定義画面ツリーのUnregisteredAgentsツリー配下には、Agent側(インストール型Agent、インストールレス型Agent、Proxy Managerを含む、以下同様)での導入作業は終わっているが、運用管理クライアント側で管理構成定義に登録されていないAgentのホスト名が表示されています。
ポイント
使用手引書「Systemwalker Resource Coordinator (サーバプロビジョニング)との連携」を行っている場合、サーバリソースの割り当て動作(管理対象サーバへのソフトウェアイメージ配信)が行われたタイミングで、"サーバグループ名-ホスト名" というホスト名が表示されます。
未登録のAgentが存在する場合、定義画面、コンソール、および[分析/プランニング]画面のステータスバーに、「未登録のAgentが存在します.」とのメッセージが点滅表示されますので、定義画面が開かれていない場合でも、未登録Agentの存在を認識することができます。
当メッセージは、すべての未登録Agentをシステムグループに振り分けることで、表示されなくなります。
未登録のAgentを、指定した1つのシステムグループに一括して振り分けることができます。これにより、AgentかProxy Managerか(またはその両方)が自動判別され、登録および構成情報の取得をまとめて行うことができます。
■起動方法
定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリーをクリックすると、[未登録Agent一括振り分け]画面が表示されます。
ノード名 | 設定項目名 | 設定内容 |
---|---|---|
UnregisteredAgents | システムグループ | 登録先のシステムグループを選択します。 |
表示名 | Agent情報画面で指定するAgent名にあたります。 管理構成内で一意になるように設定してください。(デフォルトではホスト名が設定されています。) Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。 機種依存文字は使用できません。 長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。 |
■手順
登録先のシステムグループを選択します。
システムグループがまだ登録されていない場合、DefaultGroupというグループが表示されます。
DefaultGroupへの振り分けを行うことにより、同時にDefaultGroupという表示名のシステムグループが生成されます。
振り分けたいAgentのチェックボックスをチェックします。表のタイトルにあるチェックボックスをクリックすると、すべてのAgentのチェックボックスがオン、またはオフの状態になります。
[適用]ボタンをクリックします。
以下の確認ダイアログが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると登録処理を行います。
[キャンセル]ボタンをクリックすると、登録処理は行わず、元の画面に戻ります。
システムグループを指定(複数指定可)し振り分けを行うことで、AgentかProxy Managerか(またはその両方)が自動判別され、任意のシステムグループへの登録および構成情報の取得をまとめて行うことができます。
■起動方法
定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリー配下に表示されているAgentをクリックすると、[Agentのシステムグループ振り分け]画面が表示されます。
ノード名 | 設定項目名 | 設定内容 |
---|---|---|
未登録Agentのホスト名 | システムグループ | 登録先のシステムグループのチェックボックスをチェックします。 |
表示名 | Agent情報画面で指定するAgent名にあたります。 管理構成内で一意になるように設定してください。(デフォルトではホスト名が設定されています。) Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。 機種依存文字は使用できません。 長さの制限は、半角全角にかかわらず64文字以内です。 |
■手順
振り分けたいシステムグループのチェックボックスをチェックし、[適用]ボタンをクリックします。
システムグループがまだ登録されていない場合、DefaultGroupというグループが表示されます。
DefaultGroupへの振り分けを行うことにより、同時にDefaultGroupという表示名のシステムグループが生成されます。
コンソールのUnregisteredAgentsツリー配下に表示されているAgent(ProxyManeger含む)を、コンソール上から削除する手順を説明します。
■機能の前提条件
本機能は、運用管理クライアントが接続しているManager環境のPDBに登録されているコンソール定義が1つの場合にのみ有効となります。削除対象は、運用管理クライアントから接続された、Enterprise Manager/Manager環境内のPDBのみとなります。
なお、対象となるコンソール定義は、コンソール定義画面のコンソール定義と、サーバ組合せシミュレーション結果画面のコンソール定義の両方になります。
コンソール定義が複数の場合は、リファレンスマニュアル「sqcPDBerase(データ削除コマンド)」を使用して、PDB内からデータを削除することにより、これらを表示しないようにすることができます。
Manager二階層構成モデルへの接続では、対象の運用管理クライアントと接続していないManagerは影響を受けません。
■起動方法
定義画面ツリーで、UnregisteredAgentsツリーをクリックすると、[未登録Agent一括振り分け]画面が表示されます。
[未登録Agent削除]タブをクリックすると、[未登録Agent削除]画面が表示されます。
ノード名 | 設定項目名 | 設定内容 |
---|---|---|
UnregisteredAgents | 削除 | 削除したい未登録Agentのチェックボックスをチェックします。 |
ホスト名 | 未登録Agent一覧登録画面が表示されます。 |
■手順
削除したい未登録Agentを選択します。
未登録Agent名の左横にあるチェックボックスをチェックします。複数の指定が可能です。
画面下の削除ボタンをクリックします。
以下の確認ダイアログが表示されます。
OKボタンをクリックすると削除処理を行います。
キャンセルボタンをクリックすると、削除処理は行わず、元の画面に戻ります。
ポイント
コンソール定義が複数定義されている環境において、[未登録Agent削除]タブをクリックすると、本機能が使用できないことを示す画面が表示されます。
■すでにSystemGroupsに登録済みのAgent/Proxy Managerを削除する場合
該当するAgent/Proxy Managerが登録されているSystemGroupsを選択し、Agent/Proxy Managerの一覧ウィンドウを表示させます。
該当Agent/Proxy Manager名の横にある削除ボタンをクリックすると、AgentはSystemGroupsから外れ、UnregisteredAgentsのツリーに移動します。
「1.2.3.1 未登録Agent情報の登録」を参照し、Agent/Proxy Managerを削除する手順を実施します。
■削除したAgent/Proxy Managerを再登録する場合
本機能にて、PDB上から削除したAgent/Proxy Managerを再びコンソール上で登録可能な状態にするには、該当Agent/Proxy Manager環境にて、「A.3 ポリシー適用コマンド」を実行します。