本バージョンのList Worksへの移行には、以下のパターンがあります。どのパターンも、List Worksが提供する移行ツールを使用します。
旧バージョンのList Worksを、移行元と同じサーバ機に移行するパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.3.9 同一サーバに移行”を参照してください。 |
旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、保管フォルダの構成および格納先を移行元と同じ構成にするパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.3.10 異なるサーバに移行(移行先は同じ構成)”を参照してください。 |
旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、保管フォルダの構成を変更したり、格納先を異なるドライブなどに変更したりするパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.3.11 異なるサーバに移行(移行先は別構成)”を参照してください。 |
SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行
SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行するパターンです。
移行手順については、“7.3.12 SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行”を参照してください。 |
LISTVIEWの運用、またはファイル共有運用の環境から移行するパターンです。この場合も、同一サーバや異なるサーバに移行することができます。
移行手順については、“7.3.13 LISTVIEWまたはファイル共有運用からの移行”を参照してください。 |
注意
移行先と移行元を同じフォルダ構成で移行しない場合は、移行性能が劣化します。このため、同じフォルダ構成での移行を推奨します。
異なるサーバに移行する場合において、移行先サーバの各資源格納先は、移行元サーバの各資源格納先と同等のディスク容量が必要になります。
運用環境によって該当する移行手順の参照先を、以下の表に示します。
移行元 | 移行先 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
SE、EE (注1) | EE (注2) | |||||
同一サーバ | 異なるサーバ | 同一サーバ | 異なるサーバ | |||
List Works | SE | クライアントサーバ運用 | 7.3.9(注3) | |||
ファイル共有運用 | 7.3.13(注4) | 7.3.13(注4) | ||||
EE (注2) | クライアントサーバ運用 | - | - | 7.3.9(注3,注5) | ||
ListWORKS | SE | クライアントサーバ運用 | 7.3.9(注3) | |||
ファイル共有運用 | 7.3.13(注4) | 7.3.13(注4) | ||||
EE (注2) | クライアントサーバ運用 | - | - | 7.3.9(注3,注5) | ||
LISTVIEW |
保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を除きます。
保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を含みます。
OSをアップグレードする場合は、“7.5.4 同一サーバ内での移行にOSのアップグレードを伴う場合”を参照してください。
帳票資源は、共有ディスク上に移行する必要があります。また、リスト管理サーバの環境設定で、保管フォルダの共有運用の設定を行う必要があります。
サーバを追加する場合は、合わせて“7.5.5 保管フォルダの共有運用において、新たにサーバを追加する場合”を参照してください。
旧バージョンの保管フォルダ内に格納されているList Works帳票を、追加で移行するパターンです。
移行手順については、“7.3.14 追加移行”を参照してください。 |
この後の節からは、共通の手順となる移行ツールの説明、その後に各パターンの移行手順を説明します。