以前は、OCX(OLE Custom ControlsまたはOLEコントロール)と呼ばれていたコントロールです。
米国Microsoft CorporationのOLE(2.0)技術を利用したオブジェクトの1つです。ActiveXコントロールは、以下のような特徴をもっています。
オートメーション機能を利用できます。
イベントを発行できます。
コンテナ機能をもつアプリケーションであれば、どんなアプリケーションでも利用できます。
部品として利用でき、機能の拡張が簡単にできます。
関連項目
Dynamic Link Libraryの略称です。
実行時に動的にリンクし、複数のプログラム間で共有することができるライブラリです。DLLを利用することにより、ディスクや実行時のメモリサイズを節約することができます。
関連項目
Graphical User Interfaceの略称です。従来のメインフレームやオフコンで使用していた文字をベースとしたインタフェースではなく、ボタン、リストボックスやメニューなどのグラフィカルな部品をウィンドウ上に配置し、設計されたインタフェースです。
Object Linking and Embeddingの略称です。異なる複数のアプリケーション間で、データを転送したり共有したりするために、Windowsで提供されている技術の総称です。
OLEの機能をもつオブジェクトを、OLEオブジェクトまたはCOMオブジェクトと呼びます。
メニューの選択項目やボタンなどのコントロールをアルファベットキーと対応づけることで、そのメニュー項目を選択したり、コントロールをクリックしたりする操作と同じことができるようにするためのキーです。
アクセスキーを割り当てることで、マウスがなくてもアプリケーションの操作が簡単にできるようになります。
関連項目
ActiveXコントロールが、自分自身に起こった状態の変化を通知するために発生するものです。イベントを受信したアプリケーションは、その変化に対応した処理を実行します。
たとえば、ボタンがクリックされた、入力データが変更された、キーが押されたなどの操作に対応してイベントが発生します。
あるイベントを基点として、そのイベントが発生した場合のプログラムが実行される方式です。たとえば、イベントには、ボタンがクリックされた、入力データが変更された、キーが押されたなどといったものがあり、これらのイベントが発生したときの動作をプログラムとして記述していく方法です。
関連項目
文字を入力する場合に、文字の入力位置を示すカーソル(ポインタ)です。PowerCOBOLでは、通常、細い縦線が点滅します。手続き編集ウィンドウなどで上書きモードになると、1文字ぶんの長方形が点滅します。
関連項目
処理の中心となるソフトウェアや共有するデータをもつサーバとそのサーバがもつソフトウェアやデータを、利用するクライアントに分けて運用システムを構築している方法です。
関連項目
[Ctrl]キーや[Alt]キーと、アルファベットキーやファンクションキーなどを組み合わせて、メニューで実行するコマンドを実行できるようにするためのキーです。ショートカットキーを使用することにより、キーボードからマウスへと手を移動することなく、キーボードだけで連続的な操作をすることができます。
関連項目
アプリケーションの機能を補完するために、簡単な手続きで処理ができるようにするための簡易言語です。PowerCOBOLでは、COBOLの機能を補完し、コントロールのプロパティへアクセスしたり、メソッドを呼び出すことができるようにしたりする、COBOLスクリプトを使います。
ウィンドウ内の操作対象になっているメニュー項目やコントロールなどの状態や説明を表示するための領域です。通常は、ウィンドウの下端に配置されています。
関連項目
ウィンドウに配置されたコントロールのフォーカスを、[Tab]キーまたは[Shift+Tab]キーではなく、矢印キーで移動するために設定する属性です。タブグループ属性を設定すると、タブ順序に従って、次にタブグループ属性が付いているコントロールの直前までを1つのグループとし、そのグループ内を矢印キーで移動することができます。
関連項目
ウィンドウに配置されたコントロールのフォーカスを、[Tab]キーまたは[Shift+Tab]キーで移動するために設定する属性です。タブストップ属性を設定することで、[Tab]キーまたは[Shift+Tab]キーでのフォーカス移動の対象とすることができます。
