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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 運用ガイド
FUJITSU Storage

G.1.1 バックアップ単位

AdvancedCopy Managerでは、ZFSのストレージプール単位(ストレージプール内すべてのファイルシステム)でのバックアップ/リストアをサポートします。ZFSのファイルシステム単位でのバックアップ/リストアは未サポートです。

ストレージプール内のすべてのデバイスをAdvancedCopy Managerに登録し、一括してバックアップ/リストアします。
AdvancedCopy Managerへの登録方法は、「G.2.3 事前準備」、「G.3.3 事前準備」または「G.4.3 事前準備」を参照してください。
バックアップ/リストア方法の詳細は、「G.2.4 運用」、「G.3.4 運用」または「G.4.4 運用」を参照してください。

また、サポート可能なZFSストレージプールの構成の詳細は、「G.2.1 運用設計」、「G.3.1 運用設計」または「G.4.1 運用設計」を参照してください。

注意

  • AdvancedCopy Managerは、ZFSのストレージプールを構成するデバイス単位で操作します。ZFSストレージプールとしての整合性を保つため、ZFSのストレージプールにあるすべてのデバイスで同期をとって操作してください。

  • ZFSファイルシステムを暗号化している場合、必要に応じて暗号化鍵も保守(バックアップ)してください。

  • ZFSストレージプールのバックアップ/リストアの設計および運用は、それぞれのデバイス種別における設計・運用方法を理解したうえで行ってください。

ポイント

AdvancedCopy ManagerでZFSのバックアップ運用を行う場合、バックアップを行う単位でストレージプールを分割してください。例えば、異なるタイミングでバックアップを行う業務などはストレージプールを分けてください。