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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

1.2.2 管理構成定義(ConfigurationSettings)

定義画面ツリーのConfigurationSettingsフォルダ配下では、管理対象の構成情報について設定します。
以下の設定は必ず実施してください。

以下の設定は必要に応じて実施してください。

1.2.2.1 SystemGroups

システムグループを登録します。

システムグループとは、管理対象システムを構成する複数のサーバをまとめて管理するためのグループです。

サマリやレポートにおいて、表示単位として指定します。

管理するホストは、必ずどこかのグループに属する必要があります。

システムグループには1台以上のProxy ManagerまたはAgentを登録してください。

以下にシステムグループ設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるシステムグループ情報画面にて、システムグループに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    SystemGroups

    システムグループ名

    システムグループを識別するための表示名を設定してください。

    管理構成内で一意になるように設定してください。ただし、Agent名やProxyManager名と重なるのは構いません。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    注意

    サーバ組合せシミュレーションで使用するシミュレーション対象のシステムグループ名は、50文字以内で設定してください。


  2. システムグループを登録すると、そのフォルダ配下に、ProxyManagers、Agentsのフォルダが生成されます。


ポイント

  • システムグループに登録されているAgentの数によって、サマリ表示などシステムグループ単位のグラフが表示されるまでの時間が長くなります。

    運用管理クライアントのCPUがXeon 3.3GHzで、サマリ表示のサーバリソースを表示した場合、50Agentで60秒程度が目安となります(モニタの種類や表示するデータの期間、運用管理クライアントのCPU性能などに依存します)。

    表示時間を短くしたい場合は、システムグループを複数作成して、登録するAgentを分けてください。

  • システムグループの登録はコマンドで行うこともできます。詳細は、リファレンスマニュアル「sqcSetupConsoleDefine(コンソール定義構成コマンド)」を参照してください。


1.2.2.2 ProxyManagers

管理対象のProxy Managerを登録します。

エンドユーザーレスポンス情報およびサービス稼働情報を収集しない場合は、このフォルダは設定する必要はありません。

ポイント

Proxy ManagerではなくManagerで情報を収集する場合は、ManagerをProxy Managerとして登録します。

Proxy Managerの登録は、Agentのシステムグループ振り分け画面でも簡単に行うことができます。「1.2.3 未登録Agent情報(UnregisteredAgents)」を参照してください。ただし、Pull運用を行っている場合はAgentのシステムグループ振り分け画面は使用できません。当画面を使用してください。

以下にProxy Manager設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるProxy Manager情報画面にて、Proxy Managerに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    ProxyManagers

    Proxy Manager名

    Proxy Managerを識別するための表示名を設定してください。

    管理構成内で一意になるように設定してください。ただし、システムグループ名やAgent名と重なるのは構いません。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    ホスト名

    Proxy Managerの識別名を設定してください。

    1つのグループ内で重複して登録することはできませんが、異なるグループには同じホスト名を登録することが可能です。

    ポイント

    1つのProxy Managerが複数の業務で使用されていた場合、業務ごとにシステムグループを作成し、それぞれのシステムグループに同一のProxy Managerを登録することが可能です。ただし、ProxyManager名(表示名)は異なる文字列を指定してください。

    識別名は、sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)で表示される名前です。ポリシー適用コマンドについては、「A.3 ポリシー適用コマンド」を参照してください。


  2. 次に、個別取得、または一括取得ボタンをクリックして、管理対象のProxy Managerから、管理するための構成情報の取得を行います。構成情報の取得が正常に行われた場合、取得した日時がボタンの左側に表示されます。

    注意

    構成情報の取得に失敗した場合、取得日付は更新されません。ホスト名が正しいか、および、Proxy Managerでの収集ポリシーの作成と適用が正しく済んでいるか確認してください。

    構成情報取得処理のウィンドウに以下のメッセージが表示された場合、次のことが考えられます。

    couldn't open socket: connection timed out

    • インストール時に指定されている、ManagerのIPアドレスが間違っている。

    • Manager(の常駐プロセス)が起動していない。


  3. 構成情報の取得を行うと、取得を行ったProxy Managerの配下にManagedObjectというフォルダが生成されます。

    ManagedObjectフォルダ配下には、Proxy Managerの収集対象となっている以下の構成が表示されます。

    • エンドユーザーレスポンス情報

    • サービス稼働情報

    ポイント

    ここで、取得する構成情報とは、「A.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成コマンド」で説明する「管理対象構成情報(レスポンス・稼働管理対象構成情報)」を指します。したがって、「A.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成コマンド」の作業を、Manager上またはProxy Manager上で、事前に実施しておく必要があります。

