イメージを指定したL-Serverの初回起動時、L-Serverに関連付けられたゲストOSが正しく起動しない。
[説明]
イメージを指定したL-Serverの初回起動時またはゲストOSの起動中、ゲストOSのコンソール上が以下のどれかの状態になり、起動処理に失敗します。
"コンピュータが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。"のメッセージが表示される
"パス [specialize] の無人応答ファイルを解析または処理できませんでした。"のメッセージが表示される
"プロダクト キーは一意に Windows のコピーを識別します。"の製品キー入力画面のままになる
"ログオンできません。ユーザー名とログオン先を確認して、もう一度パスワードを入力してください。パスワードでは大文字と小文字が区別されます。"のメッセージが表示される
[対処]
L-Serverの作成時に指定したOSの設定パラメーターが誤っている可能性があります。正しい値を設定して再実行してください。
a.~c.の場合
製品キーの値を確認し、誤っている場合は正しい値を設定してください。
d.の場合
管理者パスワードの値を確認し、誤っている場合は正しい値を設定してください。
OSの設定パラメーターの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.2.5 [OS]タブ」および「10.3.5 [OS]タブ」を参照してください。
管理サーバやマネージャーのシステムダウンなどのトラブル、またはVM管理製品上でのジョブのキャンセル、タイムアウトによりL-Serverの作成または起動が失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る。
[説明]
L-Server作成中または起動中に以下の事象が発生した場合、以下のどれかのメッセージがイベントログに出力され、L-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。
発生した事象
管理サーバやマネージャーのシステムダウンやリブート
VM管理製品上でのジョブのキャンセルやタイムアウト
クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能によってマネージャーが動作するサーバの切替え
メッセージ
|
また、マネージャーの再起動後、以下のどれかのメッセージがイベントログに出力され、マネージャーの停止前に行っていたL-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。
|
メッセージの詳細は、「メッセージ番号 67390」または「メッセージ番号 67392」を参照してください。
上記のメッセージが出力された場合、サーバ仮想化ソフトウェア上に、作成途中のVMゲストが残ることがあります。
[対処]
マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。
上記エラーメッセージに関連するVMゲスト名をRORコンソールのイベントログで確認します。VMゲスト名はイベントログのリソース名に表示されます。
VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。
手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(*1)
*1: サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストからから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。
手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(*2)
*2: サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。
RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。
VM管理製品のサーバやVM管理製品のシステムダウンなどのトラブルにより、L-Serverの作成または起動が失敗するとサーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合がある。
[説明]
L-Serverの作成中または起動中にVM管理製品のサーバやVM管理製品のシステムダウンが発生すると、以下のどれかのメッセージがイベントログに出力され、L-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。
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メッセージの詳細は、「メッセージ番号 67390」と「メッセージ番号 67392」を参照してください。
上記のメッセージが出力された場合、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残ることがあります。
[対処]
VM管理製品が起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。
上記エラーメッセージに関連するリソース名をRORコンソールのイベントログで確認します。リソース名にはVMゲスト名が表示されます。
VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。
手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(*1)
*1: サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストからから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。
手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。
VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(*2)
*2: サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。
マネージャーとVM管理製品が通信できているか確認します。RORコンソールのサーバリソースツリーでVM管理製品を選択し、メインパネルに表示される状態が"normal"になっているか確認してください。
RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。
L-Serverの作成に時間がかかる、または、L-Serverの作成に失敗し、「メッセージ番号 67390」が表示される。
[説明]
ハードウェアの故障が原因で、L-Serverの作成に異常に時間がかかる場合があります。
時間がかかった場合、以下のメッセージが出力され、L-Serverの作成に失敗する場合があります。
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=timeout occurred |
メッセージの詳細は、「メッセージ番号 67390」を参照してください。
[対処]
L-Serverを作成するサーバの構成ハードウェアが故障している可能性があります。
以下を確認してください。
L-Serverを作成するサーバがブレードサーバの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードが故障していないか
L-Serverを作成するサーバがブレードサーバの場合、LANスイッチブレードが故障していないか
構成ハードウェアが故障していた場合、サーバ仮想化ソフトウェアがもつ構成ハードウェアの情報を更新してください。
構成ハードウェアの情報の更新方法は、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
L-Serverを起動すると「メッセージ番号 67320」が表示され、L-Serverの起動に失敗する。
[説明]
L-Serverの起動時に以下のメッセージが表示され、L-Serverの起動に失敗する場合があります。
|
以下の原因が考えられます。
VMware上でマイグレーションを行った。
VMware DRS機能が有効である。
VMware DPMが有効であり、L-Serverの作成先のVMホストと同一のVMwareクラスタに、スタンバイ状態のVMホストが存在する。
メッセージの詳細は、「メッセージ番号 67320」を参照してください。
[対処]
a.~b.の場合
RORコンソールのオーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[更新]を選択します。更新されたL-Serverのリソース状態を確認し、正常な状態になっているか確認してください。
c.の場合
VM管理製品からL-Serverを起動してください。
物理L-Serverを作成または起動したとき、「メッセージ番号 61162」が表示され、L-Serverの作成または起動に失敗する。
[説明]
[L-Serverの作成]ダイアログまたは[L-Serverの仕様変更]ダイアログの[サーバ]タブで"電源切断時のサーバ解放"が設定された物理L-Serverを作成または起動したときに、以下のメッセージが表示され、失敗する場合があります。
FJSVrcx:ERROR:61162:resource state(s) differ from actual state(s) in VIOM. |
[対処]
VIOM上にサーバプロファイルが残っている可能性があります。
VIOMのサーバプロファイルを手動で削除すると復旧できます。
サーバプロファイル名は、"L-Server名_管理ID"です。
該当するサーバプロファイルを参照し、VIOMのサーバプロファイルを削除したあと、物理L-Serverを再起動してください。
L-Serverを作成または起動したとき、「メッセージ番号 62511」が表示され、L-Serverの作成または起動に失敗する。
[説明]
L-Serverの作成または起動時に以下のメッセージが表示され、L-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。
ETERNUS DX80 S2,ETERNUS DX90 S2,ETERNUS DX400 S2シリーズのストレージを使用している場合
FJSVrcx:ERROR:62511:failed to control obj. IF=%1,message="ERROR:ssmgr3514:The specified value has already been registered." |
ETERNUS DX80 S2,ETERNUS DX90 S2,ETERNUS DX400 S2シリーズ以外のストレージを使用している場合
FJSVrcx:ERROR:62511:failed to control obj. IF=%1,message="ERROR:ssmgr3419:The specified alias name has already been registered." |
objには、ストレージ管理製品のリソース名が表示されます。
%1には、内部機能名が表示されます。
L-Serverの作成で、ETERNUSストレージに作成したアフィニティ・グループのエイリアス名が、すでに定義済みのため、L-Serverの作成または起動に失敗しました。
[対処]
以下の手順で、重複したアフィニティ・グループを特定し、不要なアフィニティ・グループを削除、または不要なアフィニティ・グループと不要なアフィニティ・グループで定義されたVolumeを削除したあと、再度L-Serverを作成してください。
番号が最も小さい、未使用のアドレスセットリソース(WWN)のリソース名を確認します。
以下のコマンドを実行します。
>インストールフォルダー\Manager\bin\rcxadm addrset show -name アドレスセットリソース(WWN)のリソース名 <RETURN> |
番号が最も小さい、未使用のアドレスセットリソース(WWN)を特定します。
AddressSetタグ内の"start"から"end"の値の範囲が、アドレスセットリソース(WWN)の範囲になります。
アドレスセットリソース(WWN)の範囲から、以下のアドレスを除外したものが、未使用のアドレスセットリソース(WWN)になります。
Excludeタグに表示された、本製品の管理下では使用しないアドレス
Reserveタグに表示された、割当て済みのアドレス
未使用のアドレスセットリソースから、番号が最も小さいものを特定してください。
例
