Systemwalker Desktop Keeperでは、Webブラウザを使用して管理を行うため、WebサーバとしてIISを利用します。
管理サーバ/統合管理サーバのインストール時にIISの設定は自動で行われます。
ただし、Windows Server® 2003で、アプリケーションプールを[DefaultAppPool]から変更する場合は、以降の手順を実施してください。
Windows Server® 2008/Windows Server® 2008 R2の場合は、[DefaultAppPool]だけ利用できます。
注意
Windows Server® 2008/Windows Server® 2008 R2の場合
Systemwalker Desktop Keeperで利用するアプリケーションプール([DefaultAppPool])の詳細設定で[ユーザープロファイルの読み込み]を[True]にしないでください。
[True]にした場合、Webコンソールが正常に動作しない場合があります。
■ Windows Server® 2003の場合
Windows Server® 2003の場合、IISの設定は自動で行われます。
自動設定で利用するアプリケーションプールは、[DefalutAppPool]です。Systemwalker Desktop Keeper専用のアプリケーションプールを作成して運用を行う場合には、以下の手順で設定を行ってください。
本手順は、IIS6.0の実行例です。
[スタート]メニューから、[プログラム]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]を選択します。
→[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面が表示されます。
ツリービューで、[PC名]-[アプリケーションプール]を選択し、右クリックで[新規作成]-[アプリケーションプール]を選択します。
→[新しいアプリケーションプールの追加]画面が表示されます。
「アプリケーションプールID」に「DTK」と入力します。
[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
→ツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]配下に[DTK]が作成されます。
ツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]-[ DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
→[DTKのプロパティ]画面が表示されます。
[パフォーマンス]タブを選択します。
[アイドルなワーカープロセスの解放までの待ち時間(分)]のチェックボックスのチェックを外します。
[適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。
ツリービューの[PC名]-[Webサイト]-[既定のWebサイト]-[Scripts]-[DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
→[DTKのプロパティ]画面が表示されます。
[作成]ボタンをクリックします。
→[アプリケーション名]が「DTK」となり、[アプリケーションプール]のプルダウンメニューが選択可能になります。
[アプリケーションプール]のプルダウンメニューから、[DTK]を選択します。
→ここまでの作業で以下の画面となります。
[適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。
[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]画面を閉じて、完了します。