本製品に登録できるリソースは以下のとおりです。
VIOM
ストレージ管理製品
VM管理製品
シャーシ
管理対象サーバ
LANスイッチ
電力監視デバイス
ストレージリソース
ネットワークリソース
アドレスセットリソース
仮想イメージリソース
物理イメージリソース
シャーシ、管理対象サーバ、LANスイッチ、VIOM、VM管理製品および電力監視デバイスについてはRCVEと共通のリソースです。本製品では新たにストレージ管理製品、ストレージリソース、ネットワークリソース、アドレスセットリソース、仮想イメージリソースおよび物理イメージリソースを登録できます。
以下の順序で、リソースを登録します。
登録順序 | 本製品に登録できるリソース | リソースの登録方法 | サーバ種別ごとに登録する必要性 | |
---|---|---|---|---|
物理L-Server | 仮想L-Server | |||
1 | VIOM | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.1 VIOM連携の登録」を参照してください。 | ○ (*1) | △ (*2) |
2 | VM管理製品 | 「5.2.2 VM管理製品」を参照してください。 | × | ○ |
3 | ストレージ管理製品 | 「5.2.3 ストレージ管理製品」を参照してください。 | ○ | △ (*3) |
4 | シャーシ | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.2 シャーシの登録」を参照してください。 | ○ (*1) | ○ (*1) |
5 | 管理対象サーバ | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.3 管理対象サーバの登録」を参照してください。 管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、"管理LANのNICを冗長化する"にチェックを入れてください。 なお、管理対象サーバの管理LANのサブネットアドレスと、物理L-Serverの管理LANのサブネットアドレスは、異なるサブネットアドレスにしてください。 仮想L-Serverを作成対象にするとき サーバ管理ソフトウェアを利用しないサーバの場合、仮想L-Serverを作成するには、事前に構成情報(CPUコア総数、CPU周波数、メモリ容量など)を定義ファイルに記述する必要があります。 【Oracle VM】 | ○ | ○ |
6 | LANスイッチブレード | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.4.1 LANスイッチブレードの登録」を参照してください。 | ○ (*1) | ○ (*1) |
7 | LANスイッチ | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.4 LANスイッチの登録」を参照してください。 | ○ (*4) | ○ (*4) |
8 | 仮想イメージ | 「5.3.6 仮想イメージリソース」を参照してください。 | × | △ (*5) |
9 | 物理イメージ | 「5.3.7 物理イメージリソース」を参照してください。 | △ (*6) | × |
10 | 電力監視デバイス | 「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.1.6 電力監視デバイスの登録」を参照してください。 | △ (*7) | △ (*7) |
○: 必要
×: 不要
△: 必要な場合だけ登録
*1: ブレードサーバの場合に登録します。
*2: VMホストにおいて、VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に登録します。
*3: ストレージ管理製品を利用する場合に登録します。
*4: ラックマウントサーバの場合に登録します。
*5: VM管理製品で事前に作成した仮想イメージ(テンプレート)を利用する場合に登録します。
*6: RCVEで採取したクローニングマスタ(物理イメージ)を利用する場合に登録します。
*7: 電力監視を行う場合に登録します。
以下のリソースは、この時点で登録する必要はありません。
ストレージリソース
ストレージ管理製品やVM管理製品を登録することで自動的に仮想ストレージリソースおよびディスクリソースとして検出されます。詳細は「5.2.4 ストレージリソース」を参照してください。
ネットワークリソース
ネットワークリソース作成時にネットワークプールを指定して登録します。詳細は、「5.2.5 ネットワークリソース」を参照してください。
アドレスセットリソース
アドレスセットリソース作成時にアドレスプールを指定して登録します。詳細は、「5.3.5 アドレスセットリソース」を参照してください。
物理イメージリソース
物理L-Serverからクローニングマスタを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。
詳細は、「6.6.1 採取」を参照してください。
参考
RCVEと共通のリソース(シャーシ、管理対象サーバ、LANスイッチ、VIOM、VM管理製品、および電力監視デバイス)の設定変更、削除については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.3 変更」と「6.4 削除」を参照してください。
ストレージ管理製品の設定変更および登録解除は、rcxadm storagemgrコマンドを実行します。コマンドの詳細は、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.7.1 rcxadm storagemgr」を参照してください。