関連項目
メニューバーのメニュー項目とボタンを対応づけることにより、いろいろなコマンドをマウスのクリックだけで実行できるようにしたものです。通常は、ウィンドウのメニューバーの直下に配置されます。
関連項目
データを読み込んだり、書き込んだりするだけではなく、データの検索や集中的な管理をするためのものです。Windowsでは、ODBC(Open DataBase Connectivity)インタフェースやADO(Microsoft® ActiveX® Data Objects)を用いることにより、アプリケーションから同一のインタフェースで、異なったデータベースにアクセスすることができます。
関連項目
GUIをもつCOMオブジェクト上でマウスのボタンを押し、ボタンを押したまま任意の位置までマウスポインタを移動することです。この状態で、マウスのボタンを離すと、ドラッグアンドドロップしたことになります。
GUIをもつCOMオブジェクト上でマウスのボタンを押し、ボタンを押したまま任意の位置までマウスポインタを移動して(ここまでがドラッグ)、マウスのボタンを離す(ドロップ)ことです。
GUIをもつCOMオブジェクト上でマウスのボタンを押し、ボタンを押したまま任意の位置までマウスポインタを移動した状態で、マウスのボタンを離す動作をいいます。すべての動作をあわせると、ドラッグアンドドロップになります。
実行可能プログラムは、ソースプログラムを翻訳し、必要なリソースとともにリンクして作成することができます。一般的には、この実行可能プログラムを作成することをビルドといいます。
PowerCOBOLでは、実行可能プログラムを作成するためのプロジェクト構成要素の更新状態(更新日時)を判定し、必要なものだけ翻訳およびリンクすることをビルドといいます。
関連項目
複数のウィンドウや複数のコントロールの中で、キーボードの入力を受け取ることができる対象のことを、フォーカスがもっているウィンドウまたはコントロールといいます。フォーカスをもっているウィンドウをアクティブなウィンドウといいます。また、フォーカスをもっているコントロールは、キャプション部分が点線で囲まれます。
コンパウンドドキュメントともいいます。
アプリケーションで扱う、さまざまな種類のデータを1つのファイルとして構成したものです。たとえば、PowerCOBOLでは、フォーム編集ウィンドウで扱うデータや手続き編集ウィンドウで扱うデータを1つのファイルにまとめて保存しています。
複合ファイルの中は、あたかもその中にフォルダとファイルが存在するように、データの種類ごとに分けられ、階層構造をもって管理されています。
アプリケーションを作成したり管理したりするために必要な情報がまとめられたもので、開発資産となるファイルの単位です。PowerCOBOLでは、1つまたは複数のモジュールで構成されており、複合ファイルとして保存されます。
関連項目
COMオブジェクトがもつ属性です。
オブジェクトのキャプション、文字のフォントや色など、GUIに使われる見ためや、オブジェクトの動作方法を定義するための情報です。
関連項目
マウスカーソルまたは、単にカーソルともいいます。
マウスの操作対象位置を示す小さいイメージです。通常、矢印の形をしています。文字列編集が可能な位置では、アルファベットの"I"に似た形をしています。
Windowsでのコマンド入力方法の1つです。
通常、ウィンドウの上端にメニューバーとして配置され、つねにメニューバーに表示されているメニューをトップレベルメニューといいます。トップレベルメニューは、コマンドの種類や目的ごとに分類され、その中に複数のメニュー項目があります。
実行可能なプログラムファイル(EXEファイルやDLLファイル)を作成する単位です。
PowerCOBOLでは、モジュールは1つまたは複数のフォームと、必要に応じて、COBOLファイル、オブジェクトファイル、ライブラリファイルおよびリソースファイルで構成されます。
ウィンドウを閉じるまで、呼び出し元のウィンドウの操作ができないウィンドウです。通常、ダイアログボックスはモーダルウィンドウです。
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