出力結果が以下の場合、番号が最も小さい、未使用のアドレスセットリソース(WWN)のリソース名は"20:01:00:17:42:50:00:02"になります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <AddressSet name="wwndata1" id="540" label="wwn1" subnet="" mask="" start="20:01:00:17:42:50:00:00" end="20:01:00:17:42:50:00:0f"> <Comment>wwn-test-data-1</Comment> <Exclude> 20:01:00:17:42:50:00:00 </Exclude> <Reserve> 20:01:00:17:42:50:00:01 </Reserve> </AddressSet> |
L-Serverの作成で、ETERNUSストレージに作成されるアフィニティ・グループのエイリアス名を特定します。
番号が最も小さい、未使用のアドレスセットリソース(WWN)のリソース名から、以下の"XX"に該当する文字を抜き出してください。その文字が、ETERNUSストレージに作成されるアフィニティ・グループのエイリアス名になります。
"YY:XX:YY:YY:YY:XX:XX:XX" |
例
"20:01:00:17:42:50:00:02"の場合、"01500002"となります。
削除対象のアフィニティ・グループを特定します。
以下のコマンドを実行し、ESCにより管理されている、各ETERNUSストレージのアフィニティ・グループを表示します。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity info -ipaddr ETERNUSのIPアドレス <RETURN> |
"NAME"に表示されているアフィニティ・グループのエイリアス名に、手順2.で特定したアフィニティ・グループのエイリアス名が含まれているか確認してください。
エイリアス名が含まれている場合
該当するアフィニティ・グループが削除対象になります。
エイリアス名が含まれていない場合
調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
該当するアフィニティ・グループの"NUMBER"に表示されているアフィニティ・グループ番号を確認してください。
アフィニティ・グループを利用するHBAの有無を確認します。
以下のコマンドを実行すると、ETERNUSを利用するHBAのWWPNとホストから利用されるアフィニティ・グループ番号が表示されます。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm zone info -hex <RETURN> |
出力結果の"<<< FC CA Zone Information >>>"以降の行には、ETERNUSを利用するHBAのWWPNとVMホストから利用されるアフィニティ・グループ番号が、ストレージ装置ごとにまとめて表示されます。
処理対象のETERNUSについて、手順3.で特定したアフィニティ・グループ番号が含まれているか確認してください。
該当する行は複数存在することがあります。
アフィニティ・グループ番号が含まれている場合
該当するアフィニティ・グループ番号を利用するHBAがあります。
該当するHBAを利用しているVMホストからETERNUSにアクセスする必要がない場合
"CA_WWPN"に表示されているCAのWWPN、および"HBA_WWPN"に表示されているHBAのWWPNを確認し、以降の手順を実行してください。
該当するHBAを利用しているVMホストから、ETERNUSにアクセスする必要がある場合
調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
アフィニティ・グループ番号が含まれていない場合
手順6.を実行してください。
アフィニティ・グループ番号を利用するHBAの定義を削除します。
以下のコマンドを実行すると、手順4.で確認したHBAの定義がすべて削除されます。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm zone delete -storage CAのWWPN,アフィニティ・グループ番号 -hba HBAのWWPN -update all <RETURN> |
削除対象のVolumeを特定します。
以下のコマンドを実行すると、手順3.で特定したアフィニティ・グループに定義されている、それぞれのVolumeのボリューム番号が表示されます。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity info -ipaddr ETERNUSのIPアドレス -affinitygroup アフィニティ・グループ番号 <RETURN> |
"VOLUME"に表示されている、ボリューム番号に該当するVolumeが削除対象です。
アフィニティ・グループを削除します。
以下のコマンドを実行すると、手順3.で特定したアフィニティ・グループが削除されます。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm affinity delete -ipaddr ETERNUSのIPアドレス -affinitygroup アフィニティ・グループ番号 <RETURN> |
Volumeを削除するか判断します。
手順6.で特定したボリューム番号が事前に作成したLUNに対応するものである場合、Volumeは削除しないでください。
事前に作成したLUNは、以下の方法で確認できます。
以下のコマンドを実行します。"UNIT_NAME"にETERNUSのIPアドレスが表示され、かつ"VOLUME_ID"に手順6.で確認したボリューム番号が含まれる行を確認します。
>インストールフォルダー\Manager\bin\rcxadm disk list -verbose <RETURN> |
該当する行の"PRE_CREATED"が"Yes"の場合
Volumeは事前に作成したLUNであるため、Volumeを削除する必要はありません。
該当する行の"PRE_CREATED"が"No"の場合
Volumeは事前に作成したLUNではないため、Volumeを削除する必要があります。以降の手順に進んでください。
Volumeを削除します。
以下のコマンドを実行すると、手順6.で特定したVolumeが削除されます。
>ESCマネージャーのインストールフォルダー\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\storageadm volume delete -ipaddr ETERNUSのIPアドレス -volume ボリューム番号[,ボリューム番号,...] <RETURN> |
