資源管理サーバ、部門サーバともに印刷資源運用サーバをインストールしてください。事前セットアップは、資源管理サーバおよび部門サーバでそれぞれ必要です。
本機能を利用した場合は、1台の資源管理サーバで扱える業務数が150に拡大されます。150を超える業務を扱いたい場合には、資源管理サーバ用のマシンを複数台用意してください。この場合の業務名は、全ての資源管理サーバ上で一意となるようにしてください。部門サーバは、業務数の制限はありません。
■資源管理サーバのセットアップ
日本語資源管理で業務を作成します。
日本語資源管理で業務を作成する前に、以下のコマンドを実行してください。一度実行したら、以降実施する必要はありません。
Charset Managerのインストールディレクトリ\ADJUST\F3cejbms.exe /F UnicodeMultiWithLW /SET
例
C:\>"C:\Program Files\CharMGR\ADJUST\F3cejbms.exe" /F UnicodeMultiWithLW /SET
日本語資源管理で業務を作成します。
以下の設定が必要となります。ここで説明されていない項目については、任意の設定となります。業務の作成方法については、“第3章 業務の管理”を参照してください。
業務名
ここで指定した業務名は、“■部門サーバのセットアップ”の“業務ごとに実施する作業”で使用します。以下のルールに従った業務名を指定してください。
最大30バイト(全て全角の場合は最大15文字)とします。
以下の記号文字は指定できません。
空白 \ , . : ; ? / < > * | + = [ ] “ ( ) ^ ! $ ‘ % &
半角文字の場合、英大小文字の区別はありません。
業務で使うフォントシステム
List Worksで使用するフォントシステムと、転送ファイルから外字を登録するためのフォントシステムを業務に登録します。
List Worksで使用するフォントシステム
指定項目 | 指定値 |
---|---|
マシン | グローバルサーバ |
フォントシステム | OSIV JEF基本辞書 |
書体 | 明朝体 |
サイズ | 64×64 |
転送ファイルから外字を登録するためのフォントシステム
外字の登録方法に応じて選択してください。
外字の登録方法 | 指定項目 | 指定値 |
---|---|---|
Windowsで作成されたTrueType外字連携形式の転送ファイルから登録する場合 | マシン | Windows系 |
フォントシステム | Windows TrueTypeフォント(UCS2)など | |
書体 | 任意 | |
ホストで作成されたTRANS形式の転送ファイルから登録する場合 | マシン | グローバルサーバ |
フォントシステム | OSIV JEF基本辞書 | |
書体 | 任意 | |
サイズ | 任意 | |
BDF形式で作成された転送ファイルから登録する場合 | マシン | その他 |
フォントシステム | BDFフォント | |
BDFのコード系 | Unicode(UCS2) |
■部門サーバのセットアップ
部門サーバ上に業務ごとのフォルダーを作成します。
業務ごとのフォルダーを作成する前に、以下のコマンドを実行してください。一度実行したら、以降実施する必要はありません。
Charset Managerのインストールディレクトリ\ADJUST\F3cejbms.exe /F UnicodeMultiWithLW /SET
例
C:\>"C:\Program Files\CharMGR\ADJUST\F3cejbms.exe" /F UnicodeMultiWithLW /SET
業務を追加するたびに、以下の作業を実施してください。
コマンドプロンプトを起動し、カレントディレクトリを管理ディレクトリ(例:C:\resMGR)配下のres_agentに移動します。
C:\>CD \resMGR\res_agent C:\resMGR\res_agent>
パラメーターに業務名を指定して、以下のバッチを起動します。
Charset Managerのインストールディレクトリ\adj_agent\mkgyoumu.bat 業務名
パラメーターに指定する業務名は、List Worksで外字を切り替えるための識別子として利用されるため、名前を合わせる必要があります。
設定を合わせる業務名は、以下のとおりです。
Charset Manager
日本語資源管理の業務名(“■資源管理サーバのセットアップ”の“業務ごとに実施する作業”で作成した業務名)
List Works
電子帳票情報ファイルの「MULTIFONTID」キー
例
インストールディレクトリがC:\Program Files\CharMGR、業務名が「業務A」の場合
C:\resMGR\res_agent>"C:\Program Files\CharMGR\adj_agent\mkgyoumu.bat" 業務A
正常に終了したら、以下のディレクトリが作成されていることを確認します。
管理ディレクトリ\res_agent\GYOUMU\業務名
例
管理ディレクトリがC:\resMGR、業務名が「業務A」の場合
C:\resMGR\res_agent\GYOUMU\業務A