23.4.2 ahsservicectlシェルスクリプト実行時に出力されるメッセージ

ahsservicectlシェルスクリプト実行時に出力されるメッセージについて説明します。

本メッセージは、ahsservicectlシェルスクリプトを実行したターミナルの画面に出力されます。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail={0} command failed.

［可変情報］

{0}:コマンド名

［意味］

OSのコマンド{0}の実行に失敗しました。

［システムの処理］

サービスの登録／削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

以下の対処を行ってください。

sudoコマンドを使用して実行していない場合は、sudoコマンドを使用して再度シェルスクリプトを実行してください。
上記以外の場合は、同時に出力されているメッセージを参照して、失敗の原因を取り除き、再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail=Service already exists.

［意味］

Webサーバのサービスは、すでに登録されています。

［システムの処理］

サービスの登録処理を中断します。

［ユーザーの対処］

引数に指定したWebサーバ名に誤りがないか確認し、誤りがある場合は再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail=Service automatic start/stop is enabled.

［意味］

削除対象Webサーバの自動起動/自動停止の設定が、自動起動／自動停止するようになっています。

［システムの処理］

サービスの削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

削除対象Webサーバの自動起動/自動停止の設定を自動起動／自動停止しないようにして、再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail=Service does not exist.

［意味］

Webサーバのサービスが存在しません。

［システムの処理］

サービスの削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

引数に指定したWebサーバ名に誤りがないか確認し、誤りがある場合は再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail=Service is running.

［意味］

削除対象Webサーバのサービスが起動しています。

［システムの処理］

サービスの削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

削除対象Webサーバのサービスを停止して、再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: ahsservicectl terminated. detail=WebServerName({0}) does not exist.

［可変情報］

{0}:Webサーバ名

［意味］

引数に指定したWebサーバ名が、Webサーバ一覧ファイルに設定されていません。

［システムの処理］

サービスの登録／削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

Webサーバ一覧ファイルに設定されているWebサーバ名を指定して、再度シェルスクリプトを実行してください。

ahsservicectl: ERROR: Internal error. detail={0} does not exist.

［可変情報］

{0}:ファイル名

［意味］

内部異常が発生しました。

［システムの処理］

サービスの登録／削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

技術員に連絡してください。

ahsservicectl: ERROR: Internal error. detail={0} is invalid.

［可変情報］

{0}:ファイル名

［意味］

ファイル{0}の内容が不正です。

［システムの処理］

サービスの登録／削除処理を中断します。

［ユーザーの対処］

技術員に連絡してください。

ahsservicectl: INFO: ahsservicectl terminated.

［意味］

サービスの登録／削除が正常に終了しました。