Webサーバの起動方法には、OSの起動時にWebサーバを自動的に起動する方法と、コマンドを使用して手動で起動する方法があります。
ここでは、OSの起動時にWebサーバを自動起動する場合、および自動起動しない場合の設定方法について説明します。手動で起動する場合の手順については、「起動」を参照してください。
注意
インフラ管理者から割り当てられた直後の業務ユニットは、自動起動を行わない設定になっています。必要に応じて、変更してください。
対象Webサーバが起動中の場合は、対象Webサーバを停止します。Webサーバの停止方法については、「停止」を参照してください。
以下のコマンドを実行し、対象Webサーバを自動起動/自動停止するように設定します。
/usr/bin/sudo /usr/bin/systemctl enable ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>.service
/usr/bin/sudo /sbin/chkconfig --add ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>
対象Webサーバが起動中の場合は、対象Webサーバを停止します。Webサーバの停止方法については、「停止」を参照してください。
以下のコマンドを実行し、対象Webサーバを自動起動/自動停止しないように設定します。
/usr/bin/sudo /usr/bin/systemctl disable ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>.service
/usr/bin/sudo /sbin/chkconfig --del ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>
ポイント
RHEL6の場合
自動起動/自動停止するように設定すると、RCプロシジャに以下の起動/停止シェルスクリプトを登録します。自動起動/自動停止しないように設定すると、以下の起動/停止シェルスクリプトの登録を解除します。
/etc/rc0.d/K14ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc1.d/K14ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc2.d/S86ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc3.d/S86ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc4.d/S86ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc5.d/S86ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名> /etc/rc6.d/K14ahs_default_<業務ユニット名>_<Webサーバ名>