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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド

5.8 Interstage Studio Java EEワークベンチを利用した開発

Interstage Studio Java EEワークベンチは、Java EEに準拠したアプリケーションの開発に対応した専用のワークベンチです。Interstage Studioのカスタムインストールで、Java EE開発機能を選択した際に追加でインストールされます。

Interstage Studio Java EEワークベンチを利用して、Ajaxフレームワークアプリケーションを開発する場合、以下の手順で開発します。

注意

Interstage Studio Java EEワークベンチでは、Apcoordinator連携機能を利用できません。

図5.5 Interstage Studio Java EEワークベンチを利用した開発手順

注) マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。

  1. 利用するWebサービスの決定
    Ajaxフレームワークアプリケーションで利用するWebサービスを決定します。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。

  2. Ajaxフレームワークプロジェクトの作成
    Ajaxフレームワークアプリケーションを開発するためのプロジェクトを作成します。
    詳細は、“5.8.1 Ajaxフレームワークプロジェクトの作成”を参照してください。

  3. XSLの作成(スクレイピング)
    スクレイピングツールを利用して、Webアプリケーションをスクレイピングし、XSLファイルを作成します。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。
    詳細は、“付録G スクレイピングツール”を参照してください。

  4. マッシュアップ定義ファイルの設定
    マッシュアップ定義ファイルに必要な設定を行います。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。
    マッシュアップ定義ファイルの設定の詳細は、“5.8.11 マッシュアップ定義ファイルの編集”を参照してください。

  5. 画面フォームの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。
    画面フォーム(ひな形)の作成の詳細は、“5.8.2 画面フォーム(ひな形)の作成”を参照してください。画面フォームの編集の詳細は、“5.8.3 画面フォームの編集”を参照してください。
    ユーザデータ/ユーザロジックを定義する外部ファイルの作成については、“5.8.4 ユーザロジック定義の作成”を参照してください。

  6. JavaScriptファイルの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用するJavaScriptファイルを作成します。
    JavaScriptファイルの作成の詳細は、“5.8.5 JavaScriptファイルの作成”を参照してください。JavaScriptファイルの編集の詳細は、“5.8.6 JavaScriptファイルの編集”を参照してください。

  7. JavaBeanの作成
    JavaBeanを作成します。
    詳細は、“5.8.7 JavaBeanの作成”を参照してください。

  8. ビジネスロジックの作成
    ビジネスロジックを作成します。
    詳細は、“5.8.8 ビジネスロジックの作成”を参照してください。

  9. Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定
    Ajaxフレームワーク環境定義ファイルに必要な設定を行います。
    Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定の詳細は、“5.8.9 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの作成”および“5.8.10 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの編集”を参照してください。

  10. 検証・ビルド・デバッグ
    環境定義の検証、実行環境のビルド、アプリケーションのデバッグを行います。
    詳細は、それぞれ、“5.8.12 検証”、“5.8.13 ビルド”、“5.8.14 実行・デバッグ”を参照してください。

ポイント

画面フォームの文字コードは、UTF-8を推奨します。UTF-8以外の文字コードを使用する場合は、“5.12 文字コードについて”を参照してください。

注意

Interstage Studio Java EEワークベンチを使用して、Ajaxフレームワークを利用したアプリケーションを開発する場合は、プロジェクトのInterstage Java EE検証の設定について、以下の値となるように指定してください。

  • [Interstage Java EE検証を自動的に実行する]が選択されている場合は、選択を解除して指定を取り外します。

  • [JSPをチェックする]が選択されている場合は、選択を解除して指定を取り外します。

  • [配備前にチェックする]が選択されている場合は、選択を解除して指定を取り外します。

  • [差分ビルドではチェックしない]が選択されていない場合は、選択します。