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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

3.2.3 基本的な操作方法

左側の詳細ツリーで表示対象の表示項目を選択し、右上の各種オプションを指定して、表示ボタンを選択することで、右下に詳細表示コンテンツが表示されます。

コンテンツ作成中は、コンテンツ表示域に「Loading...」のメッセージが表示されます。

当メッセージ表示中は、表示ボタンの操作はキャンセルされます。


■オプション

指定するオプションには以下があります。

オプション

説明

基点

詳細表示を行いたい機軸となる時間を選択します。

現在時刻からリソースデータ(10分)の保持期間までが選択可能です。

デフォルトでは画面を開いた際の現在時刻です。

範囲

詳細表示の範囲を、機軸の時間から前後何分表示するかを選択します。

選択可能な表示範囲は以下です。

180, 120, 60, 30, 10, 0分

デフォルトでは60分です。

なお、0分を指定した場合、日時で選択した時刻がピンポイントで表示されます。

比較日時
基準

比較
詳細表示の比較を行いたい場合にチェックします。
[比較日時]として選択した日時のデータに対して、指定した期間のデータを比較します。
[比較日時]は、現在時刻からリソースデータ(10分)の保持期間までが選択可能です。
デフォルトは、画面を開いた際の1日前の日時です。

倍率は0.001から1000までの実数を指定します。
デフォルト値は1です。

倍率に1以上の値を指定した場合は、比較日時のデータに対して、指定した期間のデータが倍率をかけた値より大きい場合に強調表示されます。

倍率に1未満の値(0.999~0.001)を指定した場合は、比較日時のデータに対して、指定した期間のデータが倍率をかけた値より小さい場合に強調表示されます。

注意

以下の詳細表示項目については、本機能は対象外です。

ResponseCondition

TxnAnalysis(Sync)

TxnAnalysis(Async)

TxnAnalysis(OssJava)

Workload

これらのオプションは、何度も同じ指定を行う必要がないように、一度指定して表示を行うと、別の詳細表示に移った場合にも継承されます。


3.2.3.1 別ウィンドウで表示する・印刷する

詳細表示画面の右下の[別ウィンドウで表示]ボタンをクリックすると、現在表示中の詳細表示コンテンツを、別ウィンドウで開くことができます。

コンソールで他の項目を表示し、並べて比較することが可能です。

また、別ウィンドウで表示した画面で、[印刷]ボタンをクリックすると、その画面イメージを印刷することができます。


3.2.3.2 履歴

詳細表示画面の右下の「履歴」ボタンをクリックすると、詳細履歴選択画面が表示され、現在から2時間前までに表示した詳細が一覧表示されます。

任意の表示対象チェックボックスをチェックし、表示ボタンを選択すると、選択した詳細表示コンテンツを一画面で表示することができます。

これにより、複数の項目を突き合わせて確認することが可能です。


3.2.3.3 リソース表示

構成情報取得で自動生成されたManagedObjectフォルダ配下のノードには、Resourcesフォルダが直下にぶら下がるノードが存在します。

このようなノードは、リソース定義を行うことで、詳細表示のコンテンツを表示する際、特定のリソースに絞り込んだコンテンツを表示させることが可能になります。

以下に例を示します。これは、WIN_CPUBUSYノードを選択して表示した詳細表示コンテンツの例です。


リソースノードとしてResource#0を登録することにより、#0のみを対象にコンテンツを表示可能になります。


リソースの定義方法については、「1.2.2.5 Resources」を参照してください。


3.2.3.4 関連ツール呼び出し

詳細ツリーの RelationTools ノードを選択すると、環境設定画面にて登録した関連ツールを呼び出すことができます。

関連ツールの定義方法については、「1.2.2.4 RelationTools」を参照してください。