Interstage Studioワークベンチを利用して、サーブレットと連携するAjaxフレームワークアプリケーションを開発する場合、以下の手順で開発します。
図5.4 サーブレット連携アプリケーションの開発手順
Webアプリケーションプロジェクトの作成
Ajaxフレームワークアプリケーションを開発するためのプロジェクトを作成します。
詳細は、“プロジェクトの作成”を参照してください。
画面フォームの作成・編集
Ajaxフレームワークアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。
画面フォーム(ひな形)の作成の詳細は、“画面フォーム(ひな型)の作成”を参照してください。画面フォームの編集の詳細は、“5.7.3 画面フォームの編集”を参照してください。
ユーザデータ/ユーザロジックを定義する外部ファイルの作成については、“5.7.4 ユーザロジック定義の作成”を参照してください。
JavaScriptファイルの作成・編集
Ajaxフレームワークアプリケーションで使用するJavaScriptファイルを作成します。
JavaScriptファイルの作成の詳細は、“5.7.5 JavaScriptファイルの作成”を参照してください。JavaScriptファイルの編集の詳細は、“5.7.6 JavaScriptファイルの編集”を参照してください。
JavaBeanの作成
JavaBeanを作成します。
詳細は、“JavaBeanの作成”を参照してください。
ビジネスロジックの作成
ビジネスロジックを作成します。
詳細は、“ビジネスロジックの作成”を参照してください。
Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定
Ajaxフレームワーク環境定義ファイルに必要な設定を行います。
詳細は、“5.7.9 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの作成”および“5.7.10 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの編集”を参照してください。
検証・ビルド・デバッグ
環境定義の検証、実行環境のビルド、アプリケーションのデバッグを行います。
詳細は、それぞれ、“5.7.11 検証”、“5.7.12 ビルド”、“5.7.13 実行・デバッグ”を参照してください。
プロジェクトの作成
サーブレットと連携するアプリケーションは、“Webアプリケーションプロジェクト”を使用して開発します。
以下の手順で、Webアプリケーションプロジェクトを作成します。
[新規プロジェクト]ウィザードで、[J2EE] > [Webアプリケーションプロジェクト]を選択します。
[新規 Webアプリケーションプロジェクト]ウィザードで、プロジェクト名を設定します。
注意
“Webアプリケーションプロジェクト”では、Ajaxフレームワークの実行に必要な項目が自動的には設定されません。以下の対応を実施してください。
必要なクラスパスが設定されません。
[プロジェクトエクスプローラ]でプロジェクトのコンテキストメニューの[プロパティ]を選択し、[Javaのビルドパス] > [ライブラリ]に、[Ajaxフレームワークライブラリ]、[Apcoordinatorライブラリ]を追加してください。
エントリサーブレットが作成されません。
エントリサーブレットを作成し、web.xmlに登録する必要があります。
以下に、エントリサーブレットの例を示します。
package <<任意のパッケージ名>>; import com.fujitsu.interstage.rcf.AcfServlet; public class <<任意のクラス名>> extends AcfServlet { }
web.xmlへの登録の方法は、“5.3.2 web.xmlの設定”を参照してください。
画面フォーム(ひな型)の作成
以下の手順で、サーブレットと連携するアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。
[新規]ウィザードで、[J2EE] > [JSP]を選択します。
[JSP]ウィザードで、ファイル名と作成先を指定します。
[JSPテンプレートの選択]ウィザードで、テンプレートを選択します。
画面フォームを作成する場合は、“新規JSPファイル(Ajaxフレームワーク サーブレット連携 画面フォーム定義)”を選択してください。
JavaBeanの作成
以下の手順で、JavaBeanを作成します。
[新規]ウィザードで、[クラス]を選択します。
作成するJavaBeanの[ソースフォルダ]、[パッケージ]、[名前]を指定します。
必要に応じて[スーパークラス]、[インタフェース]を指定してください。
作成したJavaBeanのソースは、Javaエディタで編集します。
メンバを選択して、[ソース]メニューの[Getter および Setter の生成]をクリックすると、そのメンバに対してGetter/Setterを生成することができます。
ビジネスロジックの作成
以下の手順で、ビジネスロジックを実装するサーブレットを作成します。
[新規]ウィザードで、[クラス]を選択します。
作成するサーブレットの[ソースフォルダ]、[パッケージ]、[名前]を指定します。
[スーパークラス]には、“javax.servlet.http.HttpServlet”、または、HttpServletを継承したクラスを指定してください。
必要に応じて[インタフェース]を指定してください。
作成したサーブレットのソースは、Javaエディタで編集します。