作(DML)との関係

ノードの状態

データベースの状態

参照

更新

正系

接続可能

昇格正系

接続可能

副系

接続可能

○(注)

×

ノード未定

接続可能

×

RDB停止

接続不可

×

×

注)Mirroring Controllerを利用している場合に実施できます。