ストレージ管理製品からその他のメッセージが表示された場合、ストレージ管理製品のマニュアルを参照し、ストレージ管理製品のメッセージの対処を行ったあと、再実行してください。
特定のOS種別のイメージからL-Serverを作成した場合、日本語キーボード環境で配備したVMにログインできない。
[説明]
以下のOS種別のイメージからL-Serverを作成した場合、日本語キーボード環境で配備したVMにログインできないことがあります。
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Vista
[対処]
ソフトウェアキーボードを利用してVMゲストにログインし、コントロール パネルで"地域と言語のオプション"を開いたあと、適切な言語を設定してください。
VMwareで、WindowsのL-Server作成が失敗し、「メッセージ番号 67390」が表示される。
[説明]
VMwareで、Windowsのイメージを指定してL-Serverを作成した場合、以下のメッセージが表示され、L-Serverの作成に失敗することがあります。
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail= (customize VMゲスト名:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス) |
以下の原因が考えられます。
VMware vCenter Server上にSysprepが配置されていない。
使用するVMゲストのOS種別がWindowsの場合、Sysprepを配置しておく必要があります。
VMware vCenter Server上に配置したSysprepが誤っている。
使用するVMゲストのOSバージョン(Windows 2000、Windows XP、Windows 2003)やCPUアーキテクチャー(x86、x64)に応じて、正しいSysprepを配置しておく必要があります。
Windows Server 2008の場合、OSに設定されているため、Sysprepを配置する必要はありません。メッセージの詳細は、「メッセージ番号 67390」を参照してください。
[対処]
以下の操作を行ってください。
a.の場合
SysprepをVMware vCenter Server上に配置してください。
b.の場合
使用するVMゲストのOSバージョンとCPUアーキテクチャーを確認し、SysprepをVMware vCenter Server上に配置してください。
Sysprepの配置については、ヴイエムウェア社の「vSphere 仮想マシン管理ガイド」マニュアルのMicrosoft Sysprepツールに関する記述を参照してください。
以下のURLから該当するバージョンのドキュメントを参照してください。
URL: http://www.vmware.com/ja/support/pubs/vs_pubs.html (2012年2月時点) |
物理L-Server作成時に、ネットワーク情報の設定に失敗する。
[説明]
物理L-Server作成時に以下のメッセージが出力された場合、ネットワーク情報の設定に失敗しています。
FJSVrcx:ERROR:67192:communication error.target=target |
[対処]
ネットワーク情報の設定に失敗した場合、物理L-Serverは削除されません。
メッセージの対処に従って、対処を行ってください。
そのあと、以下の方法でネットワーク情報を再設定してください。
ネットワーク情報の設定
rcxadm lserver setupコマンドを実行し、L-Serverにネットワーク情報を送信します。
コマンドの詳細は、「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
物理L-Serverのコンソール画面起動時にiRMCの管理画面が表示される場合がある。
[説明]
オーケストレーションツリーで物理L-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[コンソール画面起動]を選択すると、2回目以降はコンソール画面が起動せず、iRMCの管理画面が表示されることがあります。
この場合、iRMCの管理画面には、以下のメッセージが表示されています。
Login required to continue. |
[対処]
以下の操作を行ってください。
表示されたiRMCの管理画面を閉じてください。
RORコンソールから、再度コンソール画面を起動してください。
L-Server作成後に対象のシャーシ外への通信が行えない。
[説明]
スイッチブレードをエンドホストモードで運用している場合、デフォルトのpin-group以外のpin-groupが作成されている可能性があります。
[対処]
デフォルトのpin-group以外のpin-groupをすべて削除してください。
L-Serverを作成または起動等の操作をしたとき、「メッセージ番号 67295」または「メッセージ番号 67210」が表示されエラーとなるが、作成または起動等の操作が正常に行われる場合がある。
[説明]
マネージャーの負荷が高い場合、L-Server作成等の操作時に、以下のどちらかのメッセージが表示されエラーとなる場合があります。
FJSVrcx:ERROR:67295:L-Server名:duplicate resource name found
FJSVrcx:ERROR:67210:L-Server名 is busy
上記のメッセージが出力された場合、作成等の処理が継続して実行されている場合がありますので、RORコンソールの進捗状況やイベントパネルを確認してください。
[対処]
以下を確認してください。
管理サーバのハードウェア構成が、マネージャーの条件を満たしていない可能性があります。
「導入ガイド CE」の「1.5 ハードウェア環境」を参照して、本製品のハードウェア条件を満たしていることを確認してください。
管理サーバの負荷が高くなっている可能性があります。
管理サーバ上で負荷が高いアプリケーション等が起動されていないか確認してください。
物理サーバの用途変更を利用して、物理L-Serverの作成、または電源起動をしたとき、進捗状況の画面にVIOM設定情報の更新が表示される場合がある。
[説明]
物理L-Serverの用途変更により、今までとは別の物理L-ServerでVIOMプロファイルを更新したことを示しています。
VIOMプロファイルが最新の状態に更新されるだけであり、問題ではありません。なお、タイミングによって複数回表示されることがあります。
[対処]
必要ありません。