外字を管理する流れは以下のとおりです。
外字を登録します。
資源管理サーバの日本語資源管理で、転送ファイルから外字を登録するためのフォントシステムに外字を登録します。登録パターンは、以下のとおりです。
Windowsで作成されたTrueType外字連携形式の転送ファイルから登録する
ホストで作成されたTRANS形式の転送ファイルから登録する
BDF形式で作成された転送ファイルから登録する
日本語資源管理のコマンドインターフェースを使って登録してください。
コマンドインターフェースについては、“付録E 日本語資源管理のコマンドインタフェース”の“E.1.1 ファイルからの登録コマンド”を参照してください。
例
業務名が「業務A」、BDF形式で作成された転送ファイル(C:\BDF\業務A.bdf)から登録する場合
F5ATUJRM.EXE /R /GY "業務A" /SF "その他 BDFフォント" /ST "明朝体" /K BDF /REP "C:\BDF\業務A.bdf"
注)"その他 BDFフォント"の"フォント"は半角カナです。フォント名の正しい記述については、ソフトウェア説明書にコピー&ペーストで利用できるフォントシステム名/書体名の一覧がありますので、利用してください。
外字を移行します。
1.で外字を登録したフォントシステムから、List Worksで使用するフォントシステムに外字を移行します。
日本語資源管理のコマンドインターフェースを使って移行してください。
コマンドインターフェースについては、“付録E 日本語資源管理のコマンドインタフェース”の“E.1.4 外字移行コマンド”を参照してください。
List Worksで使用するフォントシステムのコード系はUnicodeのため、外字を登録したフォントシステムのコード系がUnicode以外の場合、移行先のコードを指定(例えば、E000)して、移行してください。
例
業務名が「業務A」、1.の例のフォントシステムから移行する場合
F5ATUJRM.EXE /C /GY "業務A" /SF "その他 BDFフォント" /ST "明朝体" /SS 64,64 /DF "OSIV JEF基本辞書" /DT "明朝体" /DS 64,64 /REP
注)"その他 BDFフォント"の"フォント"は半角カナです。フォント名の正しい記述については、ソフトウェア説明書にコピー&ペーストで利用できるフォントシステム名/書体名の一覧がありますので、利用してください。
外字を作業用ディレクトリに取出します。
List Worksで使用するフォントシステムから外字を作業用ディレクトリに取出します。
日本語資源管理のコマンドインターフェースを使って取出してください。
コマンドインターフェースについては、“付録E 日本語資源管理のコマンドインタフェース”の“E.1.5 外字取出しコマンド”を参照してください。
例
業務名が「業務A」、作業用ディレクトリが「C:\temp\業務A」の場合
F5ATUJRM.EXE /G /GY "業務A" /DF "OSIV JEF基本辞書" /DT "明朝体" /DS 64,64 /K TRN /REP "C:\temp\業務A"
ファイル名を変名してコピーします。
3.で取出したファイル名を以下の名前に変名して、コピーします。
lvuser
例
作業用ディレクトリが「C:\temp\業務A」の場合
copy C:\temp\業務A\a03F3FXX.TRN c:\temp\業務A\lvuser
外字を部門サーバに適用します。
4.でコピーしたファイルを部門サーバの業務ごとのフォルダー\PATTERNにコピーします。取出した業務名と同じ業務のフォルダーにコピーしてください。
例
業務名が「業務A」、作業用ディレクトリが「C:\temp\業務A」
部門サーバの管理ディレクトリが「C:\resMGR」で、部門サーバの管理ディレクトリをネットワーク共有した場合
copy C:\temp\業務A\lvuser \\部門サーバ名\resMGR\res_agent\GYOUMU\業務A\PATTERN