ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper V14g 導入ガイド
Systemwalker

2.2.4 IISの設定

Systemwalker Desktop Keeperでは、Webブラウザを使用して管理を行うため、WebサーバとしてIISを利用します。

管理サーバ/統合管理サーバのインストール時にIISの設定は自動で行われます。

ただし、Windows Server® 2003で、アプリケーションプールを[DefaultAppPool]から変更する場合は、以降の手順を実施してください。

Windows Server® 2008/Windows Server® 2008 R2の場合は、[DefaultAppPool]だけ利用できます。

注意

Windows Server® 2008/Windows Server® 2008 R2の場合

Systemwalker Desktop Keeperで利用するアプリケーションプール([DefaultAppPool])の詳細設定で[ユーザープロファイルの読み込み]を[True]にしないでください。

[True]にした場合、Webコンソールが正常に動作しない場合があります。

Windows Server® 2003の場合

Windows Server® 2003の場合、IISの設定は自動で行われます。

自動設定で利用するアプリケーションプールは、[DefalutAppPool]です。Systemwalker Desktop Keeper専用のアプリケーションプールを作成して運用を行う場合には、以下の手順で設定を行ってください。

本手順は、IIS6.0の実行例です。

  1. [スタート]メニューから、[プログラム]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]を選択します。

    →[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面が表示されます。

  2. ツリービューで、[PC名]-[アプリケーションプール]を選択し、右クリックで[新規作成]-[アプリケーションプール]を選択します。
    →[新しいアプリケーションプールの追加]画面が表示されます。

  3. 「アプリケーションプールID」に「DTK」と入力します。

  4. [OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
    →ツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]配下に[DTK]が作成されます。

  5. ツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]-[ DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
    →[DTKのプロパティ]画面が表示されます。

  6. [パフォーマンス]タブを選択します。

  7. [アイドルなワーカープロセスの解放までの待ち時間(分)]のチェックボックスのチェックを外します。

  8. [適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。

  9. ツリービューの[PC名]-[Webサイト]-[既定のWebサイト]-[Scripts]-[DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
    →[DTKのプロパティ]画面が表示されます。

  10. [作成]ボタンをクリックします。
    →[アプリケーション名]が「DTK」となり、[アプリケーションプール]のプルダウンメニューが選択可能になります。

  11. [アプリケーションプール]のプルダウンメニューから、[DTK]を選択します。
    →ここまでの作業で以下の画面となります。

  12. [適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。

  13. [インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]画面を閉じて、完了します。