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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド

5.7.14 サーブレット連携アプリケーションの開発

Interstage Studioワークベンチを利用して、サーブレットと連携するAjaxフレームワークアプリケーションを開発する場合、以下の手順で開発します。

図5.4 サーブレット連携アプリケーションの開発手順

  1. Webアプリケーションプロジェクトの作成
    Ajaxフレームワークアプリケーションを開発するためのプロジェクトを作成します。
    詳細は、“プロジェクトの作成”を参照してください。

  2. 画面フォームの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。
    画面フォーム(ひな形)の作成の詳細は、“画面フォーム(ひな型)の作成”を参照してください。画面フォームの編集の詳細は、“5.7.3 画面フォームの編集”を参照してください。
    ユーザデータ/ユーザロジックを定義する外部ファイルの作成については、“5.7.4 ユーザロジック定義の作成”を参照してください。

  3. JavaScriptファイルの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用するJavaScriptファイルを作成します。
    JavaScriptファイルの作成の詳細は、“5.7.5 JavaScriptファイルの作成”を参照してください。JavaScriptファイルの編集の詳細は、“5.7.6 JavaScriptファイルの編集”を参照してください。

  4. JavaBeanの作成
    JavaBeanを作成します。
    詳細は、“JavaBeanの作成”を参照してください。

  5. ビジネスロジックの作成
    ビジネスロジックを作成します。
    詳細は、“ビジネスロジックの作成”を参照してください。

  6. Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定
    Ajaxフレームワーク環境定義ファイルに必要な設定を行います。
    詳細は、“5.7.9 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの作成”および“5.7.10 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの編集”を参照してください。

  7. 検証・ビルド・デバッグ
    環境定義の検証、実行環境のビルド、アプリケーションのデバッグを行います。
    詳細は、それぞれ、“5.7.11 検証”、“5.7.12 ビルド”、“5.7.13 実行・デバッグ”を参照してください。

プロジェクトの作成

サーブレットと連携するアプリケーションは、“Webアプリケーションプロジェクト”を使用して開発します。
以下の手順で、Webアプリケーションプロジェクトを作成します。

  1. [新規プロジェクト]ウィザードで、[J2EE] > [Webアプリケーションプロジェクト]を選択します。

  2. [新規 Webアプリケーションプロジェクト]ウィザードで、プロジェクト名を設定します。

注意

“Webアプリケーションプロジェクト”では、Ajaxフレームワークの実行に必要な項目が自動的には設定されません。以下の対応を実施してください。

  • 必要なクラスパスが設定されません。
    [プロジェクトエクスプローラ]でプロジェクトのコンテキストメニューの[プロパティ]を選択し、[Javaのビルドパス] > [ライブラリ]に、[Ajaxフレームワークライブラリ]、[Apcoordinatorライブラリ]を追加してください。

  • エントリサーブレットが作成されません。
    エントリサーブレットを作成し、web.xmlに登録する必要があります。

    以下に、エントリサーブレットの例を示します。

    package <<任意のパッケージ名>>;
    
    import com.fujitsu.interstage.rcf.AcfServlet;
    
    public class <<任意のクラス名>> extends AcfServlet {
    }

    web.xmlへの登録の方法は、“5.3.2 web.xmlの設定”を参照してください。

画面フォーム(ひな型)の作成

以下の手順で、サーブレットと連携するアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。

  1. [新規]ウィザードで、[J2EE] > [JSP]を選択します。

  2. [JSP]ウィザードで、ファイル名と作成先を指定します。

  3. [JSPテンプレートの選択]ウィザードで、テンプレートを選択します。
    画面フォームを作成する場合は、“新規JSPファイル(Ajaxフレームワーク サーブレット連携 画面フォーム定義)”を選択してください。

JavaBeanの作成

以下の手順で、JavaBeanを作成します。

  1. [新規]ウィザードで、[クラス]を選択します。

  2. 作成するJavaBeanの[ソースフォルダ]、[パッケージ]、[名前]を指定します。
    必要に応じて[スーパークラス]、[インタフェース]を指定してください。

作成したJavaBeanのソースは、Javaエディタで編集します。

メンバを選択して、[ソース]メニューの[Getter および Setter の生成]をクリックすると、そのメンバに対してGetter/Setterを生成することができます。

ビジネスロジックの作成

以下の手順で、ビジネスロジックを実装するサーブレットを作成します。

  1. [新規]ウィザードで、[クラス]を選択します。

  2. 作成するサーブレットの[ソースフォルダ]、[パッケージ]、[名前]を指定します。
    [スーパークラス]には、“javax.servlet.http.HttpServlet”、または、HttpServletを継承したクラスを指定してください。
    必要に応じて[インタフェース]を指定してください。

作成したサーブレットのソースは、Javaエディタで編集します。