本オプション製品で提供するInterstage HTTP Server 2.2については、Interstage Application Serverの「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」を参照してください。
本オプション製品で提供するInterstage HTTP Server 2.2のディレクティブについては、Interstage Application Serverの「Interstage HTTP Server 2.2 ディレクティブ一覧」を参照してください。
ただし、本オプション製品のInterstage HTTP Server 2.2と基本製品のInterstage HTTP Server 2.2には、格納パス、および一部の機能に差異があるため、以下のように読み替えてください。
パスの読替え
「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」のパス | 読替え後のパス |
---|---|
/opt/FJSVahs | <業務ユニットのルートディレクトリ>/ahs |
/etc/opt/FJSVahs | |
/var/opt/FJSVahs |
基本製品との差異
項目 | 機能仕様の違い | ||
---|---|---|---|
基本製品 | オプション製品(業務ユニット) | ||
環境設定 | SSLの設定 | 以下のSSL環境を使用します。
| 以下のSSL環境を使用します。Interstage証明書環境は、サポートしていません。
SSL環境の詳細については、「11.2.4 SMEEコマンドで構築する証明書/鍵管理環境の設定」を参照してください。 |
運用・保守 | 起動 | 以下のコマンドで起動します。
| 以下のコマンドで起動します。apachectlコマンドおよびhttpdコマンドは、使用しないでください。
起動方法については、「12.1.2 Interstage HTTP Server 2.2の起動・停止」を参照してください。 |
停止 | 以下のコマンドで停止します。
| 以下のコマンドで停止します。apachectlコマンドおよびhttpdコマンドは、使用しないでください。
停止方法については、「12.1.2 Interstage HTTP Server 2.2の起動・停止」を参照してください。 | |
自動起動 | 以下のシェルスクリプトで自動起動/自動停止するように設定します。
| シェルスクリプトはありません。 自動起動の設定方法については、「11.2.2 自動起動の設定」を参照してください。 | |
以下のシェルスクリプトで自動起動/自動停止しないように設定します。
| シェルスクリプトはありません。 自動起動の設定方法については、「11.2.2 自動起動の設定」を参照してください。 | ||
[RHEL7の場合]
| [RHEL7の場合]
自動起動の設定方法については、「11.2.2 自動起動の設定」を参照してください。 | ||
[RHEL6の場合]
| [RHEL6の場合]
自動起動の設定方法については、「11.2.2 自動起動の設定」を参照してください。 | ||
自動起動設定の初期設定 | 自動起動/自動停止します。 | 自動起動/自動停止しません。 自動起動の設定方法については、「11.2.2 自動起動の設定」を参照してください。 | |
複数Webサーバの運用 | 以下の方法でWebサーバ動作環境を作成します。
| 以下のシェルスクリプトでWebサーバ動作環境を作成します。
複数Webサーバを運用する場合の動作環境の作成方法については、「11.2.3 複数Webサーバの設定」を参照してください。 | |
メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行) | 以下の方法でバックアップ/移出、およびリストア/移入を行います。
| 以下のコマンドでバックアップおよびリストアを行います。移出/移入は、サポートしていません。
バックアップ、リストアの詳細については、「第19章 資源のバックアップ・リストア」を参照してください。 | |
クラスタサービス | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
ディレクティブ | Group | 任意のグループ名を指定します。 | 業務ユニット管理グループ名(固定)を指定します。 指定値を変更すると、「6.1.1 業務ユニットとリソース」で設計した「リソース制御」が正常に動作しません。 |
ISSsoBusinessSystemName | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
Listen | IPアドレスを省略し、ポート番号だけの指定が可能です。 | IPアドレスおよびポート番号を必ず指定する必要があります。 IPアドレスを省略すると、他の業務ユニットのサービスとポート番号が重複し、正常に動作しない可能性があります。 | |
SSLConfName | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
User | 任意のユーザー名を指定します。 | 業務ユニット管理者名(固定)を指定します。 指定値を変更すると、「6.1.1 業務ユニットとリソース」で設計した「リソース制御」が正常に動作しません。 | |
コマンド | apachectl | サポートしています。 | 使用できません。 使用した場合、「6.1.1 業務ユニットとリソース」で設計した「リソース制御」が正常に動作しません。 |
httpd | サポートしています。 | 使用できません。 使用した場合、「6.1.1 業務ユニットとリソース」で設計した「リソース制御」が正常に動作しません。 | |
ahsbackup | サポートしています。 | ありません。 | |
ahsrestore | サポートしています。 | ありません。 | |
メッセージ | 出力メッセージ | 以下のメッセージを出力します。
| 以下のメッセージを出力します。 メッセージについては、「第22章 メッセージを確認する前に」を参照してください。 |