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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

16.1.2 Navigatorのセキュリティ対策

Navigatorでは、情報保護の観点から、取り出す必要がある利用者が、必要な情報だけを参照できるような、適切なアクセス制御が必要です。

Navigatorのアクセス制御では、認証システムの機能以外に、データごとに閲覧権限を設定し、不要な人に重要なデータを閲覧されることを防ぐことができます。

IPアドレスでのアクセス制御などを利用し、利用できるPCや場所を限定することができます。

Navigatorでは、監査機能を用意し、利用者の利用状況を監視することができます。

Navigatorの監査機能では、問い合わせ操作、Navigator Serverへの接続や、問い合わせによって利用者が取得したデータを記録することにより、不正アクセス、不正利用の発見や、情報漏洩の抑止効果が期待できます。

以下のセキュリティ機能があります。

大分類

中分類

キーワード

Navigatorで対応する機能

アクセス制御

認証

OS認証

OS認証

アプリケーション認証

エンタープライズ認証

ユーザ管理(開始/終了)

ユーザ管理機能

ログオン許可制御

ユーザ/グループ単位のログオン規制

無通信監視

アイドル監視

ネットワークの制御
(※1)

Firewall対応

HTTPトンネリング

NAT対応

HTTPトンネリング

PROXY対応

HTTPトンネリング

接続PCの限定

同時接続数の登録

IPアドレスによるログオン規制

DB資源

スキーマ

データの非公開/公開

テーブル

データの非公開/公開

項目

データの非公開/公開

レコード

テーブルの公開条件

DB資源アクセス

辞書出口

監査

ログ

認証

認証ログ

サーバ接続

接続情報ログ

問い合わせ操作

データ監査

DB資源アクセス

アクセスログ

カタログ資源アクセス

カタログのアクセスログ(※2)

カタログ起動・停止ログ

カタログの起動・停止ログ(※2)

データ

非定形型問い合わせ

データ監査

情報漏洩対策

暗号化

暗号化

持ち出し禁止

Systemwalker Desktop Keeper連携

※1:Webコンポーネントは、HTTP通信です。Firewall、NAT、およびPROXYに対応できます。

※2:カタログのアクセスログおよびカタログの起動・停止ログについての詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.2”を参照してください。