ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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2.2.5 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとIAサーバ間で利用する場合
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとIAサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCE(MSP、XSP、OS/390)にディスクを接続します。
- IAサーバにディスクを接続します。
- XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
- 対象ディスクが、以前NTFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
- 対象ディスクが、別のUNIXやIAサーバやグローバルサーバまたはPRIMEFORCEで使用しているディスクではないか。
- 対象ディスクが、別のUNIXサーバの/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEで、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。
- IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、ディスクの物理ドライブ名を求めます。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCE側で、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとIAサーバの関係を確立させます。
- IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、グローバルサーバまたはPRIMEFORCE側で初期化したディスクを転送用ボリュームとして選択します。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCE側で、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- IAサーバで、XLデータムーバのサービス起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEで、XLデータムーバのサブシステムを起動します。
- IAサーバで、XLデータムーバのサービスを起動します。
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