ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper V14g 導入ガイド
Systemwalker

4.3.2 別サーバ上でバージョンアップする

旧管理サーバ/統合管理サーバにログオンする

  1. Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。

旧管理サーバ/統合管理サーバの階層化サービス、サーバサービスを停止する

  1. [スタート]メニューから[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]を選択します。

  2. [ローカル エリア接続]を選択し、ローカルエリア接続を無効にします。なお、無効にしたあと、1分程度待ってから次の手順を行ってください。

  3. Windowsのサービス画面を表示し、以下の各サービスを選択して、[操作]メニューから[停止]を選択します。なお、停止するまでに30秒から1分程度かかる場合があります。

    • SWLevelControlService

    • SWServerService

上記各サービス停止後、[ローカル エリア接続]を有効にします。

旧管理サーバ/統合管理サーバの管理情報、ログ情報をバックアップする

Systemwalker Desktop Keeperのバックアップコマンドまたは、バックアップツールを使用して管理情報、ログ情報をバックアップします。V12の場合、コマンドプロンプト操作ログについては、手作業にてバックアップします。

旧管理サーバ/統合管理サーバでバックアップした管理情報、ログ情報を新サーバにコピーする

旧管理サーバ/統合管理サーバでバックアップした、管理情報、ログ情報を新サーバにコピーしてください。

新管理サーバ/統合管理サーバでIISのインストールおよび設定を行う

IISのインストールおよび設定方法は、新規インストール時の“2.2.1 IISのインストールと設定”を参照してください。

新管理サーバ/統合管理サーバを新規インストールする

管理サーバ/統合管理サーバのインストール方法は、新規インストール時の“2.2.2 管理サーバ/統合管理サーバをインストールする”を参照してください。

新管理サーバ/統合管理サーバでデータベースを構築する

データベースの構築方法は、新規インストール時の“2.2.3 データベースを構築する”を参照してください。

新管理サーバ/統合管理サーバで管理情報、ログ情報をリストアする

管理情報、ログ情報をリストアする方法は、“3.1.3 ユーザー資産を復元する”を参照してください。

V12からのバージョンアップの場合、コマンドプロンプト操作ログについては、手作業にてリストアします。

新管理サーバ/統合管理サーバでIISの設定を行う

IISの設定は自動で行われます。“2.2.4 IISの設定”を参照し、必要に応じてSystemwalker Desktop Keeper専用のアプリケーションプールを作成してください。

新管理サーバ/統合管理サーバでサーバの環境を設定する

V14.2.0にバージョンアップした場合、前バージョンでの設定値は有効になっています。

ただし、V13.0.0以前からのバージョンアップの場合は、サーバ設定ツールの[管理者情報設定]画面で設定したユーザー情報の詳細権限がすべて権限がある状態で移行されます。変更する必要がある場合は、移行後に変更してください。

また、[管理者情報設定]画面の[USBデバイス登録/更新/削除]および[メール内容参照]については、全管理者に対し権限が与えられていませんので、必要に応じて移行後に権限を付与してください。

V14.1.0以前からのバージョンアップの場合は、状況画面の設定は行われていませんので、環境設定で集計条件の設定を行ってください。設定方法は“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド  管理者編”の“状況画面を利用するための準備をする”を参照してください。

その他、サーバ環境の変更がある場合はサーバ設定を行ってください。サーバ設定の方法は、初期導入時の“2.2.5 管理サーバ/統合管理サーバの環境を設定する”と同様の手順ですので、そちらを参照してください。

また、旧サーバと新サーバのコンピュータ名が変更になる場合は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド管理者編”の“管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス/コンピュータ名の変更に伴ってシステム環境を変更する”を参照してください。