Interstage Apworks 8.1以降から
事前準備
なし。
操作の内容
Apworks 8.1以降で利用していたRSDのワークスペースおよびApdesignerのワークスペースは、それぞれそのままStudio V9以降のRSDおよびStudioワークベンチで利用できます。RSDで、利用するワークスペースを指定する方法は"1.2 起動方法"を参照してください。Studioワークベンチで、利用するワークスペースを指定する方法は、Interstage Studio ユーザーズガイドの"1.2 ワークベンチの起動について"を参照してください。
注意
新しいバージョンの製品から古いバージョンの製品へ資産を移行することはできません。例えば、Studio V9.1からStudio V9へ資産を移行することはできません。
Interstage Apworks 8.0から
ラウンドトリップ開発していなかったプロジェクトの移行
事前準備
なし。
操作の内容
UMLモデリングツールのワークスペースにあるモデリングプロジェクトをRSDのワークスペースにインポートしてから、XDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。移行の手順を以下に示します。
RSDを起動して、[モデリング]パースペクティブを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [インポート]を選択します。[インポート]ダイアログボックスが表示されます。
[一般] > [既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択して、[次へ]をクリックします。[プロジェクトのインポート]ページが表示されます。
[ルート・ディレクトリーの選択]をチェックして、UMLモデリングツールのワークスペースのフォルダ名を入力します。入力フィールドの隣にある[参照]をクリックして、フォルダを選択することもできます。
[プロジェクト]のリストで、インポートするプロジェクトをチェックします。複数のプロジェクトをチェックできます。
注意
ラウンドトリップ開発していなかったプロジェクトのみ選択します。ラウンドトリップ開発していたプロジェクトはRSDのワークスペースにインポートする必要はありません。詳細は"ラウンドトリップ開発していたプロジェクトの移行"を参照してください。
[プロジェクトをワークスペースにコピー]をチェックします。
注意
[プロジェクトをワークスペースにコピー]がチェックされたことを必ず確認してください。
[終了]をクリックします。プロジェクトがインポートされます。
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順に従い、XDEで作成したモデルをRSDのUMLモデルに変換します。
ポイント
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEで作成したモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7が完了した時点でRSDのワークスペースにインポートされたプロジェクトのことです。
手順5で複数のプロジェクトを選択した場合は、インポートしたすべてのプロジェクトについて、手順8を繰り返します。
移行作業完了後は、RSDにインポートしたプロジェクト配下にある以下のファイルは削除可能です。
XDEモデル関連ファイル(.mdx/.wdx/.idx)
ラウンドトリップ開発していたプロジェクトの移行
事前準備
次の2つのプロジェクトの間で、ラウンドトリップ開発の対象となるJavaソースの数や内容が同じであることを確認してください。
UMLモデリングツールのワークスペースにある、ラウンドトリップ開発していたモデリングプロジェクト
Apdesignerのワークスペースにある、(a)のプロジェクトと開発資産の受渡しを行っていたプロジェクト
ポイント
Javaソースの数や内容が異なる場合は、更新ファイルの取込みを実行してください。詳細は、Apworks 8.0に付属しているUMLモデリングツール ユーザーズガイドの以下の箇所を参照してください。
第9章 ワークスペースの対応付け
第10章 プロジェクト間での開発資産の受渡し
操作の内容
モデリングプロジェクトとの間で開発資産の受渡しを行っていたプロジェクトを含んでいるApdesignerのワークスペースは、そのままStudioのワークベンチで利用することができます。UMLモデリングツールのワークスペースにあるモデリングプロジェクトは、代わりのJavaプロジェクトをRSDで作成してから、XDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。最後に、モデルとラウンドトリップ対象のJavaソース間の関係情報を更新します。移行の手順を以下に示します。
Apdesignerで利用していたワークスペースを指定して、Studioのワークベンチを起動します。Studioワークベンチで、利用するワークスペースを指定する方法は、Interstage Studio ユーザーズガイドの"1.2 ワークベンチの起動について"を参照してください。
RSDを起動して、[モデリング]パースペクティブを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [新規] > [プロジェクト]を選択します。[新規プロジェクト]ダイアログボックスが表示されます。
[Javaプロジェクト]を選択して、[次へ]をクリックします。
プロジェクト名を入力します。
[別のソースおよび出力フォルダーを作成]をチェックします。
[終了]をクリックします。Javaプロジェクトが作成されたあと、[プロジェクトの構成]ダイアログボックスが表示されます。
[クラス図ファイルを追加する]のチェックをはずします。
手順1で開いたワークスペースを[ワークスペース]で選択します。
モデリングプロジェクトと開発資産の受渡しを行っていたプロジェクトのソースフォルダを[ソースフォルダ]で選択します。
[OK]をクリックします。
Windowsのエクスプローラなどを利用して、ラウンドトリップ開発していたモデリングプロジェクト配下にあるXDEのモデル(.mdx)を、手順7で作成したJavaプロジェクトのプロジェクトフォルダ直下にコピーします。
ポイント
拡張子が.idxや.wdxのファイルはコピーする必要はありません。
[プロジェクト・エクスプローラー]ビューで、手順7で作成したJavaプロジェクトを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [更新]を実行します。手順12でプロジェクト内にコピーしたファイルが、[プロジェクト・エクスプローラー]ビューに表示されます。
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順に従い、手順12でプロジェクト内にコピーしたXDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。
ポイント
