ここでは、トラブルの概要について説明します。
発生するトラブルには、以下の種類があります。
L-Serverの作成または起動に関する操作
VM管理製品のサーバやVM管理製品のシステムダウンなどのトラブルにより、L-Serverの作成または起動が失敗するとサーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合がある。
L-Serverの作成に時間がかかる、または、L-Serverの作成に失敗し、「メッセージ番号 67390」が表示される。
物理L-Serverを作成または起動したとき、「メッセージ番号 61162」が表示され、L-Serverの作成または起動に失敗する。
L-Serverを作成または起動したとき、「メッセージ番号 62511」が表示され、L-Serverの作成または起動に失敗する。
L-Serverを作成または起動等の操作をしたとき、「メッセージ番号 67295」または「メッセージ番号 67210」が表示されエラーとなるが、作成または起動等の操作が正常に行われる場合がある。
物理サーバの用途変更を利用して、物理L-Serverの作成、または電源起動をしたとき、進捗状況の画面にVIOM設定情報の更新が表示される場合がある。
L-Serverの作成または起動以外の、L-Serverの操作
状態がunknownのL-Serverに対し、[サーバ間の移動]ダイアログを開こうとすると、ロード中の状態のまま、動作しない場合がある。
L-Serverの状態がunknownと表示され、削除以外のL-Serverの操作を行っても、「メッセージ番号 67154」または「メッセージ番号 67178」が表示される。
L-Serverを削除したとき、「メッセージ番号 67391」、「メッセージ番号 67210」、または「メッセージ番号 67280」が表示され、削除に失敗する。
L-Serverにディスクリソースを接続したとき、「メッセージ番号 62511」が表示され、ディスクリソースの接続が失敗する。
L-Serverの電源操作を行ったあと、マネージャーがシステムダウンすると、マネージャーを復旧した際に「メッセージ番号 67320」が表示される。
RHEL-Xenのエージェントを登録したとき、「メッセージ番号 67359」が表示され、エージェントの登録に失敗する。
イメージまたはクローニングイメージに関する操作
スナップショットに関する操作
VM管理製品またはサーバ仮想化ソフトウェアの操作
RORコンソールの操作
RORコンソールを表示しているWebブラウザのCookieが削除された場合、画面のレイアウトが崩れたり、"管理サーバとの接続に失敗しました"のエラーダイアログが表示されたりする場合がある。
マネージャーまたは管理サーバを再起動した場合、RORコンソールに表示される進捗状況が、実行中のものも含めてすべて完了になる場合がある。
RORコンソールの[リソース]タブ内に表示されるリソース情報を非表示にし、一定時間後(リソースの定期更新後)に再表示したとき、リソース情報の表示が崩れる場合がある。
RORコンソールのサーバリソースツリーのLANスイッチブレードの「更新」をクリックしても、リンクアグリゲーションのメンバーポートが反映されない場合がある。