    また、収集ポリシーの作成と適用を行うごとに、ここで説明する取得の操作が必要です。


Pull通信の場合

Pull運用の場合は、上記画面のみの設定では構成情報を取得することができないため、事前に作業が必要になります。以下に示す作業を手作業で実施した後、定義画面の個別取得、または一括取得ボタンをクリックしてください。

手順

管理対象サーバ上の管理対象構成情報ファイルを、運用管理クライアント上にコピーする。

  • 管理対象サーバ上のファイルの場所は以下です。

    Windows版】

    <可変ファイル格納ディレクトリ>\control\ManagedConf_XXXX.xml

    UNIX版】

    /etc/opt/FJSVssqc/ManagedConf_XXXX.xml

    XXXXは、「A.3 ポリシー適用コマンド」を実行する際に -h オプションで指定した名前です。-h オプションが省略された場合は、ポリシー適用コマンドを実行したシステムのホスト名です。

  • 運用管理クライアント上にコピーする場所は以下です。

    <インストールディレクトリ>\www\managedconf\ManagedConf_XXXX.xml


ポイント

Proxy Managerの登録および構成情報の取得は、コマンドで行うこともできます。詳細は、リファレンスマニュアル「sqcSetupConsoleDefine(コンソール定義構成コマンド)」および「sqcGetXMLConfig(構成情報取得コマンド)」を参照してください。


1.2.2.3 Agents

管理対象のAgentを登録します。

ポイント

Agentの登録は、Agentのシステムグループ振り分け画面でも簡単に行うことができます。「1.2.3 未登録Agent情報(UnregisteredAgents)」を参照してください。ただし、Pull運用を行っている場合はAgentのシステムグループ振り分け画面は使用できません。当画面を使用してください。

以下に、Agent設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるAgent情報画面にて、Agentに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    Agents

    Agent名

    Agentを識別するための表示名を設定してください。

    管理構成内で一意になるように設定してください。ただし、システムグループ名やProxyManager名と重なるのは構いません。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    ホスト名

    Agentの識別名を設定してください。

    1つのグループ内で重複して登録することはできませんが、異なるグループには同じホスト名を登録することが可能です。

    1つのAgentが複数の業務で使用されていた場合、業務ごとにシステムグループを作成し、それぞれのシステムグループに同一のAgentを登録することが可能です。ただし、Agent名(表示名)は異なる文字列を指定してください。

    識別名は、sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)で表示される名前です。ポリシー適用コマンドの詳細については、「A.3 ポリシー適用コマンド」を参照してください。

    ポイント

    Agentがクラスタ運用の場合は、物理ホスト名または物理IPアドレスを指定してください。


  2. 個別取得、または一括取得ボタンをクリックして、管理対象のAgentから、管理するための構成情報の取得を行います。

    構成情報の取得が正常に行われた場合、取得した日時がボタンの左側に表示されます。

    ポイント

    構成情報の取得に失敗した場合、取得日付は更新されません。ホスト名が正しいか、および、Agentでの収集ポリシーの作成と適用が正しく済んでいるか確認してください。

    構成情報取得処理のウィンドウに以下のメッセージが表示された場合、次のことが考えられます。

    Couldn't open socket: connection timed out

    • インストール時に指定されている、ManagerのIPアドレスが間違っている。

    • Manager(の常駐プロセス)が起動していない。


  3. 構成情報の取得を行うと、取得を行ったAgentの配下にManagedObjectというフォルダが生成されます。

    ManagedObjectフォルダ内には、Agentの収集対象となっている構成が表示されます。

    ポイント

    ここで、取得する構成情報とは、「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」で説明する「管理対象構成情報(レスポンス・稼働管理対象構成情報)」を指します。したがって、「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」の作業を、Manager上またはProxy Manager上で、事前に実施しておく必要があります。

    また、収集ポリシーの作成と適用を行うごとに、ここで説明する取得の操作が必要です。


Pull通信の場合

Pull運用の場合は、上記画面のみの設定では構成情報を取得することができないため、事前に作業が必要になります。以下に示す作業を手作業で実施した後、定義画面の個別取得、または一括取得ボタンをクリックしてください。

手順

管理対象サーバ上の管理対象構成情報ファイルを、運用管理クライアント上にコピーします。

  • 管理対象サーバ上のファイルの場所は以下です。

    Windows版】

    <可変ファイル格納ディレクトリ>\control\ManagedConf_XXXX.xml

    UNIX版】

    /etc/opt/FJSVssqc/ManagedConf_XXXX.xml

    XXXXは、「A.3 ポリシー適用コマンド」を実行する際に -h オプションで指定した名前です。-h オプションが省略された場合は、ポリシー適用コマンドを実行したシステムのホスト名です。

  • 運用管理クライアント上にコピーする場所は以下です。

    <インストールディレクトリ>\www\managedconf\ManagedConf_XXXX.xml


ポイント

Agentの登録および構成情報の取得は、コマンドで行うこともできます。詳細は、リファレンスマニュアル「sqcSetupConsoleDefine(コンソール定義構成コマンド)」および「sqcGetXMLConfig(構成情報取得コマンド)」を参照してください。