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEで作成したモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7で作成したJavaプロジェクトのことです。
[Rational XDE Javaプロジェクトのインポート]ウィザードの利用手順に従い、手順15でXDEのモデルから変換したRSDのUMLモデルとJavaソースの間の関係情報を更新します。
ポイント
[Rational XDE Javaプロジェクトのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEのコードモデルを変換したRSD UMLモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7で作成したJavaプロジェクトのことです。
移行作業完了後は、RSDで作成したJavaプロジェクト配下にある以下のファイルは削除可能です。
XDEモデル関連ファイル(.mdx)
Interstage Apworks V6またはV7から
ラウンドトリップ開発していなかったプロジェクトの移行
事前準備
なし。
操作の内容
ApdesignerのワークスペースにあるモデリングプロジェクトをRSDのワークスペースにインポートしてから、XDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。移行の手順を以下に示します。
RSDを起動して、[モデリング]パースペクティブを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [インポート]を選択します。[インポート]ダイアログボックスが表示されます。
[一般] > [既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択して、[次へ]をクリックします。[プロジェクトのインポート]ページが表示されます。
[ルート・ディレクトリーの選択]をチェックして、Apdesignerのワークスペースのフォルダ名を入力します。入力フィールドの隣にある[参照]をクリックして、フォルダを選択することもできます。
[プロジェクト]のリストで、インポートするプロジェクトをチェックします。複数のプロジェクトをチェックできます。
注意
ラウンドトリップ開発していなかったプロジェクトのみ選択します。ラウンドトリップ開発していたプロジェクトはRSDのワークスペースにインポートする必要はありません。詳細は"ラウンドトリップ開発していたプロジェクトの移行"を参照してください。
[プロジェクトをワークスペースにコピー]をチェックします。
注意
[プロジェクトをワークスペースにコピー]がチェックされたことを必ず確認してください。
[終了]をクリックします。プロジェクトがインポートされます。
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順に従い、XDEで作成したモデルをRSDのUMLモデルに変換します。
ポイント
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEで作成したモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7が完了した時点でRSDのワークスペースにインポートされたプロジェクトのことです。
手順5で複数のプロジェクトを選択した場合は、インポートしたすべてのプロジェクトについて、手順8を繰り返します。
移行作業完了後は、RSDにインポートしたそれぞれのプロジェクト配下にある以下のファイルは削除可能です。
XDEモデル関連ファイル(.mdx/.wdx/.idx)
ラウンドトリップ開発していたプロジェクトの移行
事前準備
なし。
操作の内容
Apdesignerのワークスペースにあるモデリングプロジェクトは、代わりのJavaプロジェクトをRSDで作成してから、XDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。続けて、モデルとラウンドトリップ対象のJavaソース間の関係情報を更新します。移行の手順を以下に示します。
Apdesignerで利用していたワークスペースを指定して、Studioのワークベンチを起動します。Studioワークベンチで、利用するワークスペースを指定する方法は、Interstage Studio ユーザーズガイドの"1.2 ワークベンチの起動について"を参照してください。
RSDを起動して、[モデリング]パースペクティブを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [新規] > [プロジェクト]を選択します。[新規プロジェクト]ダイアログボックスが表示されます。
[Javaプロジェクト]を選択して、[次へ]をクリックします。
プロジェクト名を入力します。
[別のソースおよび出力フォルダーを作成]をチェックします。
[終了]をクリックします。Javaプロジェクトが作成されたあと、[プロジェクトの構成]ダイアログボックスが表示されます。
[クラス図ファイルを追加する]のチェックをはずします。
手順1で開いたワークスペースを[ワークスペース]で選択します。
ラウンドトリップ開発していたモデリングプロジェクトのソースフォルダを[ソースフォルダ]で選択します。
[OK]をクリックします。
Windowsのエクスプローラなどを利用して、ラウンドトリップ開発していたモデリングプロジェクト配下にあるXDEのモデル(.mdx)を、手順7で作成したJavaプロジェクト配下にコピーします。
ポイント
拡張子が.idxや.wdxのファイルはコピーする必要はありません。
[プロジェクト・エクスプローラー]ビューで、手順7で作成したJavaプロジェクトを選択します。
RSDのメニューから、[ファイル] > [更新]を実行します。手順12でプロジェクト内にコピーしたファイルが、[プロジェクト・エクスプローラー]に表示されます。
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順に従い、手順12でプロジェクト内にコピーしたXDEのモデルをRSDのUMLモデルに変換します。
ポイント
[Rational XDEモデルのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEで作成したモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7で作成したJavaプロジェクトのことです。
[Rational XDE Javaプロジェクトのインポート]ウィザードの利用手順に従い、手順15でXDEのモデルから変換したRSDのUMLモデルとJavaソースの間の関係情報を更新します。
ポイント
[Rational XDE Javaプロジェクトのインポート]ウィザードの利用手順で説明されている、「XDEのコードモデルを変換したRSD UMLモデルが含まれるプロジェクト」とは、手順7で作成したJavaプロジェクトのことです。
移行作業完了後は、RSDで作成したJavaプロジェクト配下にある以下のファイルは削除可能です。
XDEモデル関連ファイル(.mdx)