給紙口切替機能(運用) とは、帳票出力時にプリンタ装置の給紙口を自動的に切り替えて印刷する機能です。従来の帳票印刷とは次のように異なります。
給紙口切替機能は、プリンタ装置専用の一般ドライバをインストールすることで利用できます。本製品に同梱されているGDI印刷用プリンタドライバは使用しません。
この運用では、給紙口を決定する際、プリンタ装置の操作パネル、および、プリンタエミュレータの連帳/単票ボタンの両方を操作します。
連帳、または、単票のみ印刷する場合で、前方給紙/後方給紙を切り替えるだけの業務では、プリンタ装置を操作するだけの運用が可能となります。
この運用では、給紙口を決定する際、プリンタエミュレータの連帳/単票ボタンのみ操作します。
給紙口はプリンタエミュレータ側からの指示で自動的に切り替えるため、プリンタ装置の操作が不要となる運用が可能です。
詳細な給紙方法は、「14.8.2 プリンタ装置の設定」の「ツールバーの用紙ボタン」で連帳ボタン、単票ボタンそれぞれに割り当てます。
この印刷は、「14.8.5 拡張印刷モードの設定」で帳票の条件と給紙方法を設定することで、自動的に給紙方法を切り替えて帳票を出力する機能です。
この機能では、連帳/単票ボタン操作も不要となります。
以下に給紙口切替機能の詳細な動作について説明します。
プリンタの給紙方法において、プリンタエミュレータが管理するドライバのタイプと表示する種類について説明します。
プリンタドライバやプリンタ装置の動作環境を変更した際の動作や対処について説明します。
プリンタ装置の仕様上、連続した給紙口切替印刷の運用に適さないケースについて説明します。