1.2.2.4 RelationTools

Proxy Manager、およびAgentが登録されると、そのフォルダ配下に、RelationToolsというフォルダが生成されます。

本製品の詳細表示から、関連ツール(URL呼び出し可能なツール)を呼び出したい場合に、このフォルダを設定してください。

以下に、関連ツール設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示される関連ツール情報画面にて、関連ツールに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    RelationTools

    関連ツール名

    ツールを識別するための表示名を設定してください。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    既存の関連ツール名は指定できません。

    URL

    呼び出すURLを設定してください。


1.2.2.5 Resources

本製品の詳細表示で、標準で用意された表示単位よりも特定のリソースに絞り込んだコンテンツの表示を行う際に定義します。

詳細表示機能でのリソース表示については、「3.2.3.3 リソース表示」を参照してください。

以下に、リソース設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるリソース情報画面にて、リソースに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    Resources

    リソース名

    リソースを識別するための表示名を設定してください。

    対象Resourcesフォルダ内で一意になるように設定してください。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    リソースID

    リソースで絞り込んだ表示を行いたい詳細表示コンテンツの、リソースIDカラムに表示されている文字列です。

    なお、リソースIDが ":"(コロン)で繋がれた複数の文字列で構成されている、かつ、その繋がれた文字列が、詳細ツリー上のManagedObjectノードから目的のノードまでの間に、インスタンスを表すノードとして出現している場合は、その出現しているインスタンスノード以降の文字列を指定します。

    例)

    "RDBSAR_ED" を選択した場合、詳細表示コンテンツのリソースIDカラムに以下の文字列が表示されている。

    かつ、ツリー上にインスタンスを表すノードとして"CENTRIC" が出現。

    この場合、"CENTRIC" 以降の "RDBII_DICTIONARY" や "SYSTEMWALKER_DB" を指定する。

    リソースIDは、前方一致でフィルタリングされます。

    すべてを指定せずに、一致させたい部分までを指定することができます。

    リソースIDは対象Resourcesフォルダ内で一意になるように設定してください。

    半角英数字、半角記号(ただし\,<>"$'[]=&以外)が使用できます。長さの制限は、64文字以内です。

    半角記号'_'および'%'は、任意の1文字として扱います。


1.2.2.6 WebSites

構成情報の取得により、Proxy Managerから取得した、エンドユーザーレスポンス管理の構成情報を確認できます。

■機能の前提条件

当ノードは、「A.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成コマンド」で説明する「管理対象構成情報(レスポンス稼働管理対象構成情報)」を定義していない場合表示されません。

以下にWebサイト稼働状況画面を示します。


■手順

  1. 表示ボタンをクリックして表示されるWebサイト情報画面にて、Webサイトに関する情報を表示します。

    ノード名

    表示項目名

    表示内容

    WebSites

    サイト名

    Manager上またはProxy Manager上で、エンドユーザーレスポンス管理で定義したサイト名が表示されます。


1.2.2.7 Resources (URL)

本製品の詳細表示で、標準で用意された表示単位よりも、さらに、特定のリソースにて絞り込んだコンテンツの表示を行う際に定義します。

特定のリソースには、ダウンロードが完了となった(Webページを表示するときにエラーとなっていない、もしくは、表示を中断していない)WebページのURLを設定します。

詳細表示機能でのリソース表示については、「3.2.3.3 リソース表示」を参照してください。

以下に、リソース(URL)設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるリソース(URL)情報画面にて、リソースに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    Resources(URL)

    リソース名

    リソースを識別するための表示名を設定してください。

    対象Resourcesフォルダ内で一意になるように設定してください。

    Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
    ・全角文字
    ・半角英数字
    ・半角記号(ただし\,<>"$'[]=&以外)

    機種依存文字は使用できません。

    長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

    リソースID
    (URL1)

    通常、URL1のみURLを設定してください。

    しかし、以下の例のように、異なるURLでも同一のWebページを指す場合があります。

    例)

    http://www.fujitsu.com/SQC/

    http://www.fujitsu.com/SQC/index.html

    これらの2つのURLを、1つのWebページとして合算し、参照したい場合にURL1に加え、URL2を使用し、以下のように設定をします。

    URL1 : /SQC/

    URL2 : /SQC/index.html

    半角英数字、半角記号(ただし$\"'[]<>=&^|{}()#*;?,以外)が使用できます。長さの制限は、64文字以内です。

    半角記号'_'および'%'は、任意の1文字として扱います。

    リソースID
    (URL2)


