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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

1.2.3 未登録Agent情報(UnregisteredAgents)

定義画面ツリーのUnregisteredAgentsツリー配下には、Agent側(インストール型Agent、インストールレス型Agent、Proxy Managerを含む、以下同様)での導入作業は終わっているが、運用管理クライアント側で管理構成定義に登録されていないAgentのホスト名が表示されています。

ポイント

使用手引書「Systemwalker Resource Coordinator (サーバプロビジョニング)との連携」を行っている場合、サーバリソースの割り当て動作(管理対象サーバへのソフトウェアイメージ配信)が行われたタイミングで、"サーバグループ名-ホスト名" というホスト名が表示されます。

未登録のAgentが存在する場合、定義画面、コンソール、および[分析/プランニング]画面のステータスバーに、「未登録のAgentが存在します.」とのメッセージが点滅表示されますので、定義画面が開かれていない場合でも、未登録Agentの存在を認識することができます。

当メッセージは、すべての未登録Agentをシステムグループに振り分けることで、表示されなくなります。

1.2.3.1 未登録Agent情報の登録

1.2.3.1.1 未登録Agentを一括して登録する場合

未登録のAgentを、指定した1つのシステムグループに一括して振り分けることができます。これにより、AgentかProxy Managerか(またはその両方)が自動判別され、登録および構成情報の取得をまとめて行うことができます。

■起動方法

定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリーをクリックすると、[未登録Agent一括振り分け]画面が表示されます。

ノード名

設定項目名

設定内容

UnregisteredAgents

システムグループ

登録先のシステムグループを選択します。

表示名

Agent情報画面で指定するAgent名にあたります。

管理構成内で一意になるように設定してください。(デフォルトではホスト名が設定されています。)

Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
・全角文字
・半角英数字
・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

機種依存文字は使用できません。

長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。

■手順

  1. 登録先のシステムグループを選択します。

    システムグループがまだ登録されていない場合、DefaultGroupというグループが表示されます。

    DefaultGroupへの振り分けを行うことにより、同時にDefaultGroupという表示名のシステムグループが生成されます。

  2. 振り分けたいAgentのチェックボックスをチェックします。表のタイトルにあるチェックボックスをクリックすると、すべてのAgentのチェックボックスがオン、またはオフの状態になります。

  3. [適用]ボタンをクリックします。

    以下の確認ダイアログが表示されます。

    [OK]ボタンをクリックすると登録処理を行います。

    [キャンセル]ボタンをクリックすると、登録処理は行わず、元の画面に戻ります。

1.2.3.1.2 未登録Agentを個別に登録する場合

システムグループを指定(複数指定可)し振り分けを行うことで、AgentかProxy Managerか(またはその両方)が自動判別され、任意のシステムグループへの登録および構成情報の取得をまとめて行うことができます。

■起動方法

定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリー配下に表示されているAgentをクリックすると、[Agentのシステムグループ振り分け]画面が表示されます。

ノード名

設定項目名

設定内容

未登録Agentのホスト名

システムグループ

登録先のシステムグループのチェックボックスをチェックします。

表示名

Agent情報画面で指定するAgent名にあたります。

管理構成内で一意になるように設定してください。(デフォルトではホスト名が設定されています。)

Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
・全角文字
・半角英数字
・半角記号(ただし\:,<>"$'[]=&以外)

機種依存文字は使用できません。

長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。


■手順

振り分けたいシステムグループのチェックボックスをチェックし、[適用]ボタンをクリックします。


システムグループがまだ登録されていない場合、DefaultGroupというグループが表示されます。

DefaultGroupへの振り分けを行うことにより、同時にDefaultGroupという表示名のシステムグループが生成されます。


1.2.3.2 未登録Agent情報の削除

コンソールのUnregisteredAgentsツリー配下に表示されているAgent(ProxyManeger含む)を、コンソール上から削除する手順を説明します。

機能の前提条件

本機能は、運用管理クライアントが接続しているManager環境のPDBに登録されているコンソール定義が1つの場合にのみ有効となります。削除対象は、運用管理クライアントから接続された、Enterprise Manager/Manager環境内のPDBのみとなります。

なお、対象となるコンソール定義は、コンソール定義画面のコンソール定義と、サーバ組合せシミュレーション結果画面のコンソール定義の両方になります。

コンソール定義が複数の場合は、リファレンスマニュアル「sqcPDBerase(データ削除コマンド)」を使用して、PDB内からデータを削除することにより、これらを表示しないようにすることができます。

Manager二階層構成モデルへの接続では、対象の運用管理クライアントと接続していないManagerは影響を受けません。

■起動方法

  1. 定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリーをクリックすると、[未登録Agent一括振り分け]画面が表示されます。

  2. [未登録Agent削除]タブをクリックすると、[未登録Agent削除]画面が表示されます。

    ノード名

    設定項目名

    設定内容

    UnregisteredAgents

    削除

    削除したい未登録Agentのチェックボックスをチェックします。

    ホスト名

    未登録Agent一覧登録画面が表示されます。


■手順

  1. 削除したい未登録Agentを選択します。

    未登録Agent名の左横にあるチェックボックスをチェックします。複数の指定が可能です。

  2. 画面下の削除ボタンをクリックします。

    以下の確認ダイアログが表示されます。

    OKボタンをクリックすると削除処理を行います。

    キャンセルボタンをクリックすると、削除処理は行わず、元の画面に戻ります。

ポイント

  • コンソール定義が複数定義されている環境において、[未登録Agent削除]タブをクリックすると、本機能が使用できないことを示す画面が表示されます。


すでにSystemGroupsに登録済みのAgent/Proxy Managerを削除する場合

  1. 該当するAgent/Proxy Managerが登録されているSystemGroupsを選択し、Agent/Proxy Managerの一覧ウィンドウを表示させます。

  2. 該当Agent/Proxy Manager名の横にある削除ボタンをクリックすると、AgentはSystemGroupsから外れ、UnregisteredAgentsのツリーに移動します。

  3. 1.2.3.1 未登録Agent情報の登録」を参照し、Agent/Proxy Managerを削除する手順を実施します。


■削除したAgent/Proxy Manager再登録する場合

本機能にて、PDB上から削除したAgent/Proxy Managerを再びコンソール上で登録可能な状態にするには、該当Agent/Proxy Manager環境にて、「A.3 ポリシー適用コマンド」を実行します。