Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
目次
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付録A 旧版からの移行 |
旧版(Systemwalker Centric Manager V13.1.0以前)で、クラスタシステムとして運用していた運用管理サーバをSystemwalker Centric Manager V13.2.0(以降、V13.2.0と略しています)に、バージョンアップする場合の設定手順を以下に説明します。
プライマリノードで、V13.2.0をインストールします。インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。
セカンダリノードで、V13.2.0をインストールします。インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。
プライマリノードで、クラスタをセットアップします。
ここでは、クラスタセットアップコマンドを実行することで、クラスタの環境構築とフレームワークデータベースの作成を行います。
デーモン起動停止および監視プロセスをカスタマイズすることができます。詳細は、“デーモンの設定”を参照してください。
mpsupclt(クラスタの環境設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Primary -i 論理IPアドレス -h ホスト名 -m マウントポイント [-l] [-mix] |
[論理IPアドレス]
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。
[ホスト名]
論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。
[マウントポイント]
共有ディスク上に設定したパーティションをマウントするディレクトリ(/etc/vfstab、または/etc/fstabに設定したもの)を指定します。
[-l]オプション
環境構築処理で環境構築情報ファイルを利用する場合に指定します。環境構築情報ファイルの詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
[-mix]オプション
構築済みのInterstage環境と共存するときに指定します。
→運用管理サーバの環境(データベース)を作成するための画面が表示されます。
詳細の手順については、“リストア(プライマリ/セカンダリ)”を参照してください。
Systemwalker Centric ManagerとInterstageが共存している場合、Interstageを起動します。
Interstageの起動方法については、Interstageのマニュアルを参照してください。
インベントリデータベースを作成します。作成方法については、“インベントリ収集機能を使用する場合”を参照してください。
なお、データベースは共有ディスク上に作成してください。
ヘルプデスクデータベースを作成します。作成方法については、“ヘルプデスク機能を使用する場合”を参照してください。
なお、ヘルプデスクデータベースを運用管理サーバ上に作成する場合、共有ディスク上に作成してください。
以下のコマンドを実行し、退避した旧版のデータを移入します。
CD-ROMマウントポイント/unx/tool/swtrans [-b 退避先のディレクトリ名] |
退避データの格納先ディレクトリ名には、(A.2 旧版データの退避)で退避したディレクトリ名をフルパスで設定します。
設定手順の詳細は、“マウントの設定”を参照してください。
セカンダリノードで、クラスタをセットアップします。
mpsupclt(クラスタの環境設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Secondary -i 引き継ぎIPアドレス -h ホスト名 -m マウントポイント [-l] |
[引き継ぎIPアドレス]
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。
[ホスト名]
引き継ぎIPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。
[マウントポイント]
共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。
[-l]オプション
環境構築処理で環境構築情報ファイルを利用する場合に指定します。
詳細の手順については、“リストア(プライマリ/セカンダリ)”を参照してください。
Systemwalker Centric ManagerとInterstageが共存している場合、Interstageを起動します。
Interstageの起動方法については、Interstageのマニュアルを参照してください。
運用管理サーバ上にヘルプデスクの環境を作成します。作成方法については、“ヘルプデスク機能を使用する場合”を参照してください。
以下のコマンドを実行し、退避した旧版のデータを移入します。
CD-ROMマウントポイント/unx/tool/swtrans [-b 退避先のディレクトリ名] |
[退避先のディレクトリ名]に、(A.2 旧版データの退避)で退避した資産の存在するディレクトリ名を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
設定手順の詳細は、“マウントの設定”を参照してください。
クラスタアプリケーションを作成します。詳細は、“クラスタアプリケーションの作成”を参照してください。
プライマリノードとセカンダリノードで、コンピュータを再起動します。
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