1.2.2.8 HTTP/PORT/DNS/SMTP

構成情報の取得により、Proxy Managerから取得した、サービス稼働管理の構成情報を確認できます。

■機能の前提条件

当ノードは、「A.2 レスポンス・稼働情報収集ポリシー作成コマンド」で説明する「管理対象構成情報(レスポンス稼働管理対象構成情報)」を定義していない場合表示されません。

以下に、サービス稼働状況画面を示します。


■手順

  1. 表示ボタンをクリックして表示されるサービス情報画面にて、サービスに関する情報を表示します。

    ノード名

    表示項目名

    表示内容

    HTTP

    IPアドレス

    Manager上またはProxy Manager上で、HTTPサービス稼働管理で定義したIPアドレスが表示されます。

    サービス監視対象URL

    Manager上またはProxy Manager上で、HTTPサービス稼働管理で定義したサービス監視対象URLが表示されます。

    PORT

    IPアドレス

    Manager上またはProxy Manager上で、PORTサービス稼働管理で定義したIPアドレスが表示されます。

    ポート

    Manager上またはProxy Manager上で、PORTサービス稼働管理で定義したポートが表示されます。

    DNS

    IPアドレス

    Manager上またはProxy Manager上で、DNSサービス稼働管理で定義したIPアドレスが表示されます。

    ポート

    Manager上またはProxy Manager上で、DNSサービス稼働管理で定義したポートが表示されます。

    DNS解決ホスト名

    Manager上またはProxy Manager上で、DNSサービス稼働管理で定義したDNS解決ホスト名が表示されます。

    SMTP

    IPアドレス

    Manager上またはProxy Manager上で、SMTPサービス稼働管理で定義したIPアドレスが表示されます。

    ポート

    Manager上またはProxy Manager上で、SMTPサービス稼働管理で定義したポートが表示されます。


1.2.2.9 TxnIDs

本製品の詳細表示で、Interstage(TxnAnalysis)JavaEE/Interstage(TxnAnalysis)ノードから、トランザクション内訳分析表示を行う際、特定のトランザクションIDにて絞り込んだコンテンツの表示を行う場合に定義します。

トランザクション内訳分析の概要については、使用手引書「トランザクション内訳分析」および「3.2.4.3 Interstage(TxnAnalysis)JavaEE/Interstage(TxnAnalysis)ツリー」を参照してください。

以下に、トランザクションID設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるトランザクションID情報画面にて、トランザクションIDに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    TxnIDs

    トランザクションID

    トランザクションIDには、上位階層のサーバーインスタンスノードまたはワークユニットノードを選択して表示された、複数のトランザクションの中から、参照したいトランザクションのIDを確認し、設定します。

    サーバーインスタンスノードまたはワークユニットノードを選択して表示されたコンテンツの、リソースIDカラムに表示されているリソースIDから、トランザクションID部分を抜き出して指定してください。

    リソースID
    • サーバーインスタンス名:トランザクションID:コンポーネントタイプ:~

    • ワークユニット名:トランザクションID:コンポーネントタイプ:~

    トランザクションIDの形式

    トランザクション番号(プロセスID)

    ポイント

    トランザクション番号部分は、プロセス内での連番となります。ワークユニットのプロセス多重度を2以上に設定していた場合、トランザクション番号部分が重複する可能性がありますので、プロセスID部分も指定してください。

    トランザクションIDおよびそれ以降のリソースIDは、前方一致でフィルタリングされます。トランザクションIDに続けて、以降のコンポーネントタイプなどを指定することもできます。

    トランザクションIDは対象TxnIDsフォルダ内で一意になるように設定してください。

    半角英数字、半角記号(ただし\,<>"$'[]=&以外)が使用できます。長さの制限は、64文字以内です。

    半角記号'_'および'%'は、任意の1文字として扱います。


1.2.2.10 TxnAnalysis(Sync)/TxnAnalysis(Async)/TxnAnalysis(OssJava)の場合のTxnIDs

本製品の詳細表示で、Interstage(Sync)/Interstage(Async)/TxnAnalysis(OssJava)ノードから、トランザクション内訳分析表示を行う際に、特定のトランザクションIDにて絞り込んだコンテンツの表示を行う際に定義します。

トランザクション内訳分析の概要については、使用手引書「トランザクション内訳分析」および「3.2.4.4 TxnAnalysis(Sync)/TxnAnalysis(Async)/TxnAnalysis(OssJava)ツリー」を参照してください。

以下に、トランザクションID設定画面を示します。


■手順

  1. 追加ボタンをクリックして表示されるトランザクションID情報画面にて、トランザクションIDに関する情報を設定します。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    TxnIDs

    トランザクションID

    トランザクションID には、詳細表示画面のTransactionID_mapから、トランザクションのコンテキストID/コリレーションID に対応したTranaction IDを参照し、設定します。

    半角記号'_'および'%'は、任意の1文字として扱います。