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Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

12.1.2 Interstage HTTP Server 2.2の起動・停止

Webサーバを起動・停止する方法について説明します。

注意

  • NFSサーバに格納しているコンテンツを公開する場合、Webサーバ運用中は、常にNFSサーバへのアクセスが可能である必要があります。Webサーバを起動する前にNFSサーバが正常に起動されていることを確認し、またWebサーバ運用中はNFSサーバへのアクセスが不可となるような操作(NFSサーバの電源断など)を行わないでください。

  • 業務ユニットの以下のコマンドは使用できません。使用した場合、「6.1.1 業務ユニットとリソース」で設計した「リソース制御」が正常に動作しません。

    • apachectlコマンド

    • httpdコマンド

  • インフラ管理者から割り当てられた直後の業務ユニットには、Webサーバ名が「FJapache」のWebサーバの動作環境が1つ作成されています。

起動

RHEL7の場合

systemctlコマンドでWebサーバを起動します。

/usr/bin/sudo /usr/bin/systemctl start ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>.service

RHEL6の場合

serviceコマンドでWebサーバを起動します。

/usr/bin/sudo /sbin/service ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> start

停止

RHEL7の場合

systemctlコマンドでWebサーバを停止します。

/usr/bin/sudo /usr/bin/systemctl stop ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>.service

RHEL6の場合

serviceコマンドでWebサーバを停止します。

/usr/bin/sudo /sbin/service ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> stop

起動状態の確認

RHEL7の場合

systemctlコマンドでWebサーバの起動状態を確認します。

/usr/bin/sudo /usr/bin/systemctl status ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>.service

コマンドが出力するActiveで始まる行の先頭を確認します。

起動している場合
Active: active (running)
停止している場合
Active: inactive (dead)

起動に失敗している場合は、以下のように出力されます。

Active: failed (Result: exit-code)

RHEL6の場合

serviceコマンドでWebサーバの起動状態を確認します。

/usr/bin/sudo /sbin/service ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> status

業務ユニット「biz1」のWebサーバ「FJapache」の起動状態を確認した場合の出力例を示します。

起動している場合
Running [ahs_default_biz1_FJapache]
停止している場合
Stopped [ahs_default_biz1